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【遠藤イヅルの名車カタログ】第12回 モト・グッツィ・V35イモラ(1979)

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  • 2016.10.01

イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。


1921年に創立されたイタリア最古のメーカーとして知られるモト・グッツィ。

同社の象徴として縦置きV型2気筒エンジンがあげられるが、

そのルーツは1950年代に4輪車の「フィアット500(2気筒500cc、18ps)を

パワーアップさせるプランのために開発された700ccVツインエンジンに遡る。


結局その案は流れてしまったのだが、後に軍用の3輪駆動車に採用され、

続いて軍用・警察用バイクとしてこのVツインエンジンを搭載したバイクが

モト・グッツィで生産されることになった。


そして1965年、この高性能バイクは民生化のうえ

「V7」という名称で発売が開始されることに。

現在に至るビッグツイン系モト・グッツィの流れがここから始まった。


1970年代に入り、イタリアでは税制の変更が行われ、

大排気量バイクに高い税金が課せられた一方で、

350cc以下のバイクなら所有しやすくなったために各社がこの税制に合わせたバイクを発売。

モト・グッツィでは新しい「スモールツイン」と呼ばれるVツインエンジンを開発、

これに対応したモデルを数多く販売した。


今回取り上げる「V35イモラ」は1979年に登場したモデルで、

日本の中免制度(400cc)と合致することもあって正規輸入も行われた。

V35イモラには、モト・グッツィの特徴であるシャフトドライブと、

リアブレーキを踏むと前後同時にブレーキがかかるインテグラル・ブレーキも備わっており、

350ccながらもモト・グッツィらしい乗り味をしっかりと持っていたのが特徴だった。


その後V35イモラは、カウルデザインを変更した「イモラ2」に進化したほか、

400ccとした「V40カプリ」「V40タルガ」などもリリースされたが、

現在では中免対応のモデルは発売されていない。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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