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【遠藤イヅルの名車カタログ】第3回カワサキ・500SSマッハⅢ(1969)

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  • 2016.05.12

イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。

カワサキ 500SS MACHⅢ

エンジン:空冷2ストロークピストンバルブ並列3気筒
総排気量:498.7cc 圧縮比:6.8
最高出力:60hp/7,500rpm
最大トルク:5.85kg-m/7,000rpm


カワサキ・マッハと聞いて

胸躍るバイクファンも少なくないと思う。


マッハとは、カワサキが製造していた

2スト3気筒エンジンを持つバイクシリーズ全体を指す愛称で、

これら2スト3気筒バイクには

車名にマッハがついていないものも多いが、

マッハシリーズとして扱うことが多い。


1976年にはKHシリーズ(通称ケッチ)に名称が変更になったが、

このときマッハの定義である2スト3気筒以外のモデルも

KHに含まれるようになった。


1969年、北米で販売を開始した500MachIII H1。

車名の「III」は3気筒を、H1は型式を表していた。


500ccながら60psのハイパワー、

ゼロヨン加速はホンダ・CB750と同等という加速性能、

ピーキーなエンジン特性、盛大な白煙、激しい排気音、

乗り手を選ぶクセのある操縦性など、

すべてが豪快なバイクで、

リーズナブルだったことも手伝い北米でヒット作に。



日本には同年に遅れて導入されたが、

車名は500SSマッハIIIとなった。


1976年にKH500へと移行するも、

1977年には生産が中止されて

マッハシリーズは姿を消していくのだが、

1972年ころから少しずつ設定がマイルド志向になり

KH500ではパワーも52psに落とされていた。


2ストに対する風当たりの強さなどもあって、

マッハの荒馬だったようなキャラクターは失われてしまったのだ。


KHでさえ強烈なバイクなのだから、

マッハの初期型がどんなバイクだったのかは想像に難くない。


なおマッハシリーズはほかに250、350、750の各モデルがあった。

いずれも荒々しく、そして純粋にかっこよかった。

洗練ということばとは少し離れているかもしれないが、

二度と生まれ得ないバイクとしての魅力は計り知れない。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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