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【テリー伊藤の自慢のバイクをブッタ斬り!!】 第2回【CB450K0】

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  • 2016.04.12

実はバイク好きでもある、テリー伊藤さんが自慢のバイクをガンガン斬るこのコーナー。 第2回目はCB450K0&CBX1000です。

  • いやいや、これは凄い・・・

(テリー) いやいや、これは凄いですね!!

新車というか新車以上の輝きですね。

何というバイクですか?


(松本社長)

ええ、これは1965年に発売されたCB450K0なんですが、

世界初の量産DOHCエンジンを搭載しています。

当時北米向けに作られたバイクでして、

当時人気のあったノートンや

トライアンフに対抗するために投入されたんですね。


でもエンジンが良く回って高性能なのは良かったけど、

トルク感などを求めるアメリカ人の好みと合わず、

不人気だったようです。


でもよく見るとすごいバイクで、

エンジンは当時マン島で活躍した

RC166の半分を流用したりしていて

高度な技術力を誇っています。


外観的には、クジラタンクと

ロケットテール(ライト)のデザインが最大の特徴で、

未だに愛好家が多くいますね。

2型になるとロケットテールが変わってしまっていますので、

この1型の希少価値は大きいと思います。


当時は30万を切るぐらいの価格でしたが、

高嶺の花でなかなか買えるものではありませんでしたね。



(テリー) 

ご自分でここまで綺麗にしたんですか?

パーツとかあるんですか?


(松本社長) 

車両の販売の方は、主に息子が担当していまして、

私はお客様のオーダーに応じてレストアなどの仕事をしています。

実はこのCBは自分のなんです。


私は若い時にホンダSFでメカニックに従事していまして、

その社員時代にバイクの補修パーツとかも

結構買ってあったんですよ。


車両を購入すると、補修パーツを揃える癖がありまして、

その後、SFが解散されまして、

私は1983年に独立して販売店を立ち上げたんです。


今回、このCB450K0は約7か月かけてレストアしました。

特に入手しにくいのはゴム製品ですね・・。

タンクのサイドパッドとか、ステップのゴム、

これにはホンダのロゴが入っています。

全てオリジナルの新品にしています。


無いパーツは、やっぱりアメリカで多く販売された関係から、

ネットなどでアメリカから取り寄せることもありますね。



(テリー)

いやー、このタンク、細くてオシャレじゃないですか!

ウィンカーも小ぶりでカッコイイ!! 

ホンダのエンブレムも魅力的ですね。

メカも複雑でなくて、

シンプルなモノ作りがそのまま伝わってくるようですね。

う~ん、このまま乗って帰りたいなぁ・・。

ちょうど私が16歳の時のバイクですかね。

もう最高ですね!! 

走りも良いんですか?


(松本社長)バッチリですね。

エンジンは中まで全て分解して組み直してますので。

170kmでも走行できますよ。

ちょっとエンジンをかけてみましょうか。

(そう言いながらキーを回してセルスイッチを押すとエンジンが一発で始動)


いい音でしょ。

これだけのセッティングはなかなかできませんよ。

仲間とのツーリングも難なく行けますよ。

ブレーキだけは今のバイクと効きが異なるので、

それさえ慣れてしまえば普段の足でもいけますよ。

  • もう1台のCBXは・・・

(テリー)

レストアのオーダーは多いんですか?

ここまで出来るショップさんは少ないんじゃないですか?


(松本社長)

やはり旧車に憧れて来店する方が多いんですが、

私は誰にでも売ったりレストアしたりはしません。

お客様がどのくらい本気なのか、

本当に長くバイクに乗れる方なのか、を話の中で確認して

オーダーを受けますね。


やっぱり、中学生時代とか

高校生時代の憧れだったバイクを手に入れたい!

といった要望が多いですね。

自分の青春時代を蘇らせるバイクなんですかね。

(松本社長)

今日持ってきましたもう一台のCBX1000は、

当店のお客様のものですが、

その方は7台のCBXを所有しているんですよ。


CBXだけの全国組織CBXオーナーズクラブ」がありまして

そのお客様は栃木県の支部長を務めています。


こういった本気で好きな方には、

私も一生懸命にお手伝いしよう!

という気持ちになりますから。

このCBXだって、逆輸入された当時は、

販売価格は200万円くらいしましたので、

なかなか買うことが出来なかったわけですよね。


もっと言えば、本当に好きな方は

このCBXにしても2台持っているケースが多い。

1型と2型とか、色違いとか予備車とか。


なんだかんだで

レストアの依頼は常に何台か入っていまして。

来年やるCB750K0の砂型のレストア待ちもあります。

これまでに砂型だけでも7台レストアしていますよ。

塗装も自分でやってます。

(テリー)

CBXは6発でキャブ調整も難しいんじゃありませんか?


(松本社長)

そうですね。エンジンも下げないと出来ませんね。


私は同調テスターは使いません。

直列6気筒なのでそれぞれの圧縮比も異なりますから

テスターでは無理だと思っています。


虫眼鏡で見ながら、

高さの調整からきちんとやらないと

良い結果は出ません。

私はホンダの旧車なら車からバイクまで

エンジンは全て分解整備できる自信があります。

まさに大人のバイクですね!


バイクに憧れがあっても、

なかなか買うことの出来なかった時代に育った人には

最高のプレゼントですね!


大人になってもう一度青春時代を蘇らせ、

こういうバイクを所有することで勇気や元気ももらえますよね。

だから頑張るぞ!というファイティングポーズが取れる。

とっても良いことですね。


現在のプラスティック多用時代とは異なり、

上品な厚みがありますね。

信頼できるショップ選びも大切なんでしょうね。

安心して20年30年乗れる感じがします。


これからも古き良きバイクをレストアして下さい。

本日はありがとうございました!

制作・協力

制作:バイクの窓口編集部

取材協力:モトハウス マツモト 松本主税社長(栃木県那須塩原市)

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