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テリー伊藤の自慢のバイクをブッタ斬り!! 第6回【Kawasaki Zephyr1100】

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  • 2016.06.28

実はバイク好きでもある、テリー伊藤さんが自慢のバイクをガンガン斬るこのコーナー。 第6回目はカワサキ ゼファー1100です。

  • お客様からの“おまかせ”フルカスタム

(テリー)

うわっ、金箔が入っていますね。スゴイマシンだな。

各部を見れば見るほど手の入ったバイクだということがわかるな。

ここまでやるとはお主、只者ではないわな。これはどうして作ったの?


(月野社長)

はい、テリーさん、良くわかりますね。

実はこれはうちのお客様の「おまかせ」で作った1台なんですよ。

元々自分は、バイクはシンプルに基本機能が大切だと思っていますので、

あまりハデハデには作りません。

これも足回りなどを中心に作り上げています。

塗装も金粉をあしらっていますが、あくまでノーマル色を大切にした色合いにしていますから遠目に見たら

ノーマル車のようにも見えます。


(テリー)

細部までこだわった作りですね。感心するわ。

これだけやるには相当の時間が掛かったんじゃないの?

僕もバイクは好きでよく見るけどここまでカスタムしているマシンは少ないよね。

しかも派手じゃなくて高級感があるしさ。





(月野社長)

このお客様は49歳でZRX1200 ダエグに乗っていたんですが、大事故を起こして入院したんです。

そうしたら入院先の病院から電話をかけてきて注文いただいたんですよ。


それから車両を探して作り始めんたんですが。

これはフレームまで塗装をやり直していますから、

全バラシにしましたので完成までに3か月半ぐらいは掛かりましたね。

エンジンこそノーマルですが、キャブレターはFCRに変えてありますし、

マフラーやセッティングをもちろん変えています。

細かいところでは乗りやすさを考慮してリアを少し下げて車高を下げているんですが、

そうするとフロントのキャスターが立ってしまうのでフロントは18インチから17インチに変更して、

その調整もきちんとやっています。


だからお客様は大満足でダエグよりも乗りやすいと言ってくれています。

今はリアで100psぐらい出ていますからパワー感も全く違うと思います。

多分このあとにエンジンを1135ccか1227ccまで上げていくと思います。


(テリー)

仕上がりも本当に綺麗だし、よく見れば見るほど各パーツが削り出しだったりワンオフだったりするので、

好きな人にとってみるとヨダレが出るくらいのマシンなんだろうね。

これで一体いくらかかったの?


(月野社長)

余り大きな声では言えませんが総額で×××万円ぐらいです。

でもお客様からも満足の声を頂いていますので嬉しいです。


当社はカスタム中心の販売ではないんですよ。大半はノーマル車の販売を行っています。

一応全メーカーを取り扱っていますが、なぜか9割はカワサキ車ですね。

それもゼファー系、GPZ900系、ZX系が大半になります。

こちらからカスタムを勧めることはなく、お客様が求めるならオーダーを受けています。

ただ、ゼファーでレースをやったことから、ゼファー系のお客様が非常に増えてはいますね。


  • 筑波1分切りのモンスターマシン

(テリー)

そしてもう1台ね。これは完全にレーシングバイクね。

これもあなたが作ったわけ?

頑張るね。レースは大変でしょ。

私も見るのは好きだけど勝つためには勝てるマシンとライダーが必要だもんね。




(月野社長)

当社のお客様は結構レース好きが多くて、

プライベートで30人ぐらいがレースに出場しているんですよ。

自分もプライベートで2008年から活動していたんですが、これが勝てないわけですよ。


それでやめようかなとも思ったんですが、勝てないでやめるのもシャクだなと考えて、

全力でやってやろうと思って2012年に「チーム ムーンフィールド」を作りました。

出場クラスが、スーパーモンスターエボリューションクラスというカテゴリーです。

要は空冷マシンで鉄フレーム以外は何でも自由、というものです。


ライダーは以前世界GPで活躍していた新垣敏之選手です。

ライダーの注文も厳しくて細部に至るまでライダーの要望にあわせて作っています。

例えば細かいところだとフロントブレーキキャリパーの取り付けにカラーがついていますが、

制動力を上げるためにこのカラーを0.5mmづつ削って制動力を上げています。

またバンク時に接地しないようクランクカバーやステップ、マフラーに至るまで何回も作りこんでいます。

もちろん、エンジンも1227ccにしてあり、後輪で150ps以上を出せています。


そのかいあって、筑波サーキットで空冷マシンのコースレコードとなる59秒386を記録して

レースも優勝することが出来ました。

空冷マシンが1分の壁を切ったのは初めてです。

歴史に残る記録を作れたことは本当に嬉しかったです。


  • レースの実績を生かして

(テリー)

それは凄いね。本当にレースを続けるということは大変だよね。

勝っても賞金なんか貰えない場合も多いし、お金はどんどん出ていくばかりでしょ。

よくめげずに続けたよ。これからも続けていくの?


(月野社長)

お陰様でスポンサーにも恵まれましたので助かった面はありますが、

一応レース活動は今年でやめようと思っています。  ※取材時は2014年12月


やはりかなりの時間を費やしますので本業にも影響しますし、

何だかんだでかなりの金額をつぎ込みましたから。

結果も残せましたし一応目的は達せましたので一区切りつけることにしました。

スタッフにも負担が大きくのしかかりますし、自分も本業にしっかりと取り組んでいかなければなりません。

新しい事業も始めていますので。


レースは広告宣伝活動にもなったので2014年の営業成績はとても良かったです。

レースを通じて関連業界の方々とのコンタクトも取れるなど、

良かった面も多くありますので、それを今後の事業にも生かしていきたいと考えています。


(テリー)

いいですね。これからも是非お客様に夢と楽しいバイクライフを提供し続けてください。

バイクライダーはバイク屋さん次第で長く乗り続けるか止めちゃうかが決まるくらい

存在感が大きくインパクトがありますので、

私も時間が許せばお店を覗かせて貰いたいと思いますよ。

今日はどうも有難うございました。  

制作・協力

制作:バイクの窓口編集部

取材協力:ムーンフィールド 月野拓代表取締役(東京都江東区)


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