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【一葉的バイクの小窓】vol.3 バイクライフはみんなで楽しくハッピーに!

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  • 2016.11.04

花業界のライター「中村一葉」が語る、女性ライダー目線のコラムです。 愛車はNinja650。

「みんなで楽しくハッピーにやっていきたい。そうじゃないとつまらないでしょ」

  • Ninja650納車 いきなり公道はいくらなんでも・・

バイクの場合、納車は自分でお店まで引き取りに行く。

購入したバイクに乗って自宅まで帰る。

バイクの場合これが普通だという。


やばい。

教習車に通って言えるときにはそこまで考えていなかった。

はじめてのバイク、はじめての公道・・。



ナナさんでは納車時、希望者に『街中レッスン』(有料(成約者にはプレゼント中))のサービスがある。

スタッフが先導して、10分~15分ほど右折、左折、一時停止、踏切、坂道など、

経験しておいた方がよい道をコースに入れて近所をグルグルと走行してくれる。


運転に慣れていてもクラッチの感覚を確かめたいと軽くレッスン(脇で試す程度)をする人もいるという。

街中まで走ってしっかりレッスンするというのは、全体の15%くらいだとか。


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もちろん私はレッスン!


教習所では、三速までしかギアを入れたことがなかった。

レッスン中に初めて四速に入れた。

頭の中で、1、2、3、と数えながら左足の甲を上下させてギアチェンジ。

ええ~い。4っ!

スーッと速度を増して滑り出すような感覚。

わ~、気持ちいい。


調子に乗って、坂道でも四速のまま走っていたら、

ガッガッガッと音を立てて車体が震え失速。

キャ~止まっちゃう。転んじゃう~。

坂の途中で、3、2、1。一度停まって仕切り直し。

危ないよね。ほんと駄目です。こんなこと。

後ろから車が来ていなくて助かった。

先導スタッフから「坂道は一速落としましょうね」と教えていただいた。


坂道でドキドキした後はセルフガソリンスタンド。

そういや、教習所では自分でガソリン入れたことがなかった。

どうやってタンクを開けるの?

教えてもらわなかったら、むりやり操作して鍵を壊していたかも。

ほろ苦い公道デビュー。

このレッスンのおかげで本当に助かった。



Ninja650のエンジンガード。これは絶対必要。

何度も助けてもらっている。

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  • ドキドキのツーリングイベントに参加

─── ナナさんは、サーキット、ツーリング、オフロード運動会、ライディングスクールなどイベント盛り沢山。

楽しそうで参加したいけど、最初は勇気がいりました。

ツーリングで、私のような超初心者がいると大変では?


「大変と思っちゃったら何もできないし、お客様だからって特別扱いしないですよ。

うちのお店から買って頂いているからお客様ではありますが、どちらかというとバイク仲間。

みんなで楽しくハッピーにやっていきたい。そうじゃないとつまらないでしょ」


─── ツーリングでは、前の人を見て、どのようなラインで走れば良いのかとても勉強になりました。

車線変更の時は、後ろに仲間がいて心強いです。

「そうやってどんどん上達してくれたら嬉しいよ。

一葉さん、最初から比べるとずいぶん成長したよね」(笑)

  • バイクライフはみんなで楽しくハッピーに!

─── 社長はいつも、ツーリングイベントの前は下見に行っていると言っていましたね。

「そう、イベントの前には必ず下見に行きます。

道路のコンディションもチェックしておかないとね。

とくに一泊ツーリングだったりすると駐車場が平らじゃなかったりする。

参加メンバーの顔ぶれを見て、集合時間、ルートを考えます。

料理も大事。やっぱり旨くなきゃ。

その他、施設の中や宴会場など、全ての面から盛り上げられるように考えます。

その場でやっつけはできませんからね」


─── 奥さんも一緒に下見に行く?

「いつもというわけではないけど、行きますよ。

だって、参加者には女性もいるので女性の目から見た部分も必要。

それに俺が女性のお風呂とか下見できないでしょ?」(笑)


─── 女性がいるだけで、安心するところがあります。

奥様の存在は、本当にありがたい。

店長さんと息子さんはサービス(整備・カスタム・修理・点検)担当。もちろん車輌販売もね!


─── フリーダムナナとして、理想のお店とは?

「お客様の細かい要望に添える

地元密着型のショップでありたいですね」


─── 細かい要望とは色々あると思うのですが、例えば?

「乗りやすいようにカスタムしてあげる。

改造ではなくてね。

例えば車の場合、シートがスライドしてポジションを選べるでしょ?

バイクは選べない。

メーカーによってはシートの位置が三段階選べるようになっているものもありますが、

自分はカワサキが好きだから、こうしてやって来ています。

基本的に、二輪は趣味のもの。四輪とは違いますよね。

だからこそ、お客様が乗りやすいバイクを作ってあげなくてはいけないと思います。

カスタムといっても限界はあるし、安全が損なわれてはまずい。

その中で最大限お客様の理想に近づける。

それが専門店である我々の使命だと思っています」


─── ところで、ずっと気になっていました。

何故ガチャピンがここに?

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「20年前、“ひらけ!ポンキッキ”という子供番組で、

ガチャピンがスキーやローラーブレイドなど何にでもチャレンジするコーナーがあって、

そのうちのミニバイクレースをうちのお店でやりました。

ガチャピンはうちのお店からエントリーしたの。楽しかったよ」

「それを見ていた常連さんが、買って来てくれたんです。色んな想い出がありますよ」


ガチャピンはナナさんからエントリー。華麗な走りを披露した。


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「今度は海鮮バーベキューツーリング行くよ!」

─── はい。ヨロシクおねがいします!!


バイク購入店がナナさんじゃなかったら、今頃バイクに乗らなくなっていたかもしれない。

ナナさんで買って良かった。心からそう思う。


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株式会社カワサキフリーダムナナ(以下ナナさん)は、八王子市長沼町にある。

京王線長沼駅が最寄りの駅。多摩地区最大級のKawasaki 正規取扱店。

西多摩唯一のKTM正規ディーラー。

本店は八王子市長沼町、東村山市富士見町の二店舗で展開している。

1990年1月15日創業。「成人式の日で覚えやすいからと、この日を選んだのに、

いつのまにか成人式が15日じゃなくなってしまって、えーっていう感じだよね」(笑)

来年の1月で27年になる。親と子、世代を超えたつきあいも。常連客も数多い。

制作・協力

(文・写真)中村一葉(なかむらいちよ)


(協力)株式会社フリーダムナナ本店 http://freedom7-kw.com/

 東京都八王子市長沼町203-5

 営業時間 10:00~19:30

 定休日 毎週木曜、第2、第4水曜



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