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【一葉的バイクの小窓】vol.11 排ガスガードで快適ツーリング

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  • 2017.01.16

大丈夫と思っていても、大気は汚れているから 悪い空気を吸わないように普段から気を付けてみたい。

  • 排気ガスにもアレルギーはあるの?

やってしまった。

喉が痛い。

お腹が痛い。

38.9℃の熱。

どうやら風邪をひいてしまったようだ。


喉が痛いといえば、

ずっと気になっていたことがある。


排気ガスのこと。


バイクを運転するときに、

排気ガスをガンガン吸ってしまってはいないだろうか。


私のヘルメットはフルフェイス。

イメージとしては、外の空気をがっちりガードしてくれそうだが、

そうでもない。下から風が入ってくる。

通気が悪いと、別の意味で苦しくなるだろうから、仕方ないのかもしれない。

当然、シールドを開けると、もろに排気ガスを吸ってしまう。


疲れが溜まっているなどの理由から身体が弱っているときはとくに、

空気が汚れた環境(排気ガス。タバコなど)にいると、

頭痛、腹痛の症状が出たり、嘔吐してしまうことがある。

これが結構辛い。

以前は、なんともなかった。

だから、気のせいかもしれない。


病は気から。

駄目だ、駄目だと思い込んでいると、本当に具合が悪くなってしまう。

大丈夫、大丈夫と思い込めば、何ともないかもしれない。

私はメンタル面を鍛える必要がありそうだ。


でも、大丈夫と思い込んでいても駄目なものもある。

エビとカニ。

子供の頃は大好きだったのに、

大人になってから、甲殻アレルギーになってしまった。

美味しさを覚えているから、目は「食べたい」のだけど

口にすると大変なことになってしまう。


アレルギーは複雑。

気のせいだけではないかもしれない。

  • 排気ガスの成分は?

ところで、排気ガスとは一体何者なのか。


身体に悪いモノということくらいで、

よくわかっていなかった。


ウィキペディアによると、

『ガソリン・軽油などの燃料がエンジンで燃焼したり、

さまざまな化学反応を起こしたりしたことで生ずる気体で、大気中に放出されるものを指す。』

ということ。

以下の地球や身体に悪い影響を及ぼす成分が含まれる。

微粒子や炭酸ガスが原因となって、アレルギーを引き起こしてしまうようだ。


 『排ガス成分』

 一酸化炭素

 炭化水素

 窒素酸化物

 粒子状物質

 二酸化炭素

 硫黄酸化物


日本では、昭和41年から自動車の排出ガスの規制がはじまった。

以降、段階を経て厳しく規制されてきた。

東京都が他の地域に先駆けてディーゼル車の規制がはじまった頃、

私は、東京都にある花き卸売り市場の仕事をしていた。

地方から東京に荷物を搬入する運送業者さんの戸惑いの声を耳にしていた。

「ディーゼルトラックは、市場に入ることができないので、

トラックを買い換えなくてはならないから大変だよ。それも一台じゃないからね」

それぞれの立場の人が、

一生懸命時代の流れに応えようと努力している。

そうやって、時は流れていくのだなと感じた。


今年の秋から、ディーゼル重量車と二輪車の排出基準の強化が実施されるようだ。

バイクも排出ガスを低減するために、

メーカーさんが高い技術を駆使して

新しい時代のバイクを生産していくのだな…。


私たちの未来のために。

  • マスクも進化しているみたい

私が今、愛用しているマスクはネックガードと一体になっていて、

冬は暖かいし、夏はUV対策として重宝している。

でも、もっと効果があるマスクがありそうだ。

調べてみると、高性能なマスクがたくさんあることに驚いた。

ちょっと仰々しいかなと思うような、しっかりしたマスクも市販されている。


カッコ悪くても、身体を守ることの方が大事。

快適なツーリングのためにも、

自分に合ったマスクを探してみようと思う。


まずは風邪を治さなくては…。

ベトナムで購入した布製マスク。

可愛いけど効果はわからない。


制作・協力

(文・写真)中村一葉(なかむらいちよ)

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