他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【一葉的バイクの小窓】vol.18 バイクのロードレースをピットで体験。
- おすすめコラム
- 2017.05.30
レースに参加する幸せ・・、バイクのロードレースをピットで体験。 4/22(土)筑波サーキットで行われた「2017筑波ツーリスト・トロフィー in APRIL」に、ピットからレースに参加してきました。
-
数多あるバイクロードレース
私は、バイクのロードレースといえば、MotoGPと鈴鹿8時間耐久ロードレースを思い浮かべる。
というか、それくらいしか知らなかった。バイク競技には、オンロードレースとオフロードレース、
それにトラックレーシング、トライアルがあって、それぞれ、スピードや運転技術などを競い合う。
掘り下げればとてつもなく数多のレースがあるのですね。
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が公認、承認している競技会は、
なんと年に600もの大会があるのだとか。
私が時折参加しているライディングスクール「SRTT」に、レーシングチームがあると知ったので、
SRTT主催者の内藤栄俊さんに、レースを見に行ってみたいとリクエストした。
内藤さんは、快諾してくれて、しかもスタッフとしてピットに入れるように配慮してくれた。
お邪魔したのは、
4月22日筑波サーキットで開催されたレース『2017筑波ツーリスト・トロフィー in APLIL』
(主催:一般財団法人日本オートスポーツセンター/JASC)
「どんなことでもお手伝いします」という気持ちで臨んだ当日、
私の名目上の役目とは、なんとレースクイーン。
図々しくレースクイーンの札を首から提げて、サーキット内を闊歩。
恥ずかしいけれど、ま、いっか。笑って許してもらおう。
-
参加を楽しむレース
この日のレースは、以下の9クラス編成で行われた。
①NT2&N250F
②NS1&MS1&Terminator's1
③NS2&Terminator's2
④NT1&NB
⑤NM
⑥B.O.T.T(WCT)
⑦KTM390/250CUP
⑧Frontier2
⑨B.O.T.T(ACT)
搭載エンジン、車両などで分けられている。
コンマ一秒の世界で、しのぎを削る。
このレースは、レースへの登龍門的レースで、卒業基準タイムなるものが設けられていて、
1分3秒を切ると、もうこの大会に出場する権利がなくなってしまうとのこと。
また、次のステージでは雰囲気がちょっと変わってくるらしい。
卒業すると、ネクストステージへ。
SRTTレースチームの出場選手は、四名。
若手に紛れ、還暦を迎えたナイスミドルの方が、楽しそうに参加していた。
「バイクはずっとやっていたけど、レースに参加するようになったのは、還暦を過ぎてからだよ」
その方のバイクナンバーは、還暦を表す60だった。
場内を歩いていると、けっこうなご年配の仲睦まじいご夫婦を目にした。
ご主人がレーシングスーツを身に纏い、その傍らでニコニコと寄り添うご婦人。
バイクのある生活が二人にとって至福なのだな…。
ロードレースは観て楽しむものと、参加して楽しむもの、
色々あるのだ。
この日、観戦よりも参戦を楽しむレースもあるのだということを知った。
-
例えば私でも参加できる
基本的に、ロードレースは、ライセンスを手に入れれば誰でも参加することができる。
そう。
こんな私でも、参加することができる。
ついでだけど、
申請すれば、参加する誰もが、レースクイーンを伴うことができる。
極端に言えば、私が10名ほどのレースクイーンを従えて、レースに参戦することだって可能なのだ。
基本的に一人きりではレース参加は難しい。
たくさんの人の力があってはじめて出場できる。
当日参戦しない仲間が手伝い、時間を共有する。
仲間との楽しい語らい。
共通の趣味、目標を持った仲間と過ごす。
みんなみんなとびきりの笑顔だ。
SRTTの出場選手みなさん、素晴らしい結果で終わった。
力いっぱい応援。一体感が心地良い。
喜怒哀楽を肌いっぱいで感じる。
会場は活気に溢れていた。
レースにもカテゴリーが色々ある。
観るのも楽しいけど、参加するって、また全然違って心躍る。
こういう気持ちって大切だな。
連れて来ていただいて、本当に良かった。
SRTTの選手が、表彰台に。
満面の笑み。私も嬉しい。Happyのおすそわけをいただいた感じ。