【一葉的バイクの小窓】vol.5 ハーレーダビッドソン鹿児島へ行ってきた。

運営しているのは株式会社バイクハウス。

ハーレーダビッドソン鹿児島とバイカーズステーションアクティブの二店舗で展開している。

この日は、常務取締役の神水流健二（かみずるけんじ）さんにお話を伺った。

　「気軽に来ていただいて、雰囲気を感じていただければと思います」

お店に気軽に入るなんてとんでもない。

敷居が高くて高くて。

そんなイメージがあった。

清潔に保たれた店内には、重厚な存在感のハーレーが並んでいる。

その傍らには、赤ちゃんから大人までのサイズ豊富なアパレルコーナー。

ライフスタイルまるごと提案。

ハーレー乗りは、バイクの乗り心地やエンジ音のリズムはもちろんのこと、

ハーレーというブランドを愛してやまないのだろうな。

この独特の雰囲気に引き込まれていく。

いやいや、しかしハーレー。

「特に年配の方には、値段が高くて1000万円くらいする印象を持たれている方もいらっしゃいます。

実際には、そこまで高くない。車体本体価格は100万円台からあるとお伝えすると驚かれます」

自分勝手な思い込みで、自分勝手に遠い存在にしているところがある。

これなら私にも手が届くかも…。

そうだったんだ。

ちょっと胸がキュンとした。

恋の予感？

大型二輪免許を取る理由に、ハーレーに乗りたいから。という人が多い。

私が教習所で出逢った50代のセレブ女性も、免許を取ったらハーレーに乗るのよと言っていた。

バイクに乗りたいではなく、あくまでハーレーに乗りたいという気持ちらしい。

「男性より女性のほうが、そのような願望が強いですね」

店内に展示されていた黄色の車体が目に付いた。

タンポポみたいな明るい黄色。

ボディもスマートで、私でも取り回しできそう。

わ～、これ可愛い。

ハーレーダビッドソン　フォーティーエイト。

神水流さんも太鼓判。

「この黄色は今年出たモデルなんですよ。女性にもオススメです」

どんな乗り心地なのだろう。

どんなエンジン音でささやいてくれるのだろう。

もっと知りたくなった。

ん～。

恋だな、こりゃ。

販売のプラスになることを積極的に行っている。

「確かに入りにくいところはあると思います。ですから、自分たちから外に出て、

気軽に見ていたたけるようなイベントを展開してアプローチしています」

今年9月、鹿児島港にあるイベント会場ドルフィンポートで、展示イベントを行った。

「全部自分たちでやりました。試乗車13、展示27、全部で40台。

搬入は良かったのですが、撤収が大変でしたよ」

一台でも迫力あるのに、40台集結とは圧巻。さらに、ドルフィンポートの駐輪場には、

ハーレーダビッドソンユーザーが、なんと最大150台以上だったとのこと。

「女子高生が興味を示して、乗りたいと言って来ました。スタッフが支えて、

またがせてあげたのですが、とても嬉しそうでした。満足して帰った姿を見て、

若い女性にも興味を持ってもらっていることが嬉しかったです」

次回は11月27日。『第11回志布志市ふるさとまつり』で展示。

http://www.kagoshima-kankou.com/event/51923/

「同じ日に、弊社の年一回行われるアニバーサリーツーリングがあって、

お客様もふるさとまつり会場に向かう予定です。

このツーリングは、例年約２００台以上のハーレーダビッドソンが集まるんですよ」

わあ、アメイジング！

■ ハーレーダビッドソン鹿児島　 http://www.hd-kagoshima.com/

　〒899-5651 鹿児島県姶良市脇元212-1

　TEL：0995-64-5330　　定休日　毎週水曜日

　鹿児島県姶良ＩＣから３㎞、国道10号バイパス沿いにあるハーレーダビッドソン鹿児島。

　ツーリングイベントなど、ハーレーを楽しむイベント満載。

ガレージ9800円。 鹿児島市街地はマンションが多く、大きなバイク置き場に困っている人も多い。

駐車場は24時間開放しているので、オーナーは、ここまで車で来て、ハーレーに乗り換えて出掛けることができる。

仲間との待ち合わせ、ツーリングの出発地点として、とても便利に使っているのだとか。