バイク免許 アイキャッチ画像

バイクを運転するためには、バイクの免許を取る必要があります。バイク免許にはいくつかの種類があるほか、年齢条件が設定されています。

これから免許を取ろうと考えている方のなかには、何歳になれば免許を取れるのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回はバイクの免許を取れる年齢を紹介。また免許を取るのに掛かる費用や時間、高校生でも取得できるのかについても紹介するので、参考にしてみてください。

バイクの免許を取れる年齢を紹介します。また、年齢に関してよくある疑問についても解説します。

バイク免許を取れる年齢と疑問への回答
  • 免許の種類によって取れる年齢は異なる
  • 年齢条件があるが学生かどうかは関係ない
  • 年齢条件があるが何年生かは関係ない
  • 条件の年齢になる前に教習所に入校することは可能

免許の種類によって取れる年齢は異なる

バイクの免許にはいくつかの種類があり、免許の種類によって取れる年齢は違います。免許の種類と年齢条件は下記のとおりです。

免許の種類 取れる年齢
・原付
・普通二輪(小型限定、AT小型限定、AT限定含む)
16歳
・大型二輪(AT限定含む) 18歳

多くの免許は16歳から取れる一方、大型の免許は18歳から取ることができます。なお、年齢以外の条件は下記のとおりです。

免許をとるための4つの条件
  • 視力が両眼で0.7以上で、左右の視力が0.3以上であること
  • 片目の視力が0.3に満たない、または片目が見えない場合は他眼の視野が左右150度以上・視力が0.7以上であること
  • 赤と青と黄の識別ができること
  • 日常会話が聞き取れる聴力があり、10mの距離で90デシベルの音が聞き取れること(補聴器の使用は可能)

年齢条件があるが学生かどうかは関係ない

学生

免許取るための条件に年齢が含まれていますが、学生であるかどうかについては条件の設定がありません。

 つまり、たとえ高校生であっても、年齢やその他の条件を満たしている場合は免許を取れるということです。

一般的な学年と年齢の関係で考えれば、高校1年生で16歳に、高校3年生のときに18歳になります。

例えば、16歳で原付免許を取り、その後学校から許可が下りるのであれば、原付で学校に通うことも可能なのです。

年齢条件があるが何年生かは関係ない

ただし、注意したい点が1つあります。それは、免許を取る条件となっているのは、あくまでも年齢条件であるということです。

 つまり、免許を取りたいときに「何年生であるか」は全く関係ありません。

例えば4月1日に誕生日を迎える高校1年生は、入学式の時点で16歳に達しているので免許を取れます。

しかし、3月31日に誕生日を迎える人は、年度が終わる直前まで15歳のままで高校1年生です。この場合、3月31日を迎えて16歳になるまで免許は取れません。

学年ではなく実年齢が条件の1つであるということを理解しておきましょう。

条件の年齢になる前に教習所に入校することは可能

学校の廊下

バイクの免許を取れる年齢は16歳または18歳になっていますが、その前に教習所に入校できます。例えば、16歳で取れる免許を取得する場合、15歳でも教習所に入校できるのです。

 ただし、卒業検定(技能最終試験)を受けるときには16歳である必要があります。

教習所に入校できるタイミングは教習所ごとに異なり、16歳・18歳の誕生日の1カ月前から入校できる場合や、1週間前から入校できる場合などさまざまです。

利用する教習所に確認を取っておきましょう。

バイクの免許の7つの種類

次に、バイクの免許の種類を見てみましょう。バイクの免許には排気量や条件などによって下記の種類があります。

バイク免許の7つの種類
  • 原付(~50㏄)
  • 小型限定普通二輪(~125㏄)
  • AT小型限定普通二輪(~125㏄)
  • 普通二輪(~400㏄)
  • AT限定普通二輪(~400㏄)
  • 大型二輪(400㏄~)
  • AT限定大型二輪(400㏄~)

バイク免許の種類と運転できる車種

バイクの種類と運転できるバイクをまとめると下記のようになります。

~50㏄ ~125㏄ ~400㏄ 400㏄超え
原付 × × ×
小型限定普通二輪(AT限定含む) × ×
普通二輪(AT限定含む) ×
大型二輪(AT限定含む)

原付を除き、免許の種類による総排気量以下のバイクであれば、乗車することが可能です。

ただし、AT限定免許を所持している場合、排気量が小さくてもオートマチック者にしか乗ることはできません。

原付

青いスクーター

50㏄以下のバイクに乗れるのが原付免許です。バイクのなかでは最も総排気量が少なく、価格も手ごろであることから人気のあるバイクです。

ただし、2人乗りは不可、時速30kmの速度制限、高速道路で運転不可などの決まりがあります。

小型限定普通二輪

50㏄~125㏄のバイクに乗れるのが小型限定普通二輪免許です。原付2種とも呼ばれています。

 原付のような時速30kmの速度制限はなく、免許を取ってから1年以上経過すると、一般道で2人乗りも可能です。

一方で、高速道路での走行はできません。

デザイン性に富んだモデルが多く販売されており、日常生活や通学などで使い勝手のいいバイクといえるでしょう。

AT小型限定普通二輪

50㏄~125㏄オートマチックバイクに限定して乗れるのがAT小型限定普通二輪免許です。クラッチ操作に自信がない方や、小型二輪のバイクを手軽に取得したい方におすすめできます。

こちらも免許を取ってから1年以上経過すると2人乗りができます。また、高速道路での走行は不可能ですよ。

普通二輪

オレンジのバイク

125㏄~400㏄のバイクに乗れるのが普通二輪免許です。高速道路での走行も可能になり、行動範囲が広がります。

バイク免許のなかでも最も多く取得される免許であり、さまざまなスタイルのバイクがたくさん販売されています。

AT限定普通二輪

125㏄~400㏄のオートマチック車に乗れるのがAT限定普通二輪免許です。オートマチック車限定であること以外に、普通二輪車との違いはありません。

免許を取れれば人気の高いビッグスクーターも乗車可能です。

大型二輪

シャッターの前のバイク

400㏄を超えるバイクに乗れるのが大型二輪免許。昔は一発試験に合格するしか取れない免許で、司法試験に受かるよりも難しいといわれていました。

 しかし、1996年からは大型二輪免許の教習を教習所で受けられるようになり、比較的簡単に取れるようになったことから、同免許の所有者が飛躍的に増加した過去があります。

大型二輪免許でも免許取得から1年以上経過すれば、2人乗りが可能です。

また、バイク自体が大きく重くなることから、運転が難しくなる特徴がありますよ。

AT限定大型二輪

400㏄を超えるオートマチック車に乗れるのがAT限定大型二輪免許です。

オートマチック車限定であること以外は大型二輪免許との違いはありません。

バイクの免許の取り方

いくつものライセンス

バイク免許の取り方を紹介します。具体的な免許の取り方は以下の2つです。

バイク免許の2つの取り方
  • 教習所に通って取得する
  • 一発試験で取得する

教習所に通って取得する

颯爽と走る人

教習所に通って取るのが1つめの方法です。公安委員会から指定を受けた指定自動車教習所や、公安委員会に届出を出している教習所に入校することで、必要な教習を受けられます。

  1. 教習所に入校または自動車学校に入学する
  2. 適性検査を受ける
  3. 学科教習と技能教習を受ける
  4. 卒業検定を受ける
  5. 住民票のある各試験場で適性検査・本免許学科試験を受ける
  6. 合格すれば免許証が交付される

    教習所に通学する方法と、合宿免許に参加する方法があり、通学なら約15日、合宿なら約8日できます。

    また、普通自動車免許を所持している場合は、学科教習の時間が短縮されるので、より早く免許を取れますよ。

    一発試験で取得する

    もう1つの方法が、一発試験で取る方法です。一発試験では、免許試験場でいきなり試験を受けて免許を取れます。

    1. 住民票のある各試験場で適性検査・学科試験を受ける(普通免許所有者は免除)
    2. 技能教習を受けて、試験に合格する
    3. 取得時講習を受ける
    4. 応急救護講習を受ける
    5. 免許が交付される

    過去に免許の取得経験があり、何らかの事情で免許が失効した場合のように、運転に慣れている方に向いている方法といえます。

    試験場のコースを初めて走行しなければならず、運転技術も必要になるので、初心者の方にはおすすめできません。

    原付免許の取得方法

    原付免許は各都道府県の運転免許センターでのみ取ることができます。現地で実施される原付講習(3時間)を受けることで取得可能です。

    1. 適性試験
    2. 学科試験
    3. 原付講習
    4. 原付免許交付

      最短で1日あれば免許を取得できるのがポイントです。

      免許の取得に必要な教習時間

      時計とお金

      バイクの免許を取るのに必要な教習時間は下記のとおりです。

      免許の種類 学科教習 技能教習 総教習時間
      普通自動二輪(小型限定) 26時限 12時限 38時間
      普通自動二輪(AT小型限定) 26時限 9時限 35時間
      普通二輪 26時限 19時限 45時間
      普通二輪(AT限定) 26時限 15時限 41時間
      大型二輪 26時限 36時限 62時間
      大型二輪(AT限定) 26時限 29時限 55時間

      1日で受講できる技能教習のコマ数は教習所によって異なり、学科教習は1日に何コマでも受講できるケースが多いです。

      限定解除に必要な教習時間

      AT限定免許を取得していて、限定を解除するのに必要な教習時間は下記のようになります。

      現有免許 限定解除後の免許 教習時限数
      AT小型限定普通二輪 小型限定普通二輪 4時限
      普通二輪 8時限
      AT限定普通二輪 5時限
      小型限定普通二輪 AT限定普通二輪 3時限
      普通二輪 5時限
      AT限定普通二輪 普通二輪 5時限
      AT限定大型二輪 大型二輪 8時限

      どの免許を取るかで必要な教習時間が違うため、事前に確認しておきましょう。

      バイク免許取得に必要な費用

      お金

      次に、バイク免許を取るのに掛かる費用の内訳は下記のとおりです。

      必要な費用の内訳
      • 免許取得料
      • 教習費用

      免許取得料

      実際に免許が交付されるタイミングで必要になるのが、免許取得料です。

       免許取得料は教習所を利用した場合と一発試験とで金額が異なります。

      教習所を利用した場合の費用は、免許の種類に関わらず下記のとおりです。

      免許取得料の内訳
      • 受験料:1,750円
      • 交付手数料:2,050円
      • 合計金額:3,800円

      次に、一発試験での費用は下記のとおりです。

      一発試験の費用
      • 受験料:2,600円
      • 試験車使用料:1,450円
      • 交付手数料:2,050円
      • 取得時講習料:12,000円(AT限定含む大型二輪免許では12,450円)
      • 応急救護講習料:4,200円
      • 合計金額:22,300円(AT限定含む大型二輪免許では合計22,750円)

      教習費用

      学費

      免許の種類別の教習費用の相場は下記のとおりです。

      免許の種類 費用相場
      普通自動二輪(小型限定) 約7万円~約21万円
      AT限定普通自動二輪(小型限定) 約7万円~約18万円
      普通二輪 約9万円~約24万円
      AT限定普通二輪 約8万円~約20万円
      大型二輪 約21万円~約32万円
      AT限定大型二輪 約22万円~約28万円

      教習所サーチで全国の教習所の費用をリサーチ※免許を所持していない条件で検索
      ※2022年3月末時点でのデータ

      所持している免許や取得したい免許の種類によって、教習料金は大きく変動します。

      実際に免許を取得する場合は、教習費用は必ず確認するようにしてください。

      16歳から18歳で免許を取る場合に知っておきたい3つのこと

      バイクの免許を取れる年齢は、大型二輪免許(AT限定含む)が18歳以上、その他の免許が16歳以上となっています。

      ここでは16歳から18歳の方で免許取ることを考えている方に向けて、知っておきたいポイントを3つ紹介します。具体的は下記のポイントにについて理解しておきましょう。

      知っておきたい3つのポイント
      • 高校によっては許可が必要なケースがある
      • 教習所が学校に知らせることはない
      • バイク免許取得に許可がなかなか下りない理由

      高校によっては許可が必要なケースがある

      教室の風景

      通っている高校によっては、免許の取得を学校に許可してもらう必要があります。バイク免許の取得条件に学生かどうかの基準はありませんので、高校生には免許を取得できる権利があります。

      ただし、校則によって免許の取得に許可が必要になっている場合、隠れて興趣所に通っていることがバレると処分を受けなければなりません。

       場合によっては停学や近親などの処分が下されることもあり、就職や進学に影響する可能性もあります。

      許可制の場合は、申請を早く出しても許可が下りるのが10月頃と遅くなるケースが多いのが難点です。

      ですが、校則に従うことの方が重要ですので、まずは高校に相談して理確認したりすることをおすすめしますよ。

      教習所が学校に知らせることはない

      16歳以上や18歳以上の高校生が教習所に通う場合、学校にバレないかを気にするケースが多いといわれています。一般的な認識として、教習所から高校に連絡を入れることはほとんどありません。

       教習所が確認したいのは、免許取得可能な年齢かどうかと、親権者に許可を得ているかどうか、という点のみです。

      ただし、送迎中に学校の関係者に見られたり、かばんの中から教則本が出てきたりすることで教習所に通っていることがバレることも十分に考えられます。

      高校生での免許取得については、十分に検討することをおすすめしますよ。

      バイク免許取得に許可がなかなか下りない理由

      ハンコや書類

      バイクの免許取得に学校の許可がいる場合、申請を出しても許可が下りるのが遅くなりやすいことを解説しました。その理由は、学校側には学生の将来を最優先に考えた方針を示す必要があるからです。

       高校生にとっての最優先事項は学業と安全性です。

      教習所に通うことで授業に影響を及ぼしたり、免許取得後に事故を起こしたりする可能性を否定できないため、簡単に許可するわけにはいかないのです。

      免許を取り気持ちは十分理解できますが、学校側の考えについても把握しておいた方がいいでしょう。

      まとめ

      今回はバイクの免許を取れる年齢や費用などについて見てきました。免許の種類によって取れる年齢は異なり、教習所に通ったり、試験場での一発試験を受けたりして取得できます。

      また、免許を取るには教習費用や免許取得料などの費用が発生します。

      さらに、バイク免許は高校生でも取得できますが、学校の校則で免許取得に許可が必要になる場合もありますので、必ず確認するようにしましょう。

      バイクの免許を取りたいと考えている方は、本記事を参考に理解を深めておきましょう。

      ・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
      ・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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