
自動車保険への加入を検討するにあたって、一体どれくらいの費用がかかるかは気になるところです。必要なものですが毎月の出費になるため、事前にどれくらいかかるのか把握しておきたい人も多いでしょう。
そこで今回は、年代別に自動車保険の月額相場はいくらになるかを調査していきます。また、はじめて自動車保険に加入する6等級の目安や、保険の選び方も解説します。

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目次
自動車保険相場|20代・30代・40代・50代別に紹介
保険に加入する際、保険料がいくらになるのかが特に気になるポイントだと言えます。ここでは各年代別に、保険料はどれくらいかかるかをそれぞれの条件に基づいて算出します。
※イーデザイン損保の自動車保険1クリック概算保険料見積もりをもとに算出(https://www.edsp.co.jp/lp/shisan/)
※保険料は2021年9月6日時点のものです
20代の自動車保険相場
20代は21歳以上と26歳以上という区分に分けられています。まず、21歳以上で以下の条件を指定した際の保険料相場を算出しました。
21歳ではゴールド免許でないケースも多いため免許の色はブルーを、初めて自動車保険に加入すると想定して等級は6を指定しました。
車の種類 | 3ナンバー |
---|---|
運転手の免許証の色 | ブルー |
車の使用目的 | 日常・レジャー |
運転する人の範囲 | メインで運転する人だけ |
等級 | 6等級 |
過去1年間の走行距離 | 3,000km~5,000km以下 |
車両保険の有無 | 無し |
概算価格 | 35,740円/年間 |
あくまで概算価格となります。なお年齢が26歳以上でゴールド免許となれば概算保険料は28,020円/年間です。
30代の自動車保険相場
30代になると家族を持つ人が増え、配偶者にも保険を適用させたい人も多くなるのではないでしょうか。これを踏まえ、以下の条件で保険料の相場を算出します。等級は13を指定しました。
車の種類 | 3ナンバー |
---|---|
運転手の免許証の色 | ゴールド |
車の使用目的 | 日常・レジャー |
運転する人の範囲 | メインで運転する人+配偶者 |
等級 | 13等級 |
過去1年間の走行距離 | 3,000km~5,000km以下 |
車両保険の有無 | 無し |
概算価格 | 17,810円/年間 |
本人だけでなく配偶者にも保険の範囲を広げたことで、本人のみよりは若干高くなります。
40代の自動車保険相場
40代は後半にさしかかると子どもが車を運転できる年齢になる人も多くなってくるため、メインで運転する人に加えて家族も対象にする場合が考えられるでしょう。
運転する人の範囲を家族に広げた場合の40代の保険料相場は以下のとおりです。等級は18を指定しました。
車の種類 | 3ナンバー |
---|---|
運転手の免許証の色 | ゴールド |
車の使用目的 | 日常・レジャー |
運転する人の範囲 | メインで運転する人+家族 |
等級 | 18等級 |
過去1年間の走行距離 | 3,000km~5,000km以下 |
車両保険の有無 | 無し |
概算価格 | 16,990円/年間 |
保険料は高くなりますが、家族まで補償範囲を広げることで万が一にも備えられます。
50代の自動車保険相場
50代になり、車を使う人の範囲が広くなったと仮定して、「運転する人の範囲を限定しない」場合として算出してみましょう。等級は20を指定しました。
車の種類 | 3ナンバー |
---|---|
運転手の免許証の色 | ゴールド |
車の使用目的 | 日常・レジャー |
運転する人の範囲 | 限定しない |
等級 | 20等級 |
過去1年間の走行距離 | 3,000km~5,000km以下 |
車両保険の有無 | 無し |
概算価格 | 14,900円/年間 |
なお、仮に勤務先で役職に就き車通勤をするようになった場合は、概算保険料が15,890円にまでアップします。
【6等級】はじめて自動車保険に加入する場合の相場
はじめて保険に加入する場合は、原則6等級で算出されます。6等級の人が自動車保険に加入した場合、以下の条件での概算価格を算出しました。
車の種類 | 3ナンバー |
---|---|
運転手の免許証の色 | ゴールド |
車の使用目的 | 日常・レジャー |
運転する人の範囲 | メインで運転する人だけ |
等級 | 6等級 |
過去1年間の走行距離 | 3,000km~5,000km以下 |
車両保険の有無 | 無し |
概算価格 |
|
車の用途や走行距離、免許証の色などの各条件が異なれば保険料は変動します。そのため、あくまで目安として把握しておくのが良いでしょう。
自動車保険の選び方
自動車保険には適切な選び方があります。ここでは以下の4つのポイントを紹介します。
- 補償内容の充実度
- 保険料
- 事故対応力
- 代理店型・ネット型
1.補償内容の充実度
自動車保険を選択するにあたって、やはり補償内容の充実度が重要です。安心を得るためにも、事前に各保険会社の補償内容についてはしっかりとチェックしておきましょう。
主な基本補償
- 対人・対物賠償責任保険
- 人身傷害補償保険
- 搭乗者傷害保険
- 無保険車傷害保険
- 車両保険
上記が主な基本補償となっており、これらに加えて補償内容を自身で選択できる場合があります。
自分にとって必要な補償を付けられるタイプの保険が多くなっており、一人ひとりに合わせやすい点は契約する側にとって大変魅力的です。
2.保険料
保険料がいくらかかるかによって、保険選びは大きく変わってきます。少しでも安いものを選びたい人も多いでしょう。
必要な補償を付帯しつつ、どれだけ保険料を抑えられるかが重要です。事前に基本補償と選ぶ補償などを整理しておくと、最適な保険を選びやすいでしょう。
3.事故対応力
万が一事故を起こした場合の対応力は、極めて重要な判断材料です。各社でサービス内容が異なるため、自分が求める条件を満たしているかを把握しておく必要があります。
主な事故対応
- 事故相手との折衝
- 修理工場・病院等の手配
- 相手方保険会社との連絡
- ロードアシスタンス
事故を起こしてしまうと冷静さを欠いてしまうだけでなく、不慣れな対応をしなければならず、自分ひとりでは適切な対処が難しいです。
また、ロードアシスタンスについてもしっかりと調べておきましょう。緊急時対応の迅速さ・丁寧さは、もしもの時の心強さにも関わってきます。
4.代理店型・ネット型
自動車保険は代理店型とネット型に分かれます。それぞれの特徴について見ていきましょう。
代理店型 | ネット型 | |
---|---|---|
加入方法 |
|
WEB・電話などで直接申し込み |
補償内容の決め方 | 代理店担当者に相談しながら決定 | 自身でWEBにて決定(保険会社に相談可能) |
事故対応 |
|
|
保険料は、代理店型は代理店手数料が発生するため、基本的にネット型より高めに設定されています。そのため、料金ではネット型がおすすめですが、手続き時の手厚いサポートは期待できません。
以下にそれぞれの保険が向いている人の特徴をまとめたのでご参照ください。
向いている保険の種類
- 代理店型:対面で話を聞きたい・手続きのサポートが欲しい
- ネット型:保険料を抑えたい・対面手続きが煩わしい
保険料が決まるポイント
自動車保険の保険料は、主に以下の6項目で決まります。
- 事故の有無
- 補償内容
- 運転手の条件
- 車の使用目的
- 走行距離
- 車の条件
1.事故の有無
前に契約していた保険がある場合、事故の有無によって保険料が変わってきます。自動車保険の保険料は等級により異なり、1等級~20等級まであります。
はじめて保険に加入する場合は原則6等級になります。
なお、等級は仮に契約してから1年間使わなかった場合は1等級上がり、その分割引率もアップします。逆に事故をして保険を使った場合は、等級が下がるという仕組みです。
2.補償内容
補償内容も保険料には大きく関係する要素で、基本的には内容が充実しているほど高くなります。また、補償内容の範囲がメインで運転する人だけなのか、配偶者や家族も含むのかも影響します。
親族だけでなく友人や知人なども含められる場合もあります。また、補償範囲となる人物だけでなく年齢も範囲により保険料が異なります。
3.運転手の条件
運転手の条件として、免許証の色は保険料に関わる要素となります。運転免許証は以下の3カラーがあり、割引率が変わってくるのです。
一般的にはグリーンのドライバーは運転能力がそこまで備わっていないことから、保険料の割引率は低めの設定です。
一方、ゴールドのドライバーは事故を起こす確率が低いことから、保険料の割引率は高くなっている場合がほとんどです。
4.車の使用目的
車をどういったときに使用するかによっても保険料は左右されます。一般的には、以下の使用目的に分けられているため、保険料の高い・安いを判断する要素として把握しておきましょう。
区分 | 一般的な保険料の設定 |
---|---|
主に日常・レジャー | リスクが低いことから安い設定 |
主に通勤・通学 | リスクが決して低くないため安くはない設定 |
主に業務 | リスクが想定されるため高い設定 |
あくまで一例にしか過ぎませんが、車の運転頻度が高いほど事故のリスクは上がるため、それに伴い保険料も高めに設定されています。
5.走行距離
走行距離に応じて保険料が変わります。一般に、走行距離が短いほど事故を起こす確率は下がるため、保険料が安くなります。
基本的には過去1年間の走行距離に応じて保険料が算出されるようになっており、無駄なく一人ひとりに合わせた設定となる点は魅力的です。
6.車の条件
保険料は所有する車によっても異なります。車種や型式により異なり、自家用の普通乗用車や小型乗用車、軽四輪乗用車の場合は、型式ごとに料率クラスが設定されていることがほとんどです。
ドライバーだけでなく車体自体も保険料に関係してくるため、事前に割引制度に反映されるかを確認しておきましょう。
保険料が高い人・安い人の特徴
保険料が高い人・安い人の特徴として、主に以下のように分けられます。あくまで目安となりますので、参考として捉えておきましょう。
保険料 | 使用目的 | 年間走行距離 |
---|---|---|
低 | 日常・レジャー | 3,000km以下 |
中 | 通勤・通学使用 | 5,000km~10,000km以下 |
高 | 業務使用 | 10,000km~15,000km |
普段からどのような使い方をしているかで保険料は大きく変わります。
よくある質問
まとめ
この記事では、年代別に分けて自動車保険の月額相場はいくらになるかを調査し、6等級の人がはじめて自動車保険に加入する場合の目安や、保険の選び方なども解説しました。
保険料は車両保険の有無や免許のカラー、年齢によっても大きく変わります。
本記事でご紹介した相場価格はあくまで目安なので、自身の用途やマイカー情報などを踏まえて、きちんと事前にシミュレーションすることをおすすめします。