ダイハツタントの値引き額はどれくらい?安くするコツも解説

タントは2003年に「幸せ家族空間」をコンセプトに誕生した軽自動車です。扱いやすい車であることから幅広い世代に親しまれており、人気車種の1つでもあります。

そのため、ダイハツタントの値引き額はどれくらいなのか知りたい方は少なくないでしょう。また、「もっと安く購入できないのか」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ダイハツタントの値引き額について詳しくまとめていきます。

安くできるポイントはないのかなども併せてご紹介していくので、タントの購入を検討している方は参考にしてみてください。

ダイハツタントの値引き相場・情報

タントの値引き額の相場

ミニカーと現金

金額
車両本体価格 124万3,000円〜176万5,500円
平均値引き額(装備付属品込) 17.0万円
限界値引き額(装備付属品込) 35万円
車両本体値引き目標額 17万円
値引き額目標額(装備付属品込) 20万円
値引きの難易度 優しい〜普通

ダイハツタントの値引き額の相場をリサーチしてみたところ約17万円前後だと分かりました。ダイハツ工業の公式サイトによると、車体本体価格が約124〜176万円なので約10%の値引き率だと言えるでしょう。

なお、ダイハツタントは他の車種と比べると、値引きの難易度が比較的ゆるい傾向にあります。それは、ダイハツ工業以外の軽自動車でも競合車種が豊富に揃っているからです。

 日本にある約4割の車が軽自動車に分類されると言われており、競合の人気車種があふれています。各自動車メーカーは少しでも利益を上げるために、車を売りさばかなければいけません。

どんどん販売しなければいけないからこそ、値引きの難易度が下がっているのです。そのため、初めて値引き交渉する方でもダイハツタントなら挑戦しやすいでしょう。

車両の一部改良により、2021年1月ごろは値引きしにくい時期もありましたが、2月以降は値引きの難易度がまた下がっています。

タントのオプション代を含めた値引きの限度額は35万円

現金

タントの装備付属品込みでの限界値引き額は35万円であることがリサーチした結果から分かりました。計算すると、オプションは約20〜30%引きになるので、大きく値引きできるチャンスです。

 35万円は値引きの限界額なので、最大割引を交渉で持ち込むにはテクニックが必要です。

しかし、35万円までは値引きしてもらえるチャンスがあるということなので、積極的に挑戦してみましょう。

最も多い値引き額は10万円台ですが、それ以上の値引きに成功している方もいるので、どんどん交渉してみることがおすすめです。

ダイハツタントの値引き目標額はグレード別に異なる

契約書を書く

ダイハツタントの値引き目標額はグレード別に異なり、グレードは主に5種類あります。グレードによって、誤発進を抑制する機能や歩行者検知時に急ブレーキがかかる機能などを搭載していることが特徴です。

そこで、グレード別の車両価格と目標額を以下の表にまとめました。

タントのグレード 車両価格(税込) 目標額(税込)
Xターボ※1 2WD:1,666,500円
4WD:1,787,500円
2WD:1,499,850円
4WD:1,608,750円
X

2WD:1,490,500円
4WD:1,617,000円

2WD:1,341,450円
4WD:1,455,300円
X “スペシャル” 2WD:1,408,000円
4WD:1,534,500円
2WD:1,267,200円
4WD:1,381,050円
L 2WD:1,342,000円
4WD:1,468,500円
2WD:1,207,800円
4WD:1,321,650円
L(スマートアシスト非装着車) 2WD:1,243,000円
4WD:1,369,500円
2WD:1,118,700円
4WD:1,232,550円
カスタムRS“スタイルセレクション” 2WD:1,903,000円
4WD:2,024,000円
2WD:1,712,700円
4WD:1,821,600円
カスタムRS 2WD:1,875,500円
4WD:1,996,500円
2WD:1,687,950円
4WD:1,796,850円
カスタムX“スタイルセレクション” 2WD:1,749,000円
4WD:1,870,000円
2WD:1,574,100円
4WD:1,683,000円
カスタムX 2WD:1,721,500円
4WD:1,842,500円
2WD:1,549,350円
4WD:1,658,250円
公式サイトで掲載されている車両価格をもとに、目標額を計算した結果が上記の表です。グレードによって値引きの難易度は異なりますが、約10%の値引きを目標にしておくと良いでしょう。

無理な目標額ではないので、交渉が初めての方や苦手な方でも挑戦しやすいはずです。

ダイハツタントの値引きを限界まで引き上げる5つの方法

ダイハツタントの値引きを引き上げる方法
  • 競合車種の相見積もりをもらう
  • 販売店同士を競わせる
  • オプション装備の値引きを交渉する
  • アンケートや営業マンの質問に素直に答えすぎない
  • 値引きされやすいタイミングを狙う

競合車種の相見積もりをもらう

書類の作成

値引き額を最大限に引き上げるためにも、競合車種の相見積もりをもらいましょう。ダイハツタントの競合車を引き合いに出すことで、値引きの交渉が有利になる場合があります。

なお、ダイハツタントの競合車としては、ホンダのN-BOX・スズキのスペーシア・スバルのシフォン(タントの兄弟車)・日産のデイズルークスなどを引き合いに出すことが可能です。

 特にホンダのN-BOXはダイハツタント最大のライバルとも言われているので、交渉する際に引き合いに出せば、有利に交渉を進められる可能性があります。

そのため、交渉を自分主導で進めるためにもホンダN-BOXの見積もりを準備しておくと良いでしょう。

そして、交渉する際は「ホンダのN-BOXを第一希望として考えているのだけれど、タントを〇〇円まで下げてくれるならこちらを購入します」と切り出すのがおすすめです。

他の競合車を引き合いに出す場合も、同じような切り出し方で交渉を進められます。

販売店同士を競わせる

ビルが立ち並ぶ

タントを値引きしたいなら販売店同士で競わせる方法も有効です。同じダイハツの車を扱うディーラーでも、経営する会社が異なる場合は少なくありません。

経営する会社が異なれば、車を販売した会社に利益が入ります。そのため、車販売で得られる利益を手に入れるためにも「自分のところで買ってもらいたい」と会社側は考えているのです。

 販売店同士を競わせることで、値引き率を最大限に引き出せる可能性が高くなるでしょう。

なお、基本的にダイハツでは各都道府県に正規ディーラーを1つ構えています。それだけではなく、サブディーラーと呼ばれている販売会社は多くあるのです。

交渉する際はサブディーラーで、「正規ディーラーで交渉したけど、あまり値引きしてもらえなかった」と切り出すと、自分が目標とする値引き額を狙える可能性が高まります。

ディーラーにも種類があることを覚えておくと、交渉を有利に進められるでしょう。

オプション装備の値引きを交渉する

車についてネットで調査する

ダイハツタントの値引き額を増やしたいなら、オプション装備の値引きを交渉する方法も有効です。オプションの方が値引き額は大きく、総額すると安く購入できる可能性があります。

値引きの対象になりやすいアイテム
  • ETC車載器
  • 純正カーナビ
  • バックモニター
  • スマートキー
  • サンルーフ
  • フロントフォグランプ

これらのアイテムは値引きの対象になりやすいので、積極的に交渉してみると良いでしょう。

また、車業界ではある程度値引きの割合が決まっています。メーカーオプションが5%・ディーラーオプションが10〜20%と本部から指示が出ているので、上記の値を目指してみるのがおすすめです。

値引きの割合について把握しておけば、交渉時に役立つかもしれません。

アンケートや営業マンの質問に素直に答え過ぎない

ネットで調べ物をする

販売店に足を運ぶと、アンケートや営業マンから質問されることがほとんどです。アンケートや質問に答えることは、商談をスムーズに進める際の情報を集められる場合があります。

ただし、あまりにも素直に答えすぎると逆に値引き交渉がうまくできない可能性も考えられるのです。特に、次の3つの質問にはあまり答えすぎないようにしておきましょう。

注意したい質問
  • 車検の時期
  • 予算
  • タントが第一候補であること

車検の時期を伝えると、「値引きしなくても車検の時期が近いから、買ってくれるだろう」と思われる場合があります。

また、詳しく予算を伝えると値引き交渉を最大限に引き上げるのが難しくなるでしょう。もし、予算を伝える場合は販売店で提示されている価格をチェックして決めることがポイントです。

提示している金額よりも予算が少なければ、販売店側も値引きの必要性を感じるかもしれません。

値引きされやすいタイミングを狙う

カレンダー

ダイハツタントの最大値引き額を狙うなら、安く購入できるタイミングを抑えることも重要です。そこで、車を安く購入できる主なタイミングをまとめました。

安くなりやすいタイミング
  • 初売り
  • 決算期(3月と9月)
  • 四半期決算(6月と12月)
  • フルモデルにチェンジする前

なお、状況によってはすぐに車を購入したい場合があるかもしれません。そのため、決算期や四半期決算の前に足を運ぶなら、すぐ購入したい意思を伝えてみることも有効な手段です。

場合や状況によっては、決算期や四半期決算時期と同じような金額に値引きしてくれるでしょう。

ダイハツタントを値引き交渉以外で安く購入する方法

安い社外品を狙う

走る車

タント本体の値引きがうまくいかなかった場合は、安い社外品を狙ってみましょう。そこで、安く購入できる社外品を簡単にまとめてみました。

安く購入できる主なアイテム
  • ナビ
  • フロアマット
  • ドライブレコーダー

上記のアイテムであれば、メーカー品より安く購入できる場合も少なくありません。また、社外品で揃える場合は値引き交渉の手間がかからないことも大きなメリットと言えます。

社外品を狙うことは意外に見としやすいので、チェックしてみましょう。

お得な新中古車・未使用車を探す

黒い車

リーズナブルにダイハツタントを購入したいなら、お得な新古車未使用車を探してみましょう。なお、新古車・未使用車とは、中古車と新車の間に位置づけられる車で、試乗車や展示車として使われていたものが多いです。

 試乗車・展示車として利用された中古車の中には、新車に近い状態のものもあります。

中古だからと言って傷がついていたり、中が汚かったりするわけではないので、安さにこだわるなら検討してみても良いでしょう。ちなみに、新古車・未使用車は値引きができる場合もあります。

安くするポイントを押さえた上で、交渉してみることがおすすめです。

現在利用している車を下取りに出す

車の値段

現在利用している車を下取りに出せば、買取してもらった費用を新車購入に充てることができます。持っている車を高く売れば、実質的な値引きに繋がるため、車を下取りする際にも交渉が重要です。

 下取りに出す場合は、「〇〇店なら〇〇円で買い取ってくれるみたい」と比較するような言い方をしてみると良いでしょう。比較することで値引きに対応してくれるかもしれません。

また、まとめて下取り価格を検索できる一括査定もおすすめです。自分が所有している下取り価格の相場を簡単に確認できるので、交渉材料の1つとしても活用できるでしょう。

交渉する際に一括査定で出た価格と併せて、相手に希望金額を提示してみる方法がおすすめです。

ダイハツタントを下取りで購入するならカーセンサーがおすすめ

カーセンサートップページ

カーセンサーの

おすすめポイント

  • 最大30社に一括査定依頼が可能
  • 売却まではたった3ステップで進められる
  • 買取や査定に関する役立つ知識が公式サイトで掲載

カーセンサーでは最大30社に同時査定依頼が可能です。複数社の査定額を同時に比較できるので、高く買取してくれる業者が簡単に見つかります。

最大30社となると、逆にどの業者を選べばいいか迷ってしまうかもしれません。しかし、下取り先の選択肢が広がるので、自分にとって有益な業者を探せるでしょう。

 最大5,000社が入札に対応しているため、希望価格よりも高い金額を提示する会社を探せる可能性も高まるはずです。

なお、売却まではたった3ステップで進められます。車の情報を入力して申し込んだら、買取店から電話やメールで連絡が来るので、その中から売却先を決めるだけです。

売却まで面倒な手間も少ないので、初めて車を下取りに出す方でも安心して利用できるでしょう。
提携業者 1,000社以上
運営会社 株式会社リクルートカーセンサー
対応地域 全国

まとめ

今回はダイハツタントの値引き額についてまとめました。

ダイハツタントは交渉次第で安く購入できるチャンスがあります。初めて交渉する場合は、どうすればいいか迷いがちですが、今回ご紹介したポイントを取り入れてみると交渉を有利に進められるはずです。

また、車を下取りに出す際はカーセンサーを利用すると良いでしょう。最大30社に査定依頼を出せるだけでなく、同時に複数の提示金額を比較できることは大きなメリットです。

値引き交渉のコツを踏まえて、安くダイハツタントを入手してくださいね。
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