
インターネットを見ていると「自動車保険の見直しがおすすめ!」といった文言をしばしば見かけます。しかし「なぜ保険を見直しするのか?」といまいちよくわからないと思いませんか?
実は自動車保険の見直しをすると、人によってメリットがあるかもしれません。例えば保険料が安くなる可能性はあります。
そこでここでは「なぜ見直しの必要があるのか」、「いつどこを見直せばいいか」についてまとめました。

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目次
自動車保険見直しのメリット・必要性
なぜ自動車保険を見直さないの行けないのか、それがそもそもよくわからないという方も多いでしょう。なぜ必要なのか、見直しするとどんなメリットがあるかについてまずは見ていきます。
見直ししたほうがいい理由
なぜ見直したほうがいいのか、端的にいうとカーライフの変化です。長年自動車を保有している人は多いですが、時代によって主な用途は違ってくるでしょう。
また車を乗り換える方も多いはずです。古くなった中古車から新車に乗り換えることもあるでしょう。
しかし新車に乗り換えるとなると話は別です。このようにドライブのターニングポイントのたびに見直しすると、最もふさわしい保障内容にカスタマイズできるわけです。
見直すメリット
保険見直しで、いろいろな恩恵が受けられるかもしれません。主だったメリットとして以下のようなものがあります。
保険料が安くなる
乗り換えや用途の変化で必要ない保障が出てくれば、見直しの際に外します。そうすれば、掛金のコストカットが可能です。
保障を手厚くできる
その時々において必要な保障は変わってくるでしょう。定期的に見直しをすることで、その都度必要な保障を付けられるのもメリットです。
最新の保険に乗り換えられる
見直しをし、加入している自動車保険以外の商品をチェックすることでより掛金が安く、保障の手厚いものが見つかるのもメリットの一つです。
自動車保険業界では日々新しい商品が開発されています。加入した段階ではベストの選択肢だった商品が、ずっとそうだとは限りません。
自動車保険を見直すタイミングとは?
保険見直しで、さまざまな恩恵を受けられるかもしれないことはお分かりいただけたでしょうか?
では具体的にいつ見直せばいいのか、代表的な時期についてみていきます。その時期とは以下のようなものです。
- 契約通知
- 車の使用状況が変わった
- 免許の種類が変わった
- 複数台所有した
なぜこの4つのタイミングで見直したほうがいいかについて詳しく説明します。
契約通知をきっかけにする人が多い
自動車保険に加入している人は、年に1回契約更新のハガキが届きます。このタイミングで見直しを行っている人は多いようです。
実は更新のはがきの中に、見直しのヒントになる情報が掲載されています。例えば新しいプランが記載されているでしょう。これは皆さんが現在加入しているプランで不足している内容を付加して提案しています。
「この保障、ついていなかったのか?」と気づくきっかけになるのです。
車の使用状況が変わった
自動車保険に加入する際に、使用目的を選択したでしょう。使用目的の選択肢は主に以下のようなものがあります。
- 業務
- 通勤・通学
- レジャー
この使用目的が変わったのをきっかけに保険見直しを行うのもおすすめです。例えばそれまで「通勤・通学」だったのがリタイアして「レジャー」に変更します。
通勤目的からレジャー目的に変更すると、一般的に掛金は安くなります。
免許の色が変わった
ゴールド免許を持っていると、事故リスクが低いと評価され掛金が安くなります。免許を取得した最初のうちは有効期限の帯はブルーです。
これは5年間無事故・無違反であれば、金色の帯になります。正式名称を優良運転者と言います。ゴールド免許の保有者はゴールド割引の対象です。
複数の車を所有することになった
車が趣味の方など、複数台愛車を保有している人もいるでしょう。2台目のマイカーを購入した際に自動車保険の見直しを行うのもおすすめです。
というのも保険会社の中にはセカンドカー割引を導入しているところも多いからです。また複数台の保険契約をすると、最初の契約で他の車の保障をカバーしている場合もあります。
ちなみに重複することの多い保険は以下のようなものです。
- 人身傷害保険
- ファミリーバイク特約
- 弁護士費用等補償特約
車を複数台保有することになった場合、被っている保険がないか見直しすることで掛金の無駄な支払いを回避できます。
保険乗り換えの際の注意点
見直しにより自動車保険を別の会社に乗り換えたとしても、基本それまでの等級は引き継がれます。この時満了日後に乗り換えるように心がけましょう。
等級は1年間無事故だと、翌年には1等級アップします。
事故を起こして保険を使うと翌年は1もしくは3等級落ちてしまいます。この場合、満了日を待ってから乗り換えを行うと等級がダウンするのを先延ばしできます。
自動車保険見直しの際の10個のポイントとは?
自動車保険の見直しの時期のわかったところで、今度は具体的にどこをチェックすればいいかについてみていきます。
ここでは10個のポイントについて紹介します。広範囲にわたるので、自分に当てはまるものはないか確認してみてください。
1年齢条件を見直す
自動車保険には年齢条件を付けることができます。運転するドライバーの年齢を制限することで、掛金を安くできるシステムです。年齢条件は以下で紹介する4つのコースがあります。
- 条件なし
- 21歳以上
- 26歳以上
- 30歳以上
年齢が上になればなるほど、掛金は安くなります。もし家族全員21歳以上であれば、年齢条件を付ければお得です。
見直しを行っていないと子供が運転中事故を起こしたときに、年齢条件の適用外で保障が受けられないということもあり得ます。
2運転者限定を見直す
自動車保険は運転者を限定することも可能です。特定の運転手がドライブして事故を起こしたときに限り補償が受けられるというものです。
ちなみに家族限定とは主たる運転手と同居している親族、未婚の子供なら別居していても範囲内です。
3年間走行距離の見直し
契約するときに1年でどのくらい運転するか、距離を申請しませんでしたか?もし車の使い方が変わって、当初申告したほどドライブしていないのであれば、見直してみるのもいいでしょう。
地方在住から都市部に引っ越すと公共交通機関が充実しているので、運転する機会が少なくなるでしょう。そんな時に自動車保険の見直しで掛金を浮かせてみませんか?
中には当初申請していた距離よりも多く運転したというケースもあるでしょう。
4用途の見直し
ライフスタイルが変化するのであれば、保険の見直しを進めましょう。前にも紹介したように使用目的が通勤・通学からレジャーに変更すると、掛金が安くなります。
この使用目的ですが、どれを選択すればいいかわからないという声もしばしば聞かれます。
営業先への訪問や自営業者で現場に向かうのがメインであれば業務を選択します。通勤・通学の場合、家族が最寄り駅まで送り迎えしているケースもあるでしょう。
5人身傷害と搭乗者傷害の見直し
保障内容を見てみると、同じような保障がダブっていることもあるかもしれません。特に多いのが人身傷害と搭乗者傷害保険のカブりです。
人身障害があれば、実際の損害分はカバーできるので搭乗者傷害をカットしても問題はありません。
またほかの保険とセットで見る視点もあります。例えば生命保険や医療保険に入っていれば、事故で亡くなった場合の補償はここでカバーする方法も一考です。
6車両保険の見直し
保険見直しで押さえておきたいのは車両保険です。実は掛金の中でも多くのウエイトを占めているのが車両保険と言われているからです。
車両保険の見直しだけでも、かなり掛金を節約できるかもしれません。具体的にどのようなところをチェックすればいいか、以下にまとめました。
保険の種類を変更する
車両保険の中には2種類のコースがあります。一般型とエコノミー型です。両者の違いをまとめると以下のようになります。
一般型 | エコノミー型 | |
---|---|---|
車両との衝突 | ○ | ○ |
自転車との衝突 | ○ | × |
単独事故 | ○ | × |
当て逃げ | ○ | × |
火災などの自然災害や爆発 | ○ | ○ |
転覆・墜落 | ○ | × |
盗難や落書きなどのいたずら | ○ | ○ |
飛び石などによる窓ガラスの損害 | ○ | ○ |
出典:車両保険にはどんな種類がありますか? | よくあるご質問 | 自動車保険のSBI損保
一般型と比較してエコノミー型の方が保証範囲が狭い分、掛金も低めです。一般型に加入しているのであれば、エコノミー型に変更してみましょう。
免責額を見直す
車両保険では免責金額を設定できます。免責金額とは車両保険を使って車の修理をする場合、自己負担となる部分です。通常であれば、免責ゼロから10万円まで設定されている商品が多いです。
免責設定することで、修理に出す際保険を使っても自己負担は発生します。しかしその分掛金を安くできます。
7特約の見直し
自動車保険に特約を付けていませんか?各保険会社で独自性を出すために、各種ユニークな特約を提供しているところも少なくありません。
例えば今までバイクや自転車を所有していたけれども手放したのであれば、ファミリーバイク特約や自転車傷害特約などは必要ないでしょう。
また車内携行品補償特約はレジャーが趣味で、関連するアイテムを車の中に入れっぱなしにしている人のための特約です。
しかし、例えば旅行保険に入っていれば、こちらで保障を受けられるので特約は外しても問題ないでしょう。
8通販型の自動車保険の乗り換えも
もし代理店で加入したなら、通販型に乗り換えてみるのはいかがですか?両者の違いは以下のようなものです。
代理店型 |
|
---|---|
通販型 |
|
通販型の場合、店舗を持たず、必要最低限の人員で運営されています。このため、代理店型と比較すると運営コストが少ないです。
9割引特典を確認する
保険会社の中には一定の条件を満たした場合、掛金が割引になる制度を提供しているところもあります。
保険会社によって異なりますが、主だった割引制度として以下のようなものが挙げられます。
割引制度 | サービス内容 |
---|---|
インターネット割引 | 見積もりや契約をネットで行うと掛金が割引になる制度 |
早期割引 | 保険開始日の一定期間前に契約をすれば掛金が割引になる制度、期間は保険会社によって異なる |
証券不発行割引 | 紙の保険証券を発行しないことで割引できる制度、保障内容はインターネットで確認できる |
現在加入している保険でも、このような割引が利用できるかもしれません。
10複数年契約への乗り換えを検討する
通常自動車保険というと1年契約で、毎年更新する形です。しかし中には3年契約など、複数年契約の商品も出ています。
また契約期間中に事故を起こし保険を使ったとしても、期間中は等級ダウンしません。
例えば3年契約で3等級ダウンになる事故を1年目に起こしたと仮定しましょう。通常なら翌年度には3等級ダウンになってしまいます。
ところが3年契約であれば、4年目の更新時にはじめてダウンします。もし2年目と3年目無事故であれば1等級ずつアップしますので、4年目の更新時には1等級ダウンしているだけになるわけです。
最適な自動車保険に加入するなら必ずすべきこと
いま現在おすすめで、かつあなたにとって最適な自動車保険に加入するためには、必ず一社のみでなく多数の損害保険会社の自動車保険商品を比較しましょう。
しかし、損害保険会社も数多くある中でご自身が求める価格と補償内容を有した自動車保険を見つけることは至難の業。そんなときにおすすめしたいのが、自動車保険の一括見積もりサイトです!
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※2022年9月時点・各公式サイトより引用
出典:各カーシェアリング会社サイト公式サイト
上表のランキングに掲載している各社について、詳細を徹底調査している記事は以下にございます。

自動車保険の見直しに関するよくある質問
まとめ
長年車を運転していると、運転する状況がいろいろと変わってくるかもしれません。
当初は契約した保険で十分だったのが、徐々に不十分だったり、不要な保険が出てきたりする可能性は十分あります。
そこで定期的に自動車保険の見直しを行いましょう。
保険会社でも新商品をどんどん出しています。新しいものに乗り換えたほうがお得になる可能性も十分あるでしょう。