【お役立ち】バイクローンの知識
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- 2016.03.25
バイクを分割払いで購入できるローン商品を、信販会社や銀行が提供しており、所定の審査を通れば利用することができます。ローンは、購入時に資金が不足しているという人が利用するだけではありません。手元に現金を持っておきたい、という人もローンを利用しており、幅広い人に利用されている、バイク購入の最もポピュラーな手段のひとつと言えるでしょう。
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ローンの知識1 ~利用時の注意点~
●とても便利なローンですが、利用時の注意点について説明いたします。
1.無理がないプラン
バイク購入後は、メンテナンス代、ガソリン代、保険代、アクセサリー代などが掛かります。
そういうことも考慮した上で、月々の支払額の上限を設定しましょう。
2.実質年率(金利)の確認
金利の計算は、アドオン方式と実質年率がありますが、
最近は実質年率で表記されることがほとんどです。
契約前に「実質年率は何%なのか?」を確認しましょう。
3.総支払額の確認
ローンの契約期間が長ければ長いほど総支払額は増えます。
よって、月々の支払額ばかりではなく、総支払額もしっかりと確認しましょう。
4.保証人が必要となる場合がある
利用に際して、年齢、居住年数、年収、勤務年数他、様々な項目で審査され、
その結果によっては、一定以上の条件を満たした保証人が必要となる場合があります。
5.引落し用の銀行口座が必要
信販会社、銀行どちらのローンいずれも、基本的に銀行口座から毎月引落しされます。
ボーナス併用払いをしていれば、設定したボーナス月だけ、
ボーナス払い分が月々の支払分に上乗せして引落しされます。
6.所有権留保
信販会社のローンを利用すると、基本的に所有者は信販会社もしくは販売店になります(所有権留保)
使用者は購入者になりますが、ローンの支払いが終了しないと売却や譲渡ができません。
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ローンの知識2 ~どこで利用できるのか~
●信販会社や銀行のローンを利用することがほとんどです。
それぞれの特徴について説明いたします。
1.信販会社のローンの特徴
バイク販売店でも取り扱っている信販会社のローンは、比較的手軽に申し込めて審査も早いので、
最も身近なローンと言えるでしょう。しかし、銀行ローンと比べると金利が高めの傾向にあり、
しかもお店によって金利がバラバラなので、よく確認しましょう。
2.銀行のローンの特徴
信販会社と比べて金利が低い傾向にあり、その金利は変動型と固定型があります。
さらに、給与振込みや住宅ローンを利用していると、金利面で優遇されることもあります。
しかし、審査が厳格で、それに時間を要したり、必要書類が多い場合があったりと、
利便性という点ではイマイチです。
他にも、カードローンでも購入資金を調達できますが、
それだと金利が高い傾向にあるため、注意が必要です。
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ローンの知識3 ~種類~
●主なローンの種類について説明します。
1.一般的なローン
月々に決まった金額をお支払い。ボーナス払いの併用も可能な最もポピュラーなローン。
2.残価設定型ローン
車両代の一部を最終回に据置くことで、月々の支払額を抑えることができる、近年利用者が増加中のローン。
残価については、予め決められた上限以下で設定できるので、 購入時に足らない頭金の一部を残価として
据え置くという利用もできる。 信販会社によっては、残価分の途中繰上げ返済に対応している。
3.自由返済型ローン
途中の一部繰上げ返済や、月々の支払額を段階的に増やしたり減らしたり、
そして回数の延長や、事前の申請で支払いを1ヶ月飛ばしたり(金利分のみ引落し)、
フレキシブルに支払いができるローン。
<まとめ>
ローンはとても便利です。 特に初めてバイクを買う人は、
販売店の人に、ローンの月々の支払いに加えて購入後に必要な費用も含めてよく相談して、
無理がない最適なプランを立てるようにしましょう。
バイクの窓口編集部(U)