【お役立ち】バイクの保険
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- 2016.03.28
バイクに乗るのであれば、あってはならないことですが、万が一の事故に備えて保険に加入しましょう。バイクの保険には、全車加入が義務付けられている『自動車損害賠償責任保険』(自賠責保険)と、任意で加入する『任意保険』があります。
■ 自賠責保険だけでは不十分?
公道を走るバイク全車に加入が義務付けられている自賠責保険。
事故で人を死傷させた場合、つまり人身事故のみが補償の対象となります。
補償額は、相手が死亡したら、最高3,000万円、重度後遺障害等で最高4,000万円、
傷害で最高120万円となっていますが、現実的にはそれだけで賄いきれないことが多く、
また、車両や物損の補償が無いため、任意保険の加入も欠かせません。
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充実の補償の任意保険
自賠責保険では、
ガードレールや信号機を破損させてしまった場合の補償はありません。
また、自分自身が怪我を負ってしまって治療を要した場合も、
愛車が全損した場合も補償がありません。
相手が死傷した場合の補償額も十分ではないため、
そういうところをカバーするために入るのが任意保険です。
任意保険に入っていれば、車両保険、自損事故保険をはじめ、
弁護士費用特約など様々な保険や特約を付帯することで、
万が一の事態に充実の補償内容で備えることができます。
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自賠責保険と任意保険の違い
自賠責保険の内容は一律ですが、任意保険は、保険料と補償内容を見ながら、
自分にとって最適なプランで入ることができます。
※1.相手が死亡した場合、最高3,000万円、重度後遺障害となった場合、最高4,000万円、
傷害の場合、最高120万円の補償と決められている。
また、最近では車両保険や盗難に特化した保険商品も注目されてきております。
任意保険ではカバー出来ない部分をカバーできる為、併せて加入するのも良いかと思います。
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保険の入り方
◯自賠責保険
自賠責保険は、バイクの販売店でも入ることができますし、
最近はその手続きができるコンビニエンスストアもあります。
自賠責保険が切れたまま公道を走ると違法となります。くれぐれもご注意下さい。
◯任意保険1 ~バイク販売店・知り合いの代理店で入る~
ほとんどのバイク販売店で、任意保険の取り扱いをしていますので、相談してみると良いでしょう。
保険もお任せしておくと、事故に遭った際に修理などでスムーズに処理してもらえます。
また、保険加入時には、何かと複雑で分かりにくい各種特約などについても詳しく教えてもらえますので、
補償内容を十分に理解、そして納得して保険に入ることができるでしょう。
◯任意保険2 ~インターネット通販で入る~
様々な損保会社が、インターネット通販で保険の販売をしています。
一括見積サイトを利用すれば、 一度に複数の保険会社の保険料が比較できるので、
忙しい人にとっては便利です。
また、「インターネット通販型=保険料が安い」というイメージがありますが、
各種保険や特約を付帯していくと、バイク販売店や知り合いの代理店で入る保険と、
保険料の面でそれほど差が無い場合もあります。
インターネット通販型保険は手軽な分、自分自身でその補償内容を見極める必要がある、と言えるでしょう。
◯その他保険
様々な保険会社が、バイク特約の付いた保険商品を販売しております。
商品によっては、盗難特約が付いていたり、車両保険が付いていたりと、便利なものもあります。
補償内容がそれぞれ異なる為、どこに保険がかかるのか、どうなったら保険金が支払われるのかを、調べる必要があります。
<まとめ>
安心のバイクライフをおくって頂くために、自賠責保険の期限切れには十分に注意して、
また、任意保険にもぜひ加入しておきましょう。
バイクの窓口編集部(U)