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クラシックテイストを強めた外観と モダンな走りのパフォーマンスの融合

  • 中古バイクカタログ
  • 2022.09.21

今回は、GPX LEGEND 250TWIN IIIをご紹介します!

タイのバイクメーカー「GPX」を日本に展開するGPXジャパンの2022年モデルのなかから、クラシックカテゴリーの新型車「LEGEND 250TWIN III/レジェンド250ツイン スリー」を紹介する。

 

【目次】

1.GPX LEGEND 250TWIN IIIの魅力

2.車両詳細

 

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  • GPX LEGEND 250TWIN IIIの魅力

GPXのお膝元であるタイでは、アンダーボーン・フレーム採用モデル「POPZ110/ポップス」が発売されている。その車両はレトロポップなスタイルが特徴で、人気も上々。そのことからも分かるとおり、いまタイでは“ライフスタイル"がキーワードになっているという。

ホンダ・スーパーカブに代表されるアンダーボーン車両であっても、パフォーマンスとスタイリングを研ぎ澄ましてレーサーレプリカマシン並みに進化させてしまうタイはロードレースの人気も高く、スポーツ指向の強い。それに比例するかのようにスーパースポーツモデルが二輪市場を活気付かせている。

 

しかし市場の熟成とともに、ライダーの嗜好は徐々に変化し、レーサーレプリカとは違うものを欲するユーザーが増えてきた。そこで登場したのがGPXのクラシックシリーズ/レジェンドだ。このレーサーレプリカからクラシックへの回帰は、日本も90年代に体験している。そう、ゼファーなどに代表される、クラシックスタイル・ネイキッドのブームだ。

その始まりは2016年の「レジェンド200」にまでさかのぼる。当時は欧州や日本の二輪車メーカーが次ぎ次ぎとニューモデルを投入していたネオクラシックブームの影響を強く受けた、クラシカルでオーセンティックな車体やエンジンをベースに、トラッカーやカフェといった、カスタムテイストをミックスしたモデルであった。そしてモデルバリエーションを増やしながら、それにともないクラシック指向を強めてきたのだ。

 

その最新モデルとして、2022年モデルにラインナップされたのが「レジェンド250ツイン III」。2022年のモーターサイクスショーで発表し、大いに話題となったモデルだ。先に発売されている150台の限定モデル「レジェンド250ブライトン」とは、カラーリングのみが異なる兄弟モデルである。

 

前モデル「レジェンド250ツイン II」との違いは、スポークホイールの装着にくわえ装備品の改良、さらにはクラッチスプリングを4本から6本に変更することで、クラッチの強化とともに操作性の向上も図られていることだ。

 

そしてその走りは、クラシカルな見た目とは裏腹にじつに近代的だ。排気量250ccの並列2気筒エンジン、しかも滑らかな出力特性がウリの360度クランク採用となると、低中回転域で少し頼りないかもと想像してしまうが、「レジェンド250ツイン III」は低いエンジン回転からでも車体をグイグイと前に押し出していく。前後17インチのスポークホイールを装着する足周りは、フロントには倒立フォークを、リアにはYSS製のショックユニットを採用。スポーツ指向の設定になっていて、スポーティな走りも楽しめる。

 

日本では7月から発売開始。販売価格は、数量限定の兄弟モデルブライトンよりも低い、53万3500円(税込み)である。

 

  • 車両詳細

車体色は、手前からガンメタリック、ホワイト、ブラックの3色。クラシックなデザインとコンパクトな車体で、ベテランからビギナーまで、幅広いユーザーが楽しむことができる車両だ。

 

前後スチールフェンダーにダブルシート、丸みを帯びたタンクにサイドパネル。オーセンティックなディテールを持ちながら、250ccモデルとは思えないほど、威風堂々とした佇まいのレジェンド250ツインIII。

 

低中回転域でも力強いトルクを発生する並列2気筒エンジンによって、ストップ&ゴーを繰り返す街中でも、また荷物を搭載してのツーリングでも、力強い相棒となるだろう。

 

今回の試乗は、小さいとはいえサーキットであった。バンク角は決して深くはないが、それでも各ギアでエンジンを高回転まで使って走る、スポーツライディングも十分に楽しむことができた。

 

上体が起き、そこから腕を伸ばした位置にハンドルがある、ごく自然でコンパクトなライディングポジション。両足がしっかりと地面に着く良好の足つき性も持つ。テスターは身長170cm体重70kg。

 

灯火類はすべてLED化。フロント周りはオーセンティックな丸型ヘッドライトカバーを採用するが、LEDを使用し、独自のフェイスデザインを構築。

 

幅広のダブルシートを採用。そのシートエンドには細身のグラブバーを採用し、メッキタイプのスチールフェンダーが足元を整えている。

 

美しい冷却フィンがデザインされた水冷4ストローク並列2気筒エンジン。エンジン前側に、フレームマウントをされたラジエーターを装備している。

 

美しい曲線で形成された燃料タンクには、ニーグリップ部分にクロスパッチがデザインされたタンクパッドをデザイン。スタイリングのアクセントになっている。

 

ダブルでセットする直径276mmのブレーキディスクと、4ポットキャリパーの組み合わせ。倒立フォークも採用されている。

 

プリロード調整ができるリアショックは、同じくタイで生まれたサスペンションブランドYSS製。2in1の排気系からは、小気味の良いツインサウンドを聞くことができる。

 

●LEGEND 250TWIN III 主要諸元

■エンジン種類:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ■排気量:234cm3 ■ボア×ストローク:53×53mm ■圧縮比:9.2 ■最高出力:12kw/8,000rpm ■最大トルク:15N・m/6,500rpm ■全長×全幅×全高:2,040 ×785 ×1,120mm ■ホイールベース:1,340mm ■シート高:790mm ■車両重量:156kg ■燃料タンク容量:14.5リットル ■変速機形式:リターン式6段変速 ■タイヤ(前・後):110/90 R17・130/90 R17 ■ブレーキ(前・後):油圧ダブルディスク・油圧シングルディスク ■懸架方式(前・後):倒立型テレスコピック式・スイングアーム式 ■車体色:ホワイト、ガンメタリック、ブラック ■メーカー希望小売価格(消費税10%込み):533,500円

 

制作・協力

■試乗・文:河野正士 ■写真:依田 麗、GPX JAPAN ■協力:GPX JAPAN 

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