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【バイクカタログシリーズ】Vol.11 ホンダ:DIO Fit(ディオフィット) A-AF27

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.01.31

バイクカタログシリーズVol.11。今回は「DIO Fit(ディオフィット) A-AF27」です。 バイクコンセプトなどの基本情報や特徴、スペックなどをまとめています。中古バイク購入の際に、参考にしてみてください。

■対象車種:DIO Fit(A-AF27)

■型式・年式:A-AF27(1997年)

  • 車種情報(コンセプト、変更点、概要情報など)

バイクで根強い人気を誇るクラシックなデザインは中古バイク市場における需要の高さからも分かるように、老若男女に愛される普遍的な魅力に溢れています。ホンダが1997年に発売を開始した「DIO Fit」もそのような特徴をもった1台です。

言わずと知れたホンダの代表的スクーター「DIO」シリーズの使い勝手はそのままに、これまでにない斬新なデザインで話題となりました。それまではスポーティーで高い実用性という印象の強かったDIOシリーズに、今回から新たに追加された「クラシック」というコンセプト。女性にとっても乗りやすいバイクとなり、今まで以上に幅広いユーザーに愛される車種へと進化しました。

先代のLive DIOから搭載された「センタースタンドロック機構」も引き続き搭載され、使い勝手の良さは健在。全長は25mm短くなり、クラシックのテイストにマッチするような適度なサイズ感となりました。

女性を意識した今回のモデルはシート高も10mm低くなり、乗りやすさも向上。全4色の豊富なカラーリングも遊び心に溢れています。

また、収納スペースもさらに向上し、ハンドル下部には1.5Lペットボトルが2本収納可能なスペースを新たに追加。デザイン性の高さと実用性を両立したモデルとなっています。

  • 車種の特徴(仕様、こだわりなど)

クラシックな印象を与える要因はさまざまな部分に隠されています。全体的に丸みを帯びたデザインやカラーリング、車体の全体的な形状そのものはもちろんですが、中でも注目すべき点はフェンダーの形状です。フロントタイヤをカバーするフェンダーとボディ部分をあえて分離することにより、近代的なデザインにはないレトロな魅力を引き出すことに成功しました。

女性を意識した今回のモデルには実にさまざまな部分にホンダのこだわりが見られます。10mm低くなったシート高はもちろん、シートそのものもコンパクトな形状に変更。足を乗せるフロア部分には緩やかな傾斜をつけることによって、小柄な体格の人にとっても乗りやすいバイクとなっています。

また、今回のモデルにおいて象徴的なカラーリングである「モカベージュ」は、クラシックのテイストにマッチした特に人気の高いカラーです。発売から実に20年という年月が経過した現在も色褪せない高いデザイン性は、数ある50ccスクーターというジャンルの中でも中古バイク市場で根強い人気を誇ります。

DIO Fitは通勤や通学などの日常生活における交通手段として、趣味のためのセカンドバイクとしても幅広く活用できるおすすめのバイクです。


通称名 Dio Fit
車名・型式 ホンダ・A−AF27
全長×全幅×全高 (m) 1.650×0.615×0.995
軸距 (m) 1.145
最低地上高 (m) 0.095
シート高 (m) 0.690
車両重量/乾燥重量 (kg) 67/62
乗車定員 (人)
最小回転半径 (m) 1.8
エンジン型式 AF18E(空冷・2サイクル・単気筒)
総排気量 (cm3) 49
内径×行程 (mm) 39.0×41.4
圧縮比 6.8
最高出力 (PS/rpm) 5.6/6,250
最大トルク (kgm/rpm) 0.66/6,000
燃料消費率(km/L)30km/h定地走行テスト値 48.0
キャブレター型式 APBB0
始動方式 セルフ・キック式
点火装置形式 CDI式 マグネット点火
潤滑方式 分離潤滑式
潤滑油容量 (L) 1.2
燃料タンク容量 (L) 5.0
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式
変速比 1速 2.450〜0.850
減速比(1次/2次) 3.153/3.461
キャスター(度)/トレール(mm) 26°30′/73
タイヤサイズ 80/90-10 44J
80/90-10 44J
ブレーキ形式 機械式リーディングトレーリング
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン
制作・協力

バイクネットAJ事務局

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