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【バイクカタログシリーズ】Vol.12 ホンダ:スマートDIO(スマートディオ) BA-AF56

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.01.01

バイクカタログシリーズVol.12。今回は「スマートDIO(スマートディオ) BA-AF56」です。 バイクコンセプトなどの基本情報や特徴、スペックなどをまとめています。中古バイク購入の際に、参考にしてみてください。

■対象車種:スマートDIO(BA-AF56)

■型式・年式:BA-AF56(2001年)

  • 車種情報(コンセプト、変更点、概要情報など)

バイクは時代の流れとともにさまざまな進化を遂げる乗り物です。デザインやカラーリングといった外見的特徴はもちろん、エンジン性能や環境性能、快適装備など、その時代を反映するようなトレンドが反映されてきたといっても過言ではありません。そんな中、ホンダの名車ともいえる50ccスクーター「DIO」シリーズも2001年、大きな進化を遂げることとなります。

スマートDIO最大の特徴は空冷2ストロークエンジンから水冷4ストロークエンジンへの変更でした。環境性能と高い静寂性を誇る4ストロークエンジンは、これまでのスクーターにはない乗り心地の良さを実現。燃費も75.0km/lという驚くべきものに進化し、これは先代モデルに比べて実に約60%の向上となりました。

スマートDIOのコンセプトは「クリーン」「エコノミー」「サイレント」「タフ」というキーワードに集約されているように、21世紀の訪れとともに新しい時代に対応した画期的な50ccスクーターとなりました。

現在の中古バイク市場においては、できるだけ安く手軽に、維持費のかからないバイクを求めるユーザーにとって高い人気を誇っています。また、シャープで先進的なデザインが現代にマッチしていることも人気の要因となっています。

  • 車種の特徴(仕様、こだわりなど)

現在の主流となった水冷4ストロークエンジンは、大型バイクから50ccスクーターまでほとんどの車種に搭載されています。50ccスクーターを求めるユーザーは低燃費で乗り心地が良く、メンテナンスがしやすいといった実用的なものを選ぶ傾向が強いものです。そのようなニーズにもっともマッチするのが水冷4ストロークエンジンであるといえます。

また、スマートDIOは環境性能に対しての強いこだわりをうかがい知ることができます。水冷4ストロークエンジンは低燃費を実現するとともに高い静寂性で騒音対策にも配慮されています。リサイクルに適したアルミニウム製のフレームは車体の軽量化にも貢献。上位モデルである「DIOデラックス」にはアイドリングストップ機能も搭載されています。

さらに快適装備も充実。キーシャッターをはじめとして、オプション設定ではイモビアラームも新たに追加。より強固なセキュリティ対策が施されました。

現在の中古バイク市場の中には状態の良いものも多く、カラーリングも豊富のため幅広いラインアップの中から選ぶことができます。免許を取得して初めてバイクに乗る学生のユーザーや、日常生活での交通手段として50ccスクーターを検討している人にとってはおすすめの1台といえます。

制作・協力

バイクネットAJ事務局

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