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【遠藤イヅルの珍車カタログ】第106回 ファンティック・チョッパー125
- おすすめコラム
- 2020.09.06
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の珍車は、イタリア生まれのアメリカンバイク「ファンティック・チョッパー125」のご紹介です。
世界には実は優れたバイクを作るメーカーがたくさんあります。
イタリアの「ファンティック」もその一つです。
創業は1968年。小型バイクやゴーカートを得意としており、
イギリスやアメリカなどに輸出をしていました。
現在も「キャバレロ」という125/250/500ccバイクを製造しています。
基本的な骨格を共用しつつ、
スクランブラー・フラットトラッカー・高級ロードバイク
など様々なバリエーションを展開するキャバレロは、
サインハウスが窓口になり、日本にも正規輸入が行われています。
そのファンティックが1970年代初頭に生み出したのが、
長いフロントフォークと大きなリアタイヤを履いた
チョッパースタイルの小型バイク、その名も「チョッパー」です。
アメリカ市場に向けた完璧なアメリカンバイクでしたが、
ヨーロッパでも好評なセールスを記録しました。
なお、チョッパーは日本でも販売されており、
今でも何台か残っているようです。