他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【遠藤イヅルの珍車カタログ】第109回 ヤマハ・ジョグ・アプリオ
- おすすめコラム
- 2020.10.18
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の珍車は、ヤマハ・ジョグの派生モデル「アプリオ」のご紹介です。
■ヤマハ・ジョグ・アプリオ ■エンジン:空冷2ストローク単気筒
■最大出力:6.3ps/7,000rpm ■最大トルク : 0.67kg-m/6,500rpm
ヤマハの原付スクーターを代表する「ジョグ」は、
1983年に登場しました。
その後、幾度かのモデルチェンジを行いながら、
現在もなお販売が続いています。
初代ジョグについては、このコーナーの第98回もぜひ
ご覧ください。
https://www.moto-auc.com/report/column/97-1
ジョグには、「ポシェ」「プチ」「BJ」「80/90」など、
いくつかの派生モデルがあります。
その中でも1993年追加の「アプリオ」は少し別格。
シート下に20ℓのスペースを設けてメットインを可能としたほか、
燃料タンクも6ℓに増量して航続距離を大幅に伸ばしています。
1995年には、ジョグZRの7.2psエンジンを積んだ
「ジョグアプリオタイプII」や、
メッキミラーなどで豪華に装った「ジョグアプリオスペシャル」を追加。
その後1998年になって車名自体が「アプリオナチュラル」に改名し、
さらに翌年には単なる「アプリオ」となりました。
なお、現在はアプリオの生産は行われていません。