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【遠藤イヅルの名車カタログ】第110回 カワサキ・ZZ-R1100
- おすすめコラム
- 2020.10.25
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。 今週の名車は、ツアラーバイクとして人気を誇る「カワサキ・ZZ-R1100」のご紹介です。
■カワサキ・ZZ-R1100 ■エンジン:水冷4ストローク並列4気筒
■最大出力:147 ps/10,500 rpm ■最大トルク : 11.2 kg-m/9,500 rpm
水冷エンジンを搭載したカワサキのフラッグシップとして
1984年にデビューした「GPZ900R」の排気量を1000ccに増して
最高速度260km/hをマークした「GPZ1000RX」(1986年)を
さらに強化したのが、1988年登場の「ZX-10」だった。
最高出力137ps、最高速度270km/h・ゼロヨン加速10秒5
という凄まじい高性能を得たZX-10は、
まさにフラッグシップにふさわしいモンスターバイクだった。
そして2年後の1990年、さらに進化を深めた「ZZ-R1100」が出現した。
エンジンはZX-10のそれをベースに排気量を1100ccにアップ、
キャブレターの大径化や行なって147psを叩き出したほか、
ラムエア・インテークシステムの導入による
エンジンへの積極的な走行風利用も注目された。
最高速度はついに280km/hをオーバーしたが、
優れた空力性能を持つボディカウルもそれをアシストした。
車重228kgという巨体を持つスーパースポーツでありながらも
軽快なハンドリングや扱いやすいエンジン特性などから、
長きにわたって、そして今なおツアラーバイクとしても人気を得ている。
1993年にはフルモデルチェンジを行なって、「D型」へ進化。
2000年には最高速を追求したZX-12Rの登場を見るも
ZZ-Rの直接的な後継モデルとはならず、
2002年にはZZR1200として復活。
その後は2006年にはZZR1400(北米名ZX-14R)が登場し、現在も
カタログに掲載されている。

