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テリー伊藤の自慢のバイクをブッタ斬り!! 第11回【1974年ハーレーXLH他】

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  • 2016.11.16

実はバイク好きでもある、テリー伊藤さんが自慢のバイクをガンガン斬るこのコーナー。 第11回目は「ハーレーXLH・FLH」です。

  • ダートトラックレーサーをイメージ

(テリー)

いやいや、これはやっちゃいましたね。随分と渋めのカスタムに仕上がっていますね。

ベースはやっぱりハーレーの旧車ですか?


(相川社長)

はい、1974年式のハーレーダビッドソンXLH1000がベースになっています。

でもベースが残っているのはごく一部だけです。エンジンの一部とフレームの一部だけですね。

うちはどちらかと言えばハデハデなイケイケのカスタムはやりません。

この車両も1960年代のダートトラックレーサーをイメージしたような渋めのカスタムに仕上げました。

随所にオーナーの強い要望を取り入れて製作しています。


(テリー)

そうですね、車体も随分と低くて決して目立つようなスタイルではないけれど、

見れば見るほど手の込んだカスタムだということが分かりますよね。


(相川社長)

どうせ製作するなら中途半端なカスタムではなくて、こだわりのある、知る人が見れば見るほど

その味わいを理解してもらえるようにしています。

フレームにしても、当時を思わせる溶接など見え方にまでこだわっています。

メーターケーブルもフロントではなくリアから取ってケーブルが目立たないようにしたり、

ネジ1本まで当時の形にこだわって採用しています。

バッテリーケースもなるべく小さく格好良く作りまして、中にはリチウムイオンバッテリーを装備しました。

そうしたこだわりがオーナーの心を熱くしてくれますし、カスタムショーなどにエントリーしても全く恥じない

作りを認めてもらえています。


  • 製作期間は2年

(テリー)

なるほど。しかしこれだけのものを作ると期間もかかって大変でしょ。

お客様も良く待ってくれていますね。


(相川社長)

このバイクは製作期間としては約2年間かかりました。でもうちは最初から時間がかかることは

了承の上でオーダーを受けますから、オーナーは-待っていてくれますね。

逆に言うと期間を限定したオーダーは受けません。

やっぱりこんなカスタムで飯が食えるかといえば難しいですよ。

だから普段の仕事をした上でのカスタムということをご理解いただかないと…。

このバイクはカスタム費用だけで250万円ぐらいかかっていますが、オーナーは納得して満足して

いただいています。2009年に出来ましたのでもうオーナーは6年間ぐらい乗っています。

ロングツーリングも頻繁に行っています。


(テリー)

跨ってみると…足着きがいいですね。シートが低い、全体的にすごく小さいボディですね。

乗りやすそうですよ、これは。タンクも小さくてカッコいい。

(エンジンを掛けてみて)あらっ、意外とおとなしいサウンドですね。


(相川社長)

フロント19インチ、リア18インチで車高は思いっきり下げてありますからコンパクトですね。

タンクもワンオフで製作してあり、容量は7リッターぐらいです。でも予備タンクも付けていますから、

いざとなれば東京から江の島ぐらい、100-120kmは走れると思います。

オーナーの方はサラリーマンで、すごく気に入っていただいており、私も乗り続けていって

いただきたいと思っています。

  • 若い人が働きたくなるような業界に‥

(テリー)

まだお若そうに見えますがこのご商売は長いんですか。随分と凝ったご商売をしますよね。


(相川社長)

私は17歳からバイクに乗っていて、当時はスティード400に乗っていまして、

ハーレーが憧れだったんですね。

23歳の時にレッドバロンに就職しました。でも自分は最初から独立志向だったもので

修行のつもりでした。

その後もハーレーのディーラーに勤めたりして29歳で念願の独立を果たしました。

商売を始めて12年目になります。

やっぱり、自分の思う仕事がしたかったので、これは独立するしかないかと。

商売としては、ハーレーの修理販売・カスタムがメインですが、国産車もやっています。

ハーレーも販売の大半は高年式車両です。こういうカスタムをやっても正直儲かりません。

やっぱり車両の回転を速くしなければならないし、サービスや車検などもどんどんやっています。

ビンテージハーレーはアメリカ現地でも価格は上がっていますし、パーツもアメリカからも取りますが、

円安の影響もあって価格は上昇気味ですよね。

大体、車両の販売台数は年間で20台ぐらいですね。

価格帯だとハーレーの中古車は100万円から200万円ぐらいまでですね。

お客様は30代-40代の方がメインです。中には70代の方もいらっしゃいます。

私としては若い人たちにもっと乗ってもらって、バイクを楽しんでもらいたいと思っています。


(テリー)

ご商売を始めた時から独立志向というのは凄いですね。カスタムは作る人の魂みたいなものが

注入されるから、本当に個性あふれる車両をつくっていくことでもありますね。

これから目指したい目標みたいなものはありますか。


(相川社長)

最近は、もっと魅力ある業界にしたいと、業界の為に貢献したい気持ちが強くなってきています。

若い人が働きたくなるような業界にすることが大切かなと。

だからうちはスタッフの独立を応援しています。

1人は来年にも独立することになっていますし、若い人にもっともっとバイクにも乗ってもらいたいし、

夢を持って働いてもらいたいと思っています。

一度バイクに乗ったらやめることなく継続して乗ってもらうための活動みたいなことにもこだわりたいですね。

そのための努力は惜しみなく続けていきたいと考えています。


(テリー)

いいですね。是非とも若いバイクライダーを育てて行ってください。期待していますよ。

今日はありがとうございました。私が頼んだらカスタム作ってくださいね!


●1974年式 ハーレーダビッドソンXLH 1000cc

フレーム補強、ワンオフボルトオンリジッドフレーム、フロントホイール:ボラーニH型リム/19インチ/ステンスポーク

リアホイール:ボラーニH型リム/18インチ/ステンスポーク、ワンオフタンク、ワンオフリアフェンダー、ワンオフシート

エンジン&ミッションフルオーバーホール(クランクバランシング含)、ワンオフエキゾースト、ダイナ2000iイグニッションモジュール

独立点火、手動進角カーブ切替加工、その他ワンオフ多数




(その他の車両)

●1966年式 ハーレーダビッドソンFLH 1200cc

パンヘッドレプリカフレーム改、フロント21インチ/XL250用ハブ、リア18インチ、ワンオフナロースプリンガーフォーク

ワンオフインナースロットルハンドル、ワンオフタンク、ワンオフフェンダー、ワンオフシート、ワンオフシートスプリングケージ

ワンオフエキゾースト、HOLLY2バレルキャブレター、ワンオフインテークマニホールド、ワンオフミッドコントロール

ワンオフサイドタンクシフト、その他ワンオフ多数



●1977年式 ハーレーダビッドソンXLH 1000cc

フレーム加工、モノサス化、ワンオフ片持ちスイングアーム(スイングアーム内オイルタンク兼用)、フロント19インチ

ステンスポークホイール、リア車用鉄チン15インチホイール片持ち加工、ワンオフタンク、ワンオフアルミオイルタンク

ワンオフシート、ワンオフインテークマニホールド、WEBERダウンドラフトキャブレター、CBR900RR用成立フォーク

アウターチューブスムージング加工、ワンオフフォークブラケット&トップブリッジ、ワンオフハンドルポスト、ワンオフエキゾースト

ロッカーボックス、スプリット加工、その他ワンオフ多数


制作・協力

取材協力: SURE SHOT 代表取締役 相川拓也(千葉県八街市)

制作   :バイクの窓口編集部

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