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タミヤ 1/12 Honda CB1000F 発表記念 トークセッション レポート

  • おすすめコラム
  • 2026.02.19

実車と模型の魅力、開発者トークから精密な作り込みまで詳しくレポート。

2026年2月14日(土)に行われた、タミヤのイベントをレポートします。
タミヤは、1/12 オートバイシリーズの新製品「Honda CB1000F」を発表。
イベントでは、実車と模型に縁のあるゲストを招いてのトークショーが開催されました。


 

  • TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO

TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO
https://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp
東京都港区新橋にある、タミヤ製品を揃えた大型施設。年中無休(年末年始休業を除く)。
「タミヤの今が、ここにある。」をコンセプトに最新のプラモデル、ミニ四駆、RCカーなどを販売。
「ものづくり」で得られる心豊かな体験、さらには「模型文化」を世界に発信するフラッグシップ拠点。
 

高さ約4m、全長約100mの棚に、タミヤ製品 約6,000アイテムが集まる圧倒的な品ぞろえ。
スケールモデル(プラモデル)は、オートバイ、自動車、艦船、ミリタリー、飛行機など。
塗料、接着剤、工具、ロゴ入りオリジナルグッズ、アパレル、工作シリーズなどを販売。
TAMIYA TOKYOオリジナルのロゴ入りグッズ、アパレルもあります。
 

1/6、1/12スケールのオートバイシリーズ完成品の展示。
施設内は国際色豊かな人たちが来店し、買い物を楽しんでいました。
 

HondaとTAMIYAの世界展
カフェスペースで開催中の特別展(2026.3.9まで)。
ホンダ CB1000F(2月16日まで)、RA273(F1マシン 1966~1967前半)の実車を展示。
2月17日~3月9日は、CB1000F SEを展示。
モビリティリゾートもてぎで Honda Collection Hallでは「TAMIYAとHondaの世界展」(3/14~7/12)を開催。
コーヒーやジュースなどのソフトドリンクは、タミヤオリジナルカップで提供。
 

レジ前には、今春発売予定の1/12 Honda CB1000Fの完成品が展示してありました。
実車解説と、1/12 Honda CB1000Fのこだわりポイントなどを紹介したパネル展もあります(3月9日まで)。
 

Honda名車 パッケージ展(3月9日まで)
これまでタミヤで模型化してきたホンダマシンがパッケージで大集合。
歴代名車の魅力的なイラスト(箱絵)が並んでいるのは壮観でした。

 

  • 実車&模型のトークセッション!

Honda CB1000F トークセッション IN TAMIYA TOKYO
イベントスペース「MODELERS SQUARE」では、様々な体験型イベントを開催。
今回の募集人員は20名(先着順)。午後2時開始。
ホンダ CB1000F開発責任者とタミヤのスケールモデル設計者が、それぞれの魅力を語りました。
本イベントは後日、タミヤ公式YouTubeチャンネルで動画配信を予定。
 

トークセッション登壇者(右から)
宮城光氏(元Hondaワークスレーサー、自動車・自動二輪車評論家)
原本貴之氏(本田技研工業株式会社 CB1000F 開発責任者)
古谷隆久氏(株式会社タミヤ 企画開発部)
山本暁氏(株式会社タミヤ 広報)
トークセッション前半はホンダCBとCB1000Fの開発、後半は模型化のお話しが聞けました。
 

ホンダ CB1000F グラファイトブラック
CB1000Fは、ホンダを代表するプロダクトブランド「CB」のフラッグシップモデル。
「ベスト バランス ロードスター」をコンセプトに、スタイリングや軽さを追求。
ロードスポーツバイクの普遍的な価値を見つめなおし、CBの最新の回答として具現化。
この日限定で、イベントスペースに初めて実車を展示。
 

1/12 Honda CB1000F

昨年11月に発売されたCB1000Fを早くもモデル化。全長178mm。
流れるようなラインで構成された、一体感のあるフォルムをリアルに再現。
エンジンや足まわり、マフラー、スタンドは、フレームにビスで固定して確実な組み立て。

 

タミヤのオートバイシリーズ(1/6、1/12スケール)のうち、約1/3にあたる68種類がホンダのバイク。
1970年発売の1/6 Honda ドリーム CB750 FOURが、タミヤのバイク模型の第一弾。
1981年発売のHonda CB750Fは一貫して生産を継続し、バイク模型のスタンダードに。
 

こちらは、キットを未塗装(素組み)で完成させた状態。
プラモデルといえば「塗装」をするものという概念から外れて、未塗装でもここまでの仕上がり。
このキットは未塗装での組み立てを考慮した、各部のパーツ分割が取り入れられています。

 

  • 精密な仕上がりに注目!

ヘッドライトのパーツをメッキにして、質感も十分に。
ヘッドライトユニットの組み立ては、プレス(押し込み)とスナップ(ツメではめ込み)で接着剤不要。
純正アクセサリーのヘッドライトカウルもパーツ化(CB1000F SEは標準)。
実車のヘッドライト位置は、決まるまでたくさん調整したこだわりのポイント。
 

通常は左右合わせの燃料タンクは上面を一体で成形して、無塗装に配慮した設計。
できるだけ一体パーツにしてパーツ数を減らし、価格を抑える工夫という側面も。
メーターはカバーをクリアで成形。写真の車名ロゴとデジタルメーターが選択可。
実車でこだわったタンプキャップの位置も忠実に表現。
 

シート表皮とワディング加工の再現も苦労したポイント。シート後方のロゴも再現。
シートは塗装をすると、いい感じに表面が落ち着くそうです。
CB1000F SE標準シートの、専用カラーステッチ&タグをスライドマークで表現。
 

水冷直列4気筒エンジンは、精密な造形。
複雑に張り巡らされているラジエーターホースの表面は、今回苦労した表現のひとつ。
マフラーやフレームのビード(溶接)の模様も再現して、メカらしさをアップ。
エンジンマウントは別パーツ。オイルエレメントのラベルはスライドマークで表現。
組み立てるとほとんど見えないエアボックスと吸気口も、しっかりパーツ化。
 

フロントフェンダーも一体で成形。ここは実車も一体成形なのだそうです。
フロントディスクは、あえて内と外を別パーツにして成形色で色の違いを表現。
ディスクのホールも忠実に再現して、リアルさが増しています。
 

チェーンは左右2分割として、内・外ブレードに挟まれたローラーを再現。
前後タイヤは、質感のある合成ゴム製。
バイク模型では実車の雰囲気を表現するため、タイヤのサイズを調整することがあるそうです。
 

クローム仕上げのマフラーは中央をねじ止めとし、隅の一部で接着剤を使用。
テールレンズは表面をレッド、内部のLEDをクリアで表現。
実車のテールレンズのサイズは、開発当初はもっと小さかったそうです。
 

その変更を指示したのが、会場にいた坂本順一氏(本田技研工業株式会社 大型FUNカテゴリーGM)。
テールレンズのボリュームがないと、2人乗り時と積載の安定感が足りないと感じたそうです。
 

標準のサイドスタンドに加え、純正アクセサリーのセンタースタンドもパーツで付属。
これは複数のラインアップを並べる時、スペースをとらない直立状態にするための配慮。
センタースタンド使用時は、スイングアームが動いてリアタイヤがちょっと下がります。
1/12 ストリートライダーは、オートバイと組み合わせられるライダー人形(別売)。
 

こうしてパーツが並ぶと、思わず組み立てたくなりますね。
スライドマークは、3種類のカラーパターンを用意。
CB1000F SEに標準のクイックシフター、ラジエーターグリルもパーツで用意。
ヘッドライトカウルは、組み立て後に脱着が可能。
 

3色のカラーバリエーションとSE仕様のパーツがあるので、多数の組み合わせが可能。
プラモデルなら、こうして色違いを並べるのも簡単です。
組み立てやすさに配慮した設計がありがたい、発売が楽しみなキットです。
3月9日まで実車のCB1000F SEも展示されています。

ぜひ、足を運んでみてください。

 

制作・協力

(取材協力)
株式会社タミヤ

(写真・文)
森井智之

 

 

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