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第13回 モンキーミーティング in 多摩 Part4 ホンダ原付二種モデル一気乗り!
- おすすめコラム
- 2022.06.07
2022年4月24日(日)に開催された「第13回 モンキーミーティング in 多摩」のレポート Part4をお届けします。
2022年4月24日(日)に、東京都あきる野市の東京サマーランドで行われた「第13回 モンキーミーティング in 多摩」。
このイベントは、初期の多摩テック・モンキーから現行モデルまで「ホンダ モンキーの過去~現在~未来の情報を発信する」ミーティング。
イベントの詳細レポートは、下記のページで!
【目次】
1. 原付二種モデル6台に一気乗り!
2. スーパーカブ110、クロスカブ110、グロム
3. モンキー125、スーパーカブ C125、CT125・ハンターカブ
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原付二種モデル6台に一気乗り!
会場内で参加者に向けた「ホンダ最新原付モデル試乗会」を開催。
この日の試乗車は、スーパーカブ110、クロスカブ110、グロム、モンキー125、スーパーカブ C125、CT125・ハンターカブの原付二種のモデル6台。
ミーティング中、多くの参加者が気になる最新モデルの試乗をしていました!
スタッフの方から「試乗出来ますよ」とお声掛けいただいたので、お言葉に甘えて私も乗らせていただきました!
お昼どきの空いている時間でコースはほぼ貸し切り状態。全車種に一気乗り!
パイロンで区切ったコースは、直線とS字コーナー、ヘアピンコーナーのシンプルな組み合わせ。
試乗は、発進から2速ギアの上限まで加速しつつS字で切り返し、ガツンとブレーキングして、コーナーをクルッと回ってまた加速という短いコースを2周でしたが、一般道ではちょっと躊躇する走りが出来て、各車の特性を理解しやすいセッティング。
短時間で、同じクラスの6台を間髪入れずに続けて乗るというのは、貴重な体験でした。
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スーパーカブ110、クロスカブ110、グロム
最初に乗ったのは、2022年4月14日(木)に発売したばかりの新型 スーパーカブ110。
最新の排出ガス規制に対応した「空冷・4ストローク・OHC単気筒」の新エンジン搭載。
https://www.honda.co.jp/SUPERCUB/
(以下、屋内の撮影は全て東京モーターサイクルショーのホンダブース展示車両)
東京モーターサイクルショーの取材は、初日午前の会場が空いている時間に多くの撮影を終えなければいけなくて、じっくり見られなかったのでこの日が実質的に初対面。
さらに今回は屋外でしたので、改めて自然光の下で実車を前にすると、従来モデルから印象が大きく変わっているように感じます。
外観の一番の違いはホイールとフロントブレーキの変更なのですが、試乗車の「タスマニアグリーンメタリック」の深みのあるカラーとボディの表面仕上げが非常によくて、高級感がプラス。パッと見の印象がスーパーカブ C125にかなり近づいたと思いました。
乗っても、スポークホイールだった従来モデルの「軽快」な走りにプラスして、新型はキャストホイールの影響もあるのか、「しっとり」した乗り味が印象的でした。
続いて、同日発売の新型 クロスカブ110。
https://www.honda.co.jp/CROSSCUB/
こちらの外観も、やはり印象が大きく変わっています。
ホイールとフロントブレーキの変更で、かなり骨太な雰囲気になりました。
サスペンションは、スーパーカブ110の走りに「しっかり感」をプラスしながらも、「まったり気分」で走れる上質な設定でした。
スーパーカブ110、クロスカブ110は、4段リターン式ミッションで原付二種AT免許に対応。
カスタマイズパーツ装着車。
以下の125ccモデルは「空冷・4ストローク・OHC単気筒エンジン」は同一ながら、ミッションの違いが注目ポイントです。
グロムは、2021年3月にエンジンと外観を一新してモデルチェンジ。
ミッションは新たに「5速マニュアル」を採用。今回のコースでは5速に入る高速域の確認は出来ませんでしたが、クラッチ操作を含むスポーツモデルとしての操る楽しさは新型も継承。
ちょっと意外だったのは、サスペンションのセッティング。従来モデルのダンピングの効いたサスから、ストローク感のあるフラットな乗り味になったように感じ、ゆったりとした走りにも対応した印象です。
カスタマイズパーツ装着車。
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モンキー125、スーパーカブ C125、CT125・ハンターカブ
モンキー125は、2021年9月に「5速マニュアル」を採用した新エンジンを搭載。
https://www.honda.co.jp/Monkey125/
乗るのは2018年4月のモンキー125発売開始時に行われた特設コースでの試乗以来。
4速から5速に変わっても今回のコースでは印象は大きく変わらず、リラックスした走りが出来る乗り味はそのままでした。
モンキー伝統のシンプルなデザイン構成は「カスタムごころ」を刺激。
今回のモンキーミーティングでも多くの参加者がカスタムしてエントリー!
カスタマイズパーツ装着車。
スーパーカブ C125は、2021年9月に環境性能を向上させた新エンジンを搭載。
キャストホイールは、ブラックベースの切削加工処理(スーパーカブ110とタイヤサイズは共通)。
今回は高速域は確認出来ませんでしたが、やはり125ならではの「プラスアルファのパワー」は魅力です!
純正アクセサリー、カスタマイズパーツ装着車。
CT125・ハンターカブは、2021年10月に新色を追加。
https://www.honda.co.jp/CT125/
ハンターカブに乗るのは2020年6月発売開始時の試乗会以来。今回驚いたのが公道での走行ではそれほど意識しなかった「スポーティな」乗り味が印象的だったこと。「こんなにハードだったっけ?」と戸惑いながらも、タイトなコーナーが楽しい!
CT125・ハンターカブ発売時には「クロスカブが売れなくなるのでは?」との懸念もあったそうなのですが、正直、ここまで乗り味が違うと比べる対象ではないように感じました。
スーパーカブ C125、CT125・ハンターカブは、自動遠心クラッチ&4段リターン式変速。
カスタマイズパーツ装着車。
今回は短時間ながらも同一条件での乗り比べによって、各車の走りの印象が鮮明になりました。
デザインのほかにも走りや、キャラクターの違い、使い勝手など、機会があればぜひ試乗して体感していただきたいと思います!
さらに2022年7月21日(木)には、新型レジャーバイク「ダックス125」が発売!
https://www.honda.co.jp/Dax125/
ダックス125は、「こだわりのバックボーンフレーム」と「2人乗りを快適に楽しめる長くて厚みのあるダブルシート」が、大きなポイント。
自動遠心クラッチ&4段リターン式の変速を採用。
発売と同時に、純正アクセサリーとカスタマイズパーツを用意。
来年は、ダックス125でのモンキーミーティングエントリー車を見るのが楽しみです!
(取材協力)
株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
(写真・文)
森井智之