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第14回隼駅まつり 来場2500台、約2700名は過去最高!
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- 2024.08.22
今回は鳥取県で開催された『隼駅まつり』の模様をご紹介します!
8月4日、鳥取県八頭町の船岡竹林公園で『第14回隼駅まつり』が開催されました。若桜鉄道・隼駅のある八頭町は隼の聖地として、今年も全国からライダーが集結、スペシャルトークショーや多くの出展ブース、ライダー交流会など多彩なプログラムで楽しみました。会場近くの隼駅前広場にもライダーが続々訪れて、大変賑やかな週末となりました。
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全国から隼オーナー&隼ファンが2500台
来場台数は開催以来過去最高を記録しました。この週末は全国の隼オーナーと隼ファンが一斉に鳥取県に移動した雰囲気です。船岡竹林公園の特設駐輪場には、朝早くから各地の都道府県ナンバーを付けたライダーが続々と入場しました。間違いなく暑い日になるのは解っているので、ライダーの皆さんもしっかり熱中症対策をしています。そして今年はまつり初参加というライダーが多いのも特徴のようです。昨年よりさらに増えた出展ブースがオープンすると会場は賑やかになり、午前10時、第14回隼駅まつりが開会しました。『隼駅まつり実行委員会』の石谷優会長が「皆さん、隼の地へ、おかえりなさい!」と声を上げると、会場からは「ただいまぁ!」の合唱が。再会の喜びと懐かしさで、誰もが隼の聖地へ夏休みの帰郷するような心境なのかも知れません。
「おかえりなさい!」と挨拶する『隼駅まつい実行委員会』石谷会長。町を挙げての大歓迎がライダーには大変嬉しいのです。
開会式典には吉田八頭町長始め地元名士の方々、スズキ二輪の濱本社長、スズキの田中二輪事業本部長が出席してまつりの開催をお祝いします。
スズキブースでは限定グッズ販売やマシン展示、能登半島地震義援金活動やロックアイス配布サービスなどで、ブース前には朝から長い列ができました。
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見て聞いて参加して、隼をめぐる多彩なプログラム
参加の皆さんは、二輪関連や地元関連など数多くの出展ブースによる展示や販売を見てまわったり、飲食ブースでお腹を満たしたりしながら、ステージや特設エリアの様々なプログラムを楽しむことができます。ゲストライダートークショーは、世界耐久選手権元チャンピオンでレーシングアドバイザーの北川圭一さんと、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐等で活躍中のプロレーサー津田拓也さんというビッグなお二人。そしてレースだけではなくトークも上手い!お2人のスペシャルトークを聞き逃すまいとステージ前には大勢のお客様が集まりました。郷土芸能のステージでは、すっかりお馴染みとなった『隼音頭』やきらびやかな『水口傘踊り』などが披露されて、会場が和みます。ライダー交流会では抽選会やじゃんけん大会などで沢山の方に豪華賞品が当たりました。そして楽しかったまつりも大詰めとなった頃、八頭町出身の石破茂議員がステージ上に、にこやかに歓迎の挨拶をされました。感動あり笑いあり、サプライズありの隼駅まつりで、地元の皆さんとライダーの皆さんの交流も一層深まりました。
北川圭一さんと津田拓也さん、ビッグなお2人のトークショーが面白い!津田さんは2週間前に走った鈴鹿8耐のこと、京都から隼で会場入りした北川さんは、隼誕生からⅢ型までの技術進化など、貴重なトークはまさに必聴の極みです。
地元婦人会『隼OND』のお母さん達が躍る隼音頭に、会場も一緒にうちわを振りました。ライダー贔屓の歌詞は今やまつりのテーマソングに。
こちらは郡家(こうげ)警察署の白バイによる交通安全コーナー。白バイやパトカーを間近に見られてお子さん達も大喜びです。
プロテイン販売のブース前で乾杯する若人ライダー達。プロテインで筋肉ムキムキに、カッコいいライダー目指しましょう!
スズキの販売ブースで先頭に並んでいた御三方は、隼談義で楽しそう。こうしてまつりで知り合って、仲間の輪もどんどん広がります。
プログラムの合間には恒例の集合写真撮影、そして『隼』人文字を作ってのドローン空撮。
今年もみごとな隼文字ができました。
人気モトブロガーで隼乗りのRurikoさん、北川さんと津田さんがじゃんけん大会と抽選会のプレゼンターを務めました。
恒例の『遠くから来たで賞』『私が一番元気だぞ賞』で盛り上がります。北川さんにマイクを向けられハッピー!
サプライズ登場の石破茂議員。会場が驚きに包まれる中、石破議員の鳥取への歓迎とライダー激励の言葉に皆さん感動。石破議員は八頭町出身、まさに地元の星でいらっしゃいます。
まつりが終わりライダー達は帰路へ、あるいは次の旅へ。町長、運営スタッフ、スズキスタッフみんなで見送ります。「ありがとう!」「気をつけて!」「また来年!」ちょっとウルウルきてしまう光景です。
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特別仕様の駅看板も登場、隼駅前は大盛況
まつり会場からほど近い若桜鉄道・隼駅もまた、この週末は訪れるライダー達で賑わいました。今年は駅看板が隼駅まつり限定の特別仕様ということで、駅舎をバックに記念写真を撮る長い列ができます。駅を訪れた北川さん、津田さんやRurikoさんと一緒に撮影できたライダーは超ラッキー!でした。そして隼ラッピング列車もまた一日数本ですが元気に運行していて、ちょうど隼ラッピング列車の到着と発車を見ることができたらこれまた超ラッキー!皆さんホームに出て写真を撮ったり手を振って見送ります。一両編成の可愛らしい隼ラッピング列車もまた、コトコト走りながら隼駅まつりを盛り上げてくれました。
隼駅まつり限定の特別仕様、Ⅲ型隼の文字デザインを取り入れた駅看板が話題に。これをバックに撮影するのも最高の記念です。
駅前広場には週末の終日、駅舎をバックに撮影する長い列ができました。近隣に迷惑にならないよう、皆さんマナーを守りながら。
Ⅲ型を始め25周年特別仕様モデルもぐんと増えました。初期型やⅡ型から乗り換えたライダーも多いようです。
隼に乗って隼駅に着いて隼Tシャツ着てポーズを決める、完璧ですね!
25周年特別仕様のライダーがRurikoさんとツーショット、ちょっと緊張。
東京から初参加という若人ライダー、Rurikoさんんとお揃いのⅢ型ですね!
隼ラッピング列車の到着に居合わせた皆さんは、早速ホームに出て記念撮影。
駅を視察に訪れたスズキ二輪・濱本社長も隼ラッピング列車とご対面、手を振って見送りされました。
集合写真撮影はまつり前半と後半の2回おこなわれました。来年は15周年、また来年元気でお会いしましょう。
■文・写真:高橋絵里 ■協力:スズ二輪・隼駅まつり実行委員会