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今シーズンバイクツーリングで使ってみたヘルメット&アイウェア

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  • 2018.12.07

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】第18回。今回は目や頭を守るマストアイテム、ヘルメットとアイウェアがテーマです。次世代のカッコイイデザインにはやはり惹かれますね。

僕が高校1年生の時にアルバイトしていたホームセンターでは、原付バイクだけでなくオートバイ用品も取り扱っていました。


ホームセンターでバイクを売っている?平成生まれの人には、にわかに信じがたいことかもしれませんが、俗にいうHY戦争時代はミニバイクが飛ぶように売れており、大きなスーパーマーケットでも店頭販売されていたほどです。


しかし、バブル景気の上げ止まりとほぼ同時期に施行されたヘルメット着用義務によって、それまでマーケットボリュームの大きかった女性ライダーが減り、車両本体を扱わなくなったとも聞いています。


そんな中、ホームセンターで取り扱うヘルメットは、まさにピンからキリまでという販売価格でしたが、僕が働いていたホームセンターでは、5000円前後から数万円のトップグレードまで、幅広いラインナップだったと記憶しています。僕はアルバイトで稼いだお金で、早々にアライヘルメットを購入しました。当時、ミニバイクレースを始めるにあたり必要だったということもありますが、カッコいいフォルムで安全性の高いものが欲しかったというのが学生時代の本音です。


その後に参戦したミニバイクレースにて、ヘルメットの性能を実感することになります。同じカテゴリーで先行していたライダーが、転倒して路面に頭を打ち付け脳震盪。そのレースでは僕も転倒したのですが、身体にダメージはあったものの意識はしっかりしていました。むしろ、お気に入りのヘルメットに傷をつけてしまったショックの方が大きかったかな?なにせ、購入して3回目の着用でしたからね。もちろん、そのヘルメットはすぐに廃棄して、新品を買いました。


98年のGW明けに、バイクごとクルマに轢かれた際にも、アライヘルメットを被っていました。打ち所が良かったということもありますが、全身20数か所の骨折と大量出血した割には頭部や顔面は無傷。意識を失う直前に右は地面、左はクルマのフロアが見えていて、路面とクルマの間にヘルメットごと頭部が挟まれているのだなと直感しました。


その後に意識を失い、次に目を開けたのは数日後でしたが、3回も心停止したのにこうして生き延びていられるのは、頭部にダメージが無かったからだと思います。そんな面からも、僕はヘルメットの安全性を重視しているし、アライヘルメットに絶大なる信頼をよせて愛用しています。

今回は、そんな僕が2018年シーズンに使ってみたアライヘルメットの中から、いくつかを紹介したいと思います。皆さんの参考になれば幸いです。

  • 次世代和柄ヘルメット

【イカツイけれどつきあいやすい次世代フルフェイス】

プロテクションの進化を追求し続けるアライヘルメットが、新たにシリーズ構築しているXシリーズ。その最新モデルで次世代を特に意識させるのがXDです。外観上の特徴はエッジの利いた顎部のデザイン。片側2本のマウススリットと開口部サイドの下部に設けられたエアチャンネルが、鼻から口まわりのエアフロ―を快適に保持してくれます。


僕が次世代へのフェイズシフトを感じているのは、被りやすさ&収まりやすさです。これはシステムパッド(頬の部分)が劇的に進化したからで、被る際は「こんなにスルッと入って良いの?」と思えるほど。被ってからの位置直しもさほど必要なし。それでも走り出せばしっかりと顎下から包み込まれ&支えられているようなホールド感で安心できます。



他のXシリーズと同様に、XDにもVAS仕様のプロシェードシステムを装着できます。そもそもVASとは、衝撃を躱す帽体デザインを追求する上で新開発されたシールドシステムですが、以前のスーパーアドシスIシールドシステムより、シールドの着脱が格段に簡単・確実という特徴もあります。昼夜間の走行が予想されるロングツーリングに出かける際は、標準のシールドをサクッと外して、プロシェードシールドに付け替えると良いですね。



僕はいわゆる和柄のグラフィックモデル・オリエンタルを使用しています。ツーリング先では、「カッコいいね」「塗ったの?」と、よく話しかけられます。観光バスから降りてくる外国人からは、「ジャパニーズ!カコイイネ。クール!」「ドコデウッテル?」と、話しかけられることが少なくない。どうやら世間の注目を集めやすいヘルメットのようです。


僕自身は、エコピュアー内装がとても気に入っています。今年の夏は猛暑続きで、行先が遠いほど汗の量も増えるわけですが、このエコピュア―内装は汗を効果的に吸ってくれるだけでなく、消臭機能がかなり効いているようで、一泊ツーリングの翌朝に汗臭さを感じないのも良いですね。

  • デザインも年々進化

【写真映えを気にせず笑顔になれる】

僕は短距離ドライブや安全運転講習会の時に、オープンフェイスモデルを使用しています。最新のVZ-RAMは、衝撃を躱すR75フォルムをさらに進化させた帽体デザイン、RX-7Xと同じ樹脂を使ったことによる軽量強靭化が特徴。重心やバランスの見直しもあったようで、長時間の着用でも疲れにくいです。僕は夕方の乗車も考慮して、シールドはVAS-Zプロシェードキットに交換。自作ステッカーを貼って、ワイルド7チックにカスタムしています。


シールドシステムは、Xシリーズと同様だけれどオープンフェイスモデル用に新開発したVAS-Zを採用。帽体の安全性を進化させるため、SZ-RAM4よりシールドベースの位置を14mm下げているわけですが、VASの回転軸機構によってシールドはSZ-RAM4同等にガバっと全開にできます。




アライヘルメットのオープンフェイスモデルとは、かれこれ30年ほどつきあっていますが、VZ-RAMは史上最高の被りやすさだと思います。僕と同じようにSZシリーズを愛用してきた人は、あまりの被りやすさに驚くかもしれません。その秘密は、帽体デザインとエコピュア-仕様の新型イヤーカップにあると思っています。XDと同様に、サクッと被れて収まりが良い。それでありながら、顎下から包み込む&支えられるようなホールド感。頭部や顔に適正なサイズフィッティングとなっていれば、ニコッと笑って口角が上がっても頬を両手で押し挟んだような表情にならない。イヤーカップのホールド性とクッション性がそれだけ進化していると言えます。




軽量・強靭で、被りやすく安心感も高いVZ-RAMですが、より軽量なオープンフェスを求めるならば、VZ-RAM・SRCというモデルがあります。アライヘルメット独自の先進技術でこしらえた超カーボンコンポジット帽体が、未体験の軽量さとバランスの良さを体感させてくれます。僕もあるイベント競技で着用してみましたが、被っていることを忘れてしまうほどの軽さとフィッティング性能でした。気になる価格は、専用バッグとプロシェードキット、ピンロックシートが付属して税込み25万9,200円。購入できるのは、アライヘルメットのRC正規取扱店のみとなっています。

関連リンク

アライヘルメット

http://www.arai.co.jp/jpn/top.html

  • アライはやはり王道

【ちょっと大人感だけれど、着合わせしやすい】

2018年の夏に登場、今月より順次デリバリー開始となっている南海部品とアライヘルメットのコラボ商品、RX-7Xスペンサースペシャルです。南海部品は80年代より、フレディ・スペンサーのレプリカグラフィックヘルメットを取り扱っており、今回のコラボヘルメットを企画販売するのは必然性だと思います。僕が使っているのは、皆さんが南海部品の店頭で購入できるものと全く同じですが、内装は「KAZU中西仕様」にフィッティング調整されています。この調整はアライヘルメットプロショップだけが実施できる独自のフィッティングサービスで、店舗にて試着購入時に調整可能です。


このRX-7Xスペンサースペシャルは、アライヘルメットと契約して40周年となるフレディ・スペンサー氏が、アライヘルメットに対する信頼と感謝の意をヘルメットに込めたいという思いから企画されたもので、左サイド下部にアニバーサリーロゴが入っています。



ヘルメットについては、安全性や快適性もさることながら、現在所有しているオートバイやライディングウェアとのカラーマッチングはどうか?という点も気になるところ。百聞は一見に如かず!というわけで、初代CB1000SFをイメージする赤白コンビネーションカラーの2018年型CB400SFでチェック。ヘルメットとオートバイ、単体同士でも大した違和感を覚えず、黒地に赤白コンビネーションラインの入ったライディングウェアを着用すると、より親和性が高まったように思いました。もっとオシャレセンスのある人なら、よりマッチングの良い組み合わせを見つけられるかもしれませんね。

関連リンク

南海部品

http://www.nankaibuhin.co.jp/


【ライダーはバリステックが当たり前!?】

僕がアメリカ1周をしていた時代、ヘルメットの着用義務は州によって異なっていました。カリフォルニア州では、ヘルメットは着用しなくてもOKですが、目を守るためのアイウェアは必須となっていました。郷に入っては郷に従え!というわけで、僕も現地でアイウェアを購入することに。


メガネ専門店ではレイバンを勧められましたが、あるバイクディーラーで「バイクに乗るならバリステックレンズでないと駄目だよ。跳ねた小石が当たっても割れて目をケガしないやつね」と、教えられました。


バリステックレンズと言えば、ポリカーボネート製もしくは強化ガラス製になりますが、軽さと強靭さが重要だなと考えてオークリーのアイウェアを購入しました。その経験を活かして、日本でもバリステックレンズのアイウェアを探していたのですが、ぷらっとパーク清水で開催されたKUSHITANI FIT&RIDEにてESSブースを発見。


試着させてもらうと、自前の自転車競技用アイウェアと比べても視界に歪み無く、遠くの山々のスカイラインがクッキリ見えます。それもそのはず、ESSは米軍および特殊部隊、FBIの他、世界130ヶ国の軍や警察、消防関連で採用されているMIL・SPECのバリステックアイウェアなのです。



僕が使用しているのは、ESSクロスブレイド。ヘルメットを被っている時にも装着しやすいようフレームのテンプル厚みが薄く設計されており、レンズ下部は切り上がっています。オープンフェイスヘルメットでシールドを上げたまま乗りたい時にも、重宝しています。あまりにも軽量かつフィッティングが自然なため、時々装着していることを忘れていて、ヘルメットを脱ぐ際に気づくということも…。



ESSのアイウェアは、様々なレンズタイプをラインナップしています。モデルによっては、レンズが着脱式となっていて、1フレームで使い分けができます。クロスブレイドのレンズは、クロスボウにも装着でき、その逆も可能。つまり、互換性があると言う事です。また、レンズのバリエーションとしては、クリアや他色の他、調光や偏光レンズもあります。価格は性能なりに…ですが、僕は調光レンズが気に入りました。普段はアライヘルメットのプロシェードシールドと併用になることが多いため、クリアレンズ仕様にしています。

関連リンク

ESSジャパン

http://esseyepro.jp/

制作・協力

■ライター:KAZU中西

文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。

現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有

プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。

オートバイ以外の趣味はモーターボート。


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