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ジャパンモビリティショー ビズウィーク 2024 イベントレポート
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- 2024.11.13
2024年10月15日(火)~18日(金)に開催された「ジャパンモビリティショー ビズウィーク 2024」のレポートです!
ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024が、2024年10月15日(火)~18日(金)に開催。
主催は、一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)。
イベント会場に展示された、2輪車関係をレポートします!
70年続いた「東京モーターショー」から、昨年新たに生まれ変わった「Japan Mobility Show」。
豊かで夢のあるモビリティ社会を創りたい、という想いのもとに未来を提示するイベントに進化。
2024年は、スタートアップ・事業会社が手を組み、ビジネスを創発するイベントとして開催。
会場は、幕張メッセ(国際展示場) 展示ホール1。入場無料(全来場者登録入場制)。
スタートアップ、事業会社、日本自動車工業会会員、日本自動車部品工業会会員などがブースを出展。
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日本自動車工業会各社による展示車紹介
日本自動車工業会各社によるクルマ・バイクの展示スペース。
テーマは「All roads lead to the future それぞれの道から、カーボンニュートラルな未来へ」。
カーボンニュートラルという目標に向けて、様々な道筋でのアプローチを展示。
カワサキ Ninja e-1
カワサキ初のピュア電動モーターサイクル。
ブラシレスモーター搭載し、力強い加速と低回転域の優れたレスポンスを実現。
走行モードセレクト機能、e-boost機能、ウォークモードなどEVならではの機能を搭載。
またがり可能で展示され、多くの来場者が周囲に集まりました。
バッテリーカバーの下に、取り外し可能なデュアルバッテリーを搭載。
10月にNinja e-1 / Z e-1専用のEVバイク耐久レースを開催。
EVならではの「充電タイム」設定や「ECOモード」「e-boost」の使用義務での走行でした。
ホンダ EM1 e:
日々の生活スタイルにマッチする、パーソナルコミューターを目指して開発された電動二輪車。
動力用電源は、交換式バッテリー ホンダモバイルパワーパック e:を1個使用。
一充電あたりの走行距離53km(30km/h定地走行テスト値)を実現。
スズキ eバ-グマン
原付二種の電動スクーター。
Gachacoが提供する交換式バッテリーシェアリングサービスを使用して、2023年4月より実証実験を開始。
実証実験を通じて必要なデータを収集し、今後の電動二輪車開発に活用。
シート下に、交換式バッテリーのホンダモバイルパワーパック e:を2個搭載。
ヤマハ ディアパソン C580
研究開発中のパーソナル低速モビリティ向けプラットフォーム使用の電動モビリティコンセプト。
ホンダモバイルパワーパック e:を搭載。軽量・コンパクトな設計により、優れた電費を実現。
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スタートアップ企業モビリティ実演エリアのブース紹介
株式会社 IKOMAは、折りたたみ電動バイクの「TATAMEL BIKE (タタメルバイク)」を展示。
代表取締役社長 / プロダクトデザイナーの生駒崇充氏からバイクの特徴を聞きました。
タタメルバイクは一般販売予約を受付中の市販車で、2024年10月頃から順次納車を予定。
価格は、498,000円(税込 / 送料別)。原付一種なので普通免許で運転が可能。
ユニークなデザインのスタイルで、来場者の注目を集めました。
詳細は下記のサイトから!
生駒社長はタカラトミー在籍時、トランスフォーマーの海外事業を担当。
「東京はバイクを置く場所がない」ことから「たためて部屋の中に置けるバイク」を発想し具現化。
「たためるバイク。ひろげるミライ」をコンセプトに、おもちゃのこころでうまれました。
折り畳み時のサイズは、全長 690mm 幅 250mm 高さ 650mm。
サイドパネルは素材やカラー変更が可能で、好みに合わせて着せ替えが可能。
折り畳み状態から、バイク状態への変更はわずかな時間で完了し、見ていて楽しかったです。
バイク状態は、全長 1234mm 幅 650mm 高さ 1000mm。
最高速度 45km/h、航続距離 30km、満充電時間 3h/100v。車両重量 63kg。
ブース内で走行を披露し、電動車ならではの静かさと軽快な走りが見られました。
タタメルバイクの1/12 スケールキットは、カプセルトイ / シークレットボックスで販売。
実際のTATAMEL BIKEと同様の変形ギミックを搭載。たくさんのカラーとデザインが楽しめます。
手のひらサイズのモデルをカスタムしたり、同スケールのフィギィアと合わせたり出来ます。
スタートアップ ブース カーボンニュートラルエリアのFUTURE 株式会社。
Future board 2は、16歳以上免許不要の特定小型原付。
「キックしないボード」の100%Pure EVバイクは、ファットタイヤで乗り心地抜群。
航続距離100km、最大速度 約20km/h、充電時間 約5時間、車両重量46kg。
事業会社ブースの株式会社アークは、コンセプトバイクを展示。
「コンパクト EV バイク」は、オリジナルデザインの折りたたみ式。
デザイン、電装設計、筐体設計、機構設計などで、スタートアップの試作開発をサポート。
今年で25周年のデジタルイノベーション総合展 シーテック(CEATEC)2024を併催。
ジャパンモビリティショー来場登録で、両展示会の見学が可能でした。
ジャパンモビリティショー 2025は、2025年10月30日(木)より東京ビッグサイトで開催です!
(取材協力)
一般社団法人日本自動車工業会
(写真・文)
森井智之