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人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA Part 1

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  • 2026.06.08

人とくるまのテクノロジー展2026横浜を取材!ホンダ最新EVバイクから次世代安全技術、注目パーツまで一挙紹介。

人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMAが開催。
会場はパシフィコ横浜。2026年5月27日(水)~29日(金)の3日間。
モビリティの未来を支える多彩な企業の最新技術・製品を展示するイベントです。


主催は、公益社団法人自動車技術会。
各ブースでの二輪車関係展示と、注目の展示をレポートします。


自動車メーカー、部品サプライヤー、素材・化学、IT・ソフトウェア企業などが出展。
国内外から500社以上の出展社が集結しました。
来場には事前登録(無料)が必要です。

 

 

  • ホンダの最新技術!

本田技研工業
「カーボンニュートラルの実現」「交通事故死者ゼロ」
ホンダは2050年にふたつの目標達成に向けた最新技術を紹介。
さらに「意のままに操る喜び」を感じる、二輪車、四輪車を展示。
 

ホンダ WN7
環境負荷低減技術を最大限に活用した、Honda初の電動ファンバイク。
コンセプトは「Be The Wind 電動車の静粛性によって得られる日々の生活」。
車名は「W=ウインド」「N=ネイキッド」から命名。
目指したのは「It's a Honda 運動性能と安心感の両立」。
車両重量217kgで「電動車は重い」という概念を払拭。
 

スタイリングは「スリム、未来、高級」と、趣味製品としての「佇まい」。
日常使いで「幅は大事」で、フロントフォーク幅と同等のボディ幅を実現。
フロントの造形で、高級感を演出。
 

新技術「フレームレスシャーシ」。
ホンダ初の固定式バッテリーに、ヘッドパイプホルダー&ピボットブラケットを締結。
シャーシ重量は、CB750 HORNET比 -33%を実現。
リヤタイヤ前方に軽量コンパクトな、PDU(機電)一体モーター。
回生ブレーキ強にすると、発進から停止までの「ワンペダル」走行が可能。
 

シートは前後に長い造形で、ライダーの自由度を向上。
シート高800mmで「跨りながら取り回しできる」安心感。
むき出しのシートレールは、ピボットブラケットとあわせてリヤの「金属感」を表現。
 

「ベルトドライブシステム」をホンダで初採用。
走っていても人の話し声や木の葉の音が聞こえる静粛性にこだわり。
チェーンのような調整が不要で、オイル汚れの心配なし。軽量化にも貢献。
ベルトの上下に、異物の侵入を防ぐベルトカバーを設定。
日本での発売が楽しみなモデルです。
 

Honda ×Kuromi モンキー125用タンクカバー
ホンダ純正アクセサリー。受注期間限定で発売(2025年10月31日~12月1日)。
サンリオの人気キャラクター「クロミ」を施したデザインパネル。
ホンダとサンリオのコラボレーションによって実現。
性能×意匠×サスティナビリティで、二輪車外装の新たな価値を提案。
 

3次局面形状でもゆがむことがないインモールド成形技術。
燃料タンク左右両面に両面テープで貼り付け。エンブレムはそのままでOK。
素材は、バイオ由来エンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」。
左右で異なるイラストは裏面からの「グラビア印刷」としフルカラーで高詳細に表現。
今後はデザイン切替によるバリエーション展開を検討。
 

リサイクルPP材の二輪車外装部品適用
CB750 HORNETのヘッドライトカバーなどの外装部品で適用を実現。
リサイクル材を活用で、環境負荷低減を目指す。
 

安心・安全ネットワーク技術
交通事故死者ゼロに向けたHondaの安全の進化。
車両搭載の前後カメラユニットとスマホアプリを組み合わせたシステム。
クラウドでシーン判断&リスク評価をし、取りうる行動を推定。
モバイル端末を通じて、潜在的な事故リスクをリアルタイムに通知。
未然の安全行動を促進し、交通社会全体の安全性向上に寄与。
安全支援スマホを使った安全支援技術は、26、27年度に和光市で実証実験。
 

次世代ADAS(エーダス)
経路誘導を核とした運転支援技術(四輪車)。
目的地までの全ルートにおいて安全、快適に走行。
出発地の駐車場から目的地の駐車場までの運転操作を支援。
2028年度以降、北米、日本で投入するハイブリッドモデルに順次搭載。

 

  • 注目の展示を紹介!

ユタカ技術 ブレーキディスク
(上段)CRF1100L(左)、ゴールドウイング(下段)PCX(旧)、PCX(現行)
PCX(現行)は、中央のパルサーリング(車速検知用)一体ディスクに進化。
 

フローティングディスクのハブ(黒い部分)が「ギザギザな」特徴的形状を採用。
これは性能を追及する目的の形状で、CBR1000RR-Rでも使用。
ディスクのホールはタッチの向上を狙って、内から外に向け径が微妙に変化。
長年の蓄積による技術の効果は、ホンダのレース部門でも採用されていました。
ハブはメーカーによってブラケット、ハウジング、マウンティングベルなどでも呼称。
 

九州柳河精機 中空ダイカスト技術
ホイール&スイングアームは、中空技術とハイプレッシャーダイカスト技術を融合。
中空化によりホイールは37%、スイングアームは58%の軽量化を達成。
左の黄色のものは「中空ホイール用砂中子」。この部分が軽量化されています。
 

九州柳河精機 アルミダイカスト部品の一貫生産体制
展示のシートレールは、WN7用のようです。
 

三菱ケミカル DURABIO
植物原料(再生可能資源)を使用した新規樹脂製品。
デュラビオを使用した、ホンダ NC750Xのウィンドスクリーンを展示。
 

NGKスパークプラグ
二輪車向けのMotoDX(右下)などの製品を展示。
上段は、プレチャンバープラグ、水素エンジン向けスパークプラグを展示。
 

オーウエル 二輪車用車体ステッカー(DO-IT Company社製)
オーウエルタイの二輪車エンブレム・ステッカーを展示。
二輪車の車体装飾性を向上。
 

オートテクニックジャパン(ATJ)
全日本ロードレース選手権JSB1000クラスや鈴鹿8耐に参戦する「Team ATJ」。
100%現役社員によるエンジニアチームでの参戦を紹介。

 

  • AI活用でひろがる可能性!

BRAID (ブレイドテクノロジーズ)工業設計を自動化する生成AI。
仕向け地ごとに異なる要件に対応する、二輪車シートベースの設計を出力。
条件設定の入力から~40時間で設計案候補を300案以上出力。
 

WAVEBASE(トヨタ)×DUNLOP(住友ゴム工業)
素材解析を支援するWAVEBASEは、トヨタの新事業。
タイヤ用ゴム材料開発では、大型放射光施設(Spring 8)を活用。
放射光を用いて取得したデータをAIで解析し、誰でも直感的に理解できる形で可視化。
低燃費化、省資源化などの課題解決をサポート。

 

次回も、ブースで展示の製品をレポートします。

 

 

制作・協力

(取材協力)
公益社団法人 自動車技術会

(写真・文)
森井智之

 

 

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