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人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA Part 2

  • おすすめコラム
  • 2026.06.10

人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMAの続編です。電動バイク、最新灯火技術、注目パーツをレポート。

人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMAが開催。
会場はパシフィコ横浜。2026年5月27日(水)~29日(金)の3日間。
モビリティの未来を支える多彩な企業の最新技術・製品を展示するイベントです。
主催は、公益社団法人自動車技術会。
今回も各ブースでの二輪車関係展示と、注目の展示をレポートします。
 

スズキ
2025年9月に発表した「10年先を見据えた技術戦略2025」概要を説明。
CO₂回収装置を搭載した「スーパーキャリィ」などを展示。
 

スズキ MITRA プロトタイプ
多目的電動台車。電動車いす開発の知見を活かした車台をロボットの足として活用。
特定用途に限定されない汎用的な「足回り」として様々な業界での活用に期待。
電動車いす「セニアカー」のコンポーネントを使った、優れた走破性と信頼性。
 

前後サスペンションを装備。
後輪左右独立モーターによる高い機動性と優れた旋回性能。
前輪操舵はパワーステアリングで、狭い所でも高い操舵性。
 

防錆・防水・防塵を配慮した設計。
段差や不整地などの屋外環境でも、安定した走行を実現。
リモコン操作のデモ走行を実施。ネイキッドデザインが、カッコよかったです。
 

巴川コーポレーション グリーンチップCMF
木材由来セルロースファイバー高配合樹脂。石油由来の樹脂を55%削減。
スズキ車のロゴ入りセルロースECOマグカップを展示(S-MALLで購入可能)。

 

  • 電動バイク展示!

brose
ホンダの競技用電動トライアルバイク「 RTL ELECTRIC」を展示。
モーターは、ブローゼ製インバーター一体ユニットを採用。
 

クラッチ、フライホイール、トランスミッション搭載。ミッションは2速とのこと。
以前取材したデモ走行では、独特なモーター音が印象的でした。
 

brose 電動二輪モーター・フェライト(48V)
開発中。レアアース重希土類に依存しないフェライト磁石を採用。
 

Jatco(ジヤトコ) 電動バイク用ドライブユニット
モーター×2段変速機構で力強い発進駆動力と最高速を提供。
マニュアル/オートマチック統合制御により、運転の自由度を提供。
路面状況をインテリジェントに識別し、最適なレンジをリアルタイムで自動切替。
2026年6月に中国で発売開始の新型スクーターに搭載。
 

Astemo(アステモ) 二輪車向け空冷インホイールモーター
ロータリーフィン空冷とモーターの高出力化技術が力強い走りを実現。
安全かつ効率的に分解・分別できる易解体(いかいたい)構造で、環境負荷を低減。
 

日新PREVO Inmotive(インモーティブ) 2速トランスミッション「Ingear」
ベルト駆動ユニットを採用する2段変速システム。
システムのメリットは「より速く」「最高速度の向上」「1回の充電でより遠くへ」。
 

JAE(日本航空電子工業) 二輪車用 Type-C USB Charger
各種コネクタや、Bluetooth Wi-Fi アンテナなどもディスプレイ。

 

  • 二輪車用金属パーツ!

リョービグループ 東京軽合金製作所 二輪用フレーム
重力金型鋳造法は、気泡が入らないように金型を傾けてゆっくり流し込む製法。
 

リョービグループ 豊栄工業 二輪フレームなどを製造
写真は、四輪車用熱間鍛造ロアアーム(参考出品)。
 

所沢軽合金 薄肉精密鋳造ホイール(砂型)、(奥)金型鋳造品(二輪用フレーム)
マグネシウムホイールは、重量4.3kgの軽量設計。
 

エフ・シー・シー(FCC) 二輪用 自動発進クラッチ(FSS.Clutch)
発進時のクラッチ操作が不要のイージーオペレーションと同時に
マニュアル操作の楽しさを併せ持ったクラッチシステム。
 

エフ・シー・シー レース専用クラッチ
急激なエンジンブレーキによるバックトルク低減機構(スリッパー)を装備。
独自構造により、リミッターのセッティング自由度を拡大。
 

ユニチカ Uポリマー
無塗装ピアノブラック成型品。漆黒感、耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性、耐候性が特徴。
展示品は、カワサキ車の外装部品。

 

  • 最新ヘッドランプ技術!

市光工業 明るさ自動制御ライティングシステム「Just in Light」
AIを活用した測光技術(コンセプト)。
周囲の状況に合わせて車両のヘッドランプの明るさや照射範囲を変化、調整。
 

小糸製作所 高精細ADBユニット(量産仕様)
レクサス ES(2026年量産開始)に国内初搭載。
マイクロLED(左)の光源は、16,000分割の点消灯。
 

遮光範囲を左右上下に縮小、歩行者へ配慮した減光も可能。
デモでは、対向車の動きに合わせて遮光範囲を調整しながら追従を再現。

 


■高度なエンジン技術! 
 

HKS 内燃機関技術
(前列)3次元プロフィールピストン(左)、副室燃焼対応ピストン(中央)。
(右上)シリンダヘッド(副室仕様)、(右下)従来ピストン(副室燃焼非対応仕様)
 

HKS 2ピースピストン
理想的なピストンピン位置を実現する「TWO-PIECE PISTON」(発売中)。
「ピストンピン位置最適化」「摩擦損失低減への寄与」「設計自由度の向上」。
日産 RB26コンプリートエンジン用(3.0L)。

 

HKS(日生工業) 
(右前)削り出しカム(310サニー レース用)、削り出しクランク(GT-R V型6気筒)
(左奥)電気自動車用 e-AXLE 歯車


”開発コストと開発リードタイムを「半分」に”を提案。
「作れない」を「作れる」に。設計段階から「最適解」を。
旧型部品の「救済」を約束。
このイベントでは、内燃機関(ICE=アイス)向けの展示は貴重な存在となりました。

 

名古屋会場での開催は、6月17日(水)~19日(金)。
ぜひ、足を運んで最先端技術を体感してください。

 

 

制作・協力

(取材協力)
公益社団法人自動車技術会

(写真・文)
森井智之

 

 

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