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2300台、2600名が来場!第13回隼駅まつり
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- 2023.09.25
今回は鳥取県で開催された『隼駅まつり』の模様をご紹介します!
8月20日、鳥取県八頭町の船岡竹林公園で開催された『第13回隼駅まつり』。8月の開催は4年ぶりとのことで、まさに『隼の聖地』に夏祭りが帰ってきた喜びと共に、会場はトークショーや出展ブース、ライダー交流会で、さらに若桜鉄道の隼駅前広場は訪れるライダーやハヤブサ一日駅長の登場などで賑わいました。
- 隼オーナー、隼ファンが2300台・2600名
静かな山間の公園広場にバイクの音がこだまして、隼駅まつりの駐輪場を埋め尽くしていきます。新旧の隼はもちろん、他車に乗る隼ファンも大歓迎なので、大小の様々なバイクが集まりました。その数、2300台!タンデムはもちろん町内からシャトルバスでの来場を含め2600名!芝生エリアへの駐輪は、来場記念に配布される『隼オリジナルステップホルダー』が効果絶大です。開会式典では、スズキの鈴木俊宏社長が「アツーイ隼へ、お帰りなさい!」、そして『隼駅まつり実行委員会』の石谷優会長も「皆さん、お帰りなさい!」と同じ思いを挨拶の冒頭に、4年ぶりに夏開催へと帰ってきた隼駅まつりが華やかに始まりました。
午前7時の入場開始から全国各地のナンバーを付けた隼が続々到着します。スタッフの皆さんの誘導も見事でした。
最も早い入場を遂げた列にズラリ並んだ隼たちは壮観。個性的なカラーの25周年特別仕様モデルも早速来場していますね!
こちらは芝生広場の駐輪エリア。よく見ると隼以外にも色々なバイクがいます。隼ファンならどのライダーも歓迎してくれるイベントです。
開会式典で挨拶するスズキの鈴木俊宏社長。主催の地元実行委員会と来場の皆さんに感謝の言葉を、さらに数日前の台風7号で被害を受けられた方にお見舞いを述べました。後方に来賓と実行委委員の皆様。すべてのステージプログラムに手話通訳も付きました。
隼駅まつり実行委員会を牽引する石谷優会長。主催運営スタッフを代表した情熱あふれるご挨拶が来場者の心に響きました。
- 展示・販売、人文字にトークショー、すべて隼一色
広大な会場内では、限定グッズ販売を始め、隼にまつわる様々な企業の展示販売の出展ブースが並び、地元グルメの飲食テントやキッチンカーも出てお祭りムードを盛り上げます。ステージではスズキエンジニアによるトークショーや郷土芸能『隼音頭』の踊りなどが繰り広げられ、さらにライダー交流会の『遠くから来たで賞』は北海道からと台湾からのライダーが、『私が一番元気だぞ賞』は70代のお元気なライダーが受賞、抽選会やじゃんけん大会で豪華賞品も沢山のライダーに当たりました。プログラムの合間には人文字を作ってのドローン空撮と2回の集合写真撮影もあり、暑い日でしたが皆さん熱中症対策を施しながら、どちらを見ても隼の魅力がギュッと詰まった一日を楽しみました。
芝生広場で「隼」の人文字を作ってドローン空撮、会場の全員が参加しての思い出作りも恒例です。
スズキブースで限定販売されたオリジナル記念Tシャツはもちろん完売の人気でした。
鮮やかな朱色で目を惹くのはスズキブースに展示された限定モデル、25周年特別仕様の隼。デビュー間もないため実車を見るのは初めてという方も多く、注目を集めました。
人気プログラムのひとつ『スズキエンジニアによる「隼」開発秘話トークショー』。隼Ⅲ型モデル開発のこだわりや、話題の25周年特別仕様車の誕生秘話などを披露くださいました。
トークショーやライダー交流会は芝生広場に集まり参加、柔らかな芝生に座ると子供の頃の遠足を思い出します。
司会進行は人気モトブロガーで隼乗りでもあるRurikoさん。トークショーからライダー交流会まで大活躍で盛り上げてくれました。
最後は、鈴木社長始めスズキスタッフがライダー一人ずつに「ありがとう」「気をつけて」と声をかけながらお見送りです。最後まで温かい雰囲気で一杯の隼駅まつりです。
- 隼駅前は隼ライダーお約束の聖地
まつりの前後に必ずと言っていいほどライダー達が立ち寄るのは、まつり会場から数キロの所にある若桜鉄道『隼』駅。15年前の8月に7台の隼が駅に集まった事が現在の隼駅まつりの発端というまさに隼の聖地であり、聖地巡礼の記念として駅舎をバックに写真を撮るライダーがほとんどです。登録有形文化財にもなっている赤い屋根の小さな駅舎の前で、ノスタルジックな雰囲気に浸っている時、タイミング良く隼ラッピング列車が到着すればとてもラッキー。のどかな駅前広場も、まつりの週末は多くの隼ライダーで華やぎます。
祭り前日から盛況だった『隼』駅前広場。初めて来た人も毎年来ている人も、写真を撮り合ったりしながら隼乗り達の交流が広がります。
この日はなんと、本物のハヤブサのヤズちゃんが一日駅長に就任、鋭い眼光でライダー達と隼駅を見守っていました。
隼ラッピング列車も元気に運行中。隼駅に到着すると駅舎は写真や動画を撮る人達でひときわ賑わいます。
■文・写真:高橋絵里 ■協力:スズキ二輪・隼駅まつり実行委員会