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【旧車ツーリング②】中年同級生の二人旅

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  • 2019.07.01

KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol46。今回は前回に引き続き友人との旧車同士のツーリングをレポート。今回も魅力的なツーリングスポットや旧車のメンテナンス等の記載もあり、ライダーが楽しめる内容となっております!

  • いろんな経験をしてきた同級生だから

10代の頃、オートバイで知り合った友人たちは、総じてこう言っていました。「俺は一生バイクに乗り続ける」と…。しかし、18才になり4輪の運転免許が取れるようになると、オートバイ仲間は徐々に減っていき、社会人となり家族を持つようになるとさらに減る。


気が付けば、同級生でオートバイに乗り続けているのは僕だけ?そんな思いをしているご同輩は少なくないと思います。それでも僕はオープンディビジョンバイカーグループTOMCATSモーターサイクルクラブに属しているので、同世代と見比べればオートバイ乗りの友人は多い方だと思います。


500SS(H1D)に乗るカズちゃんと知り合ったのは、僕が伊豆スカイラインで二輪車の事故防止活動をしているからで、「どんな人が活動しているのか直接話してみたい」と、訪れてくれたのが付き合いの始まりです。


訊けば同い年、経てきたオートバイ経験も似たようなものでした。年代や時代背景は移り変わり、その時流に合わせて乗り方をアジャストしてきた二人ですから、意気投合するのは必然だったのかもしれません。


今回は、デザイナー多田憲正氏を表敬訪問する一泊2日のツーリング。両日とも雨の予報でしたが、前日は夏日のように晴れ上がるという奇跡。「持っている」男2人のツーリングって、こういうものかもしれません。


今回の宿は、榊原温泉の旅館、清少納言にしました。僕は距離的に慣れていて土地勘もあるので大丈夫ですが、千葉県東部に在住するカズちゃんからすれば、かなりのロングツーリングだと思います。その疲れを癒すのに温泉と豪華な夕食、美味しい日本酒は欠かせません。清少納言さんは日本酒にかなり力を入れているとのことで、地元の銘酒がずらりと取り揃っていました。


関連リンク

旅館 清少納言

http://www.seishounagon.co.jp/

  • 晴れていたらもっと良かったのに

すっかり疲れもとれた翌日、パールロードを目指して走ることにしました。カズちゃんは初の伊勢志摩とのことで、期待感まんてん。僕らは意気揚々と伊勢道に乗り、ひとまず伊勢西ICを目指しました。


ところが、一志嬉野ICを過ぎたあたりで、カズちゃんの500SSがスローダウン、多気PAに緊急ピットインしました。訊けば、高回転域でミスファイヤが発生している模様。それでも伊勢までは騙し騙し行けそうだとのことで、伊勢志摩スカイラインまで行ってみることにしました。


伊勢西ICで下りると、何となく調子が戻ったとカズちゃん。そのまま伊勢志摩スカイラインへ入り、朝熊頂上を目指します。天気は時折晴れ間も出る程度の曇り空。晴れていればスカッと景色の良い伊勢志摩スカイラインだけに、ちょっと残念。それでも信号なしの快走ワインディングロードは愉快なのです。


上り始めて最初の大展望台駐車場。500SSの調子を訊いてみると、「完調ではないけれど、ここまで上れてきたわけだから、もう少し先まで行けると思うよ」と、カズちゃん。様子を見ながら先へ進みます。



伊勢志摩スカイラインの頂上、朝熊茶屋まで来ました。この時点で、先のルート変更を話し合い。500SSの調子を考慮して、パールロードは諦めることにしました。話が決まったところで、頂上散策を楽しみます。


何故ここに郵便ポストが???



頂上展望台から伊勢湾を眺めます。晴れていればこのような景色です!というパネルがありがたい。



鳥羽へ下りる側の展望台。いくつかあるので、空いている場所を選んで停車、写真を撮ります。僕は、15年前くらいにロケで走った想い出の道。晴れている時に、また訪れたいと思います。

関連リンク

伊勢志摩スカイライン

https://www.iseshimaskyline.com/

  • こう見えても海の男ですから

伊勢志摩スカイラインを下りて鳥羽へ。ここから伊勢湾フェリーに乗って帰路に就きます。フェリー乗り場について、何かを思いついたカズちゃん。「もしかしたら、プラグがダメなのかも。実はチェックするのを忘れてた」とのこと。


今回のツーリングに向けて、色々と車両整備したそうですが、スパークプラグの点検をうっかり忘れていたそうで、手持ちの工具で予備のプラグに交換してみることにしました。こんな準備をしていて、なおかつクイックに作業できるのは、長くオートバイに乗ってきた経験から。外したプラグを見ると、2番シリンダーのものが著しく摩耗していました。


中心電極と接地電極の摩耗はギャップの過多となり、火花エネルギーが弱まります。高回転域でミスファイヤしていたのは、その影響かもしれません。プラグの交換を済ませて、ちょっと安心した表情のカズちゃん。乗船して特別室に上がり、リラックスした船旅を満喫します。


僕はフェリーに乗ること自体が好きなので、今回の突発的な計画変更も楽しめます。こう見えても(?)、小型船舶操縦士1級免許を持っていますからね。中西家の本家はかつて造船業を営んでいたし、僕の親父は漁師でしたから、港が好きだし船に乗ると安心します。



もっと早く気づけば良かった~とカズちゃん。サッとプラグを外してチェック、予備の新品に交換しました。伊良湖岬から浜松までの移動で復調を確認。浜松ICからの東名高速も調子良く走れたそうです。次回は、点検バッチリでツーリングを楽しみましょう!



僕自身がプレジャーボートを操縦するから、その凄さに感心するのですが、あんなに大きなフェリーを簡単に着岸させる操縦術は、芸術的だと思います。もちろん、操縦する人と桟橋でロープさばきをする人の意気がぴったりと合っていなければできないことです。伊勢湾フェリーは鳥羽港と伊良湖岬を結ぶ航路で、所要時間は約1時間。浜松―鳥羽間の安全な移動を考慮すれば、活用しやすい移動手段だと思います。ちなみに乗船料金は、750cc未満か否かで差が出ます。そういう意味でも、ナナハンって日本の道路事情に合っているのだなと思います。

関連リンク

伊勢湾フェリー

https://www.isewanferry.co.jp/

制作・協力

■ライター:KAZU中西

文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。

現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有

プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。

オートバイ以外の趣味はモーターボート。


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