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【バイクマナー】正しく乗るからどこでも笑顔
- おすすめコラム
- 2019.11.11
KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol60。今回はバイクのマナーについて。どんなときもマナーの良いライディングを心がけたいものですね!
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マナーの良さが愉快な交流を生む
今年の3月より、富士箱根伊豆国立公園内のツーリングスポットにて、伊豆スカ事故ゼロ小隊が主体となり、マナーの良いライディングを提唱するアクセルチョイ戻し作戦が展開されました。マナーの良いライディングとは、他人に迷惑をかけない&迷惑に思わせないオートバイの乗り方で、キモとなるのはマフラー音量です。例えば完全ノーマルのオートバイだったとしても、空ぶかしを繰り返せばうるさく感じます。一度に複数台がエンジン始動すれば、やはりうるさく感じる。車両としては合法=ルールを守っていても、使い方によっては迷惑行為になるという話です。その辺の気遣いができるか否かで、世間様の目も変わってくるというか。
僕はよく「オートバイは正しく乗れば危なくない」と言っていますが、この「正しく乗る」は一ミリもミスなくルールを守るという意味ではなく、ルールを守ることを前提としつつも、正しく操縦することが往々にしてルールを凌駕するほどの、マナーの良い2輪車利用につながるという話です。包丁だって正しく使えば見事で美味しい料理をこしらえることが可能だけれど、間違った使い方をすれば人を危めることもできる。そういった意味合いで、正しく乗ろう!と提唱しています。正しく乗る=マナーが良いから、どこへ行っても笑顔で受け入れられる。この世にオートバイが存続するために、必要な考え方だと確信しています。
今シーズン最後のアクセルチョイ戻し作戦では、小田原警察署の白バイ隊が協力してくれました。「自分たちもオートバイが好きです。なので、自他ともに命の危険を予感させる危険な走りのライダーを見かければ止めざるを得ない。ヘルメットの顎紐をしっかり締めるとか、胸部プロテクターの装着も含め、オートバイに正しく乗車して安全第一でツーリングを楽しむよう心がけてもらいたいなぁと思います」とのこと。僕ら伊豆スカ事故ゼロ小隊が、啓蒙チラシを配布しつつ声掛けする際も、同様の事をお伝えしています。
また、伊豆スカ事故ゼロ小隊は、活動のメイン路線が伊豆スカイラインですから、アクセルチョイ戻し作戦以外の時でも「ブジカエルのココロ」をお伝えしています。活動時間が昼から午後までに及べば、ターンパイクや伊豆スカイライン周辺で昼食をとりますが、僕らはマナーの良い立ち振る舞いを心がけていますから、どこへいっても笑顔で歓迎されます。皆が笑顔でいられれば食事もより美味しくなる。「カズさんたちの活動、応援していますよ!」と激励されることも多く、その都度より一層頑張っていかねばならないと思っています。
関連リンク
アネスト岩田ターンパイク箱根
伊豆スカイライン
http://siz-road.or.jp/sz/road/izusk/
ダムトラックスカフェ
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どこへ行っても笑顔の元になるカズ兄のZ2
まったくのプライベートタイムでも、僕は正しい操縦&グッドマナーを心がけています。プライベートではZ2で出かけることが多いですけれど、古いオートバイだからと言って空ぶかしすることは無いです。それだけメンテナンスに時間とお金をかけている。なので、どこへ行っても話しかけられることが多く、終始笑いの絶えないおしゃべりを楽しめます。これはVMAXの時も然り。どこのお店に行っても歓迎ムードで、ついつい長居してしまいます。僕自身も、眉間にしわを寄せてブスっとしているより、自然ににこやかになれる方が良いですからね。
プライベートでよく行くのは、達磨山周辺のワインディングロード。伊豆半島で言えば北西部にあたり、山々の景色とシーサイドクルージングを楽しめます。ちょこっと止まって写真を撮っていると、「今日はZ2なんだね!カッコいいな~。気を付けてねー」と、声をかけられることが多いです。そんな交流も楽しみの一つ。
もう少し時間のある時は、箱根の甘酒茶屋まで足を延ばします。「二輪車の安全利用と事故防止の啓発活動、ご苦労様です」と激励されること多し。僕からすれば、ライダーを歓迎いただき感謝!という感じです。ここから下山していくと寄せ木細工で歴史の長い畑宿があるわけですが、途中は曜日と時間、排気量による二輪車通行制限あり。この規制が無くなるか否かは、通行するライダーのマナーによります。観光客の多い場所ですから、空ぶかしやローリング行為は無しでお願いしたいですね。
関連リンク
甘酒茶屋
中伊豆地区にあるスペイン風料理の店、るび~な。やはりマナー良く訪れれば歓迎されます。オススメはミックスコカ。スペイン風のピザですね。景色を眺めながらのんびりと食事を楽しみたい店です。
関連リンク
伊豆市観光情報サイト
http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2...
平日の夜によく行くRAIZU(来伊豆)。オススメは、天城産本わさびと地のりのパスタです。このお店もマナーの良いバイク乗り歓迎。
関連情報
RAIZU
所在地:伊豆市湯ヶ島126-1
電話:0558-85-2244
定休日:水曜日
Z2のオイル交換でウエマツへ向かっている途中、駒門PAで休憩していたらZ900RSとゼファー750乗りがやってきました。まさかの三世代Zがそろい踏み。もちろん、笑顔でおしゃべりを楽しみました。ウエマツショールームに着いてオイル交換作業を待つ間、販売車両を眺めているのですが、その際にも声掛けされることが多いです。そうなるのも、笑顔でいるからなのかな~と思っています。僕はこの車種!というより、オートバイという乗り物が好きですから、眺めているだけで自然と笑顔になりますからね。
関連リンク
ウエマツ
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ヤマハな人はマナーが良い
あくまでも個人的な感想ですが、ヤマハ車ユーザーはちょっとお洒落でマナーの良い人が多いように思います。先日、YAMAHAモーターサイクルデーに行ったのですが、「俺の愛車のエキゾーストノートを聞かせてやるぜ!」みたいな空ぶかしライダーはおらず、ジェントルな立ち振る舞いの老若男女ばかり。会場内でも譲り合い&思いやりのシーンを多く見かけました。皆のマナーが良ければ自然に笑顔があふれる。少し大げさな表現かもしれませんが、ライダーやオートバイの社会的地位の向上につながると思います。
僕は可能限り控えめにしようと存在感を消しつつ、出展ブースを回ってみました。しかし、直ぐに身バレしてしまうという作戦失敗(笑)出展企業の皆様はもちろん、多くの来場者にも声掛けいただき、感謝感激でした。
逆に会場で発見!難波祐香ちゃんと忠さんに声掛けしました。気さくに応じていただき感謝!
実は何気に友人知人の多いFZRのオーナーさんたちにも声掛けいただき、感謝感激。一緒に記念撮影もさせていただきました。その後はYSP沼津のお客様たちと富士山周遊ツーリング。ブジカエルで楽しい1日でした。
関連リンク
ヤマハモーターサイクルデー
■ライター:KAZU中西
文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。
現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有
プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。
オートバイ以外の趣味はモーターボート。
バイクの窓口事務局