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ライディングギア・用品 インプレッション!

  • おすすめコラム
  • 2020.01.25

KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol72。今回は、ライディングギア・用品のインプレです。自分に合った用品で快適なライディングを楽しみたいですね。

  • 気軽&快適にライディングを楽しみたい!

近年のバイクカスタムトレンドは、パフォーマンスアップよりも利便性の向上だと聞きました。大手用品店がこぞってそのように申しておりますので、間違いないと思います。事実、売れ行きの良い人気商品は、スマートフォン用マウンターや電源供給アイテムとのこと。ついでシートバッグやサイドバッグ、パニアケースなどの積載性向上アイテムだそうです。これらをフル装備すれば、実に快適かつ気軽に乗り出せること請け合いですが、僕自身はさらに上を行く気軽さと快適さを求めるようになりました。結果、オートバイに乗り始めた頃と同じようなスタイル、用品のチョイスをしています。もちろん、当時物では役不足感が否めないので、積極的に最新アイテムを採り入れています。


高校時代はDパック(バッグ)を愛用していたわけですが、最近はこんな仕様の物もあるのだな~と入手したのが、南海部品のデイリーユースシート&バックパックです。ショルダーストラップを収納可能で、シートバックとしてもバックパックとしても使える2WAYタイプ。レインカバーも付属しているので、突発的な降雨にも対処できますね。ざっくばらんに言えば、長方形の箱型となっていて、置いても片くずれせず自立しますので、荷物の出し入れ時に重宝しています。僕は、サッと背負ってショートツーリング!なんて場面で活用しています。


関連リンク

南海部品

http://www.nankaibuhin.co.jp/

  • 安心と快適さにこだわるヘルメットの使い分け

僕は、オートバイに乗り始めた頃より、アライヘルメットを愛用しています。初めて購入したアライヘルメットはラパイドでした。以降、様々なアライヘルメットを被ってきたわけですが、レース現場ではもちろん、クルマにひかれて下敷きになった時も、アライヘルメットは僕の頭部を護ってくれました。なので、絶大なる信頼感も持っています。今シーズンは、オートバイ乗車時にRX-7X、ラパイドネオ、XD、VZ-RAM、ハイパーTプロ、4輪のスポーツ走行でGP-5Wを使用しました。シチュエーションに合わせて適切にチョイスした結果で、常に安心かつ快適でした。


2019年の事故ゼロ活動や安全運転講習会の現場で使用したVZ-RAMです。プロシェードシステムを追加しているので、VZ-RAMプラスと同仕様になっています。オープンフェイスモデルゆえの視界の広さ、シールドをサッと跳ね上げ人と直ぐに対話できる使い勝手の良さが、それらのシチュエーションに合っていると思います。


ナンカイライダーズミートでMCコンビを組んでいるモンちゃん=多聞恵美さんを筆頭に、多くの人から「カズさんのヘルメットはこのイメージ」と言われるXDオリエンタルです。頭頂部に龍が描かれた和風グラフィックは、僕もお気に入り。近所のカフェへ行く時など普段の街乗りからプライベートなクラブツーリングまで、時にはサーキットのスポーツ走行でも使用しました。もし、オリジナルグラフィックのヘルメットを製作するとしたら、蒼龍は必ず入れよう!と思っています。


僕の使っているアライヘルメットでは、最も新しいモデルになるラパイドネオです。ネオクラシックバイクユーザー向けとのとこで、僕はカズ兄のZ2やXSR700に乗る時、被るようにしています。頭頂部にダクト類の無いプレーンなデザインですが、新採用のエアフロ―ライナ・ベンチレーションの利きが良く、夏場は想像上に快適でした。しかしながら、冬場の夜間走行では、ベンチレーションが利き過ぎなのでは?と感じることが度々あって、その対策としてふと思い出したのがダブルレンズシールドです。ダブルレンズシールドは、サーキット走行用のRX-7Xで使用しているのですが、雨天時でも曇ることなく良好な視界を維持できるスグレモノだと実体験しています。密閉性も高くなるので、寒さ対策になるのでは?と考え、装着してみることにしました。


標準シールドとダブルレンズシールドを並べてみました。違いは一目瞭然ですね。ちなみに、プロシェードシステムに変更することも可能です。


ラパイドネオのシールドベースは、RX-7X等が採用するVAS-Vホルダーとは異なるもので、固定はネジ式となっています。シールド交換時はネジを外すことになります。ちょっと懐かしい感覚というか、まさにネオレトロですね。


シールドベースは内外2分割式です。新たに装着するダブルレンズシールドのマウント部をシールドベースで挟み込みます。フック部は上下2か所で、上側からはめると挟みやすいです。


シールドベースがネジ式なので、仮留めしてシールドのフィッティング具合を調整します。シールド上部のゴムリップ部が帽体側にしっかりと密着していること、シールド左下部のロック部がしっかりと収まっていることを確認して、ネジを本締めします。オーバートルクによる締め過ぎに注意!


外気温1~3℃の中で、テストライディングしてみました。予想通りというか、シールドの密着度が高まったことで、ベンチレーションの利き過ぎ感は緩和されたように思います。それ以上にメリットを感じたのは、クリアな視界の維持。まったくの曇り知らずで、さすがダブルレンズシールドだ!と改めて感心しました。ESチンカバーVを追加すれば、さらに快適さが向上するでしょう。


関連リンク

アライヘルメット

https://www.arai.co.jp/jpn/top.html

制作・協力

■ライター:KAZU中西

文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。

現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有

プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。

オートバイ以外の趣味はモーターボート。


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