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緊急事態宣言下につき振り返りレポート
- おすすめコラム
- 2020.05.18
【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】vol87。今回は緊急事態宣言前の振り返りレポートです!
新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が発せられ、外出自粛要請を受け入れた状態が1ヶ月を過ぎました。
人が越境往来することによる感染拡大を抑えるために、観光施設や道の駅、公共駐車場が休業や閉鎖措置をとっています。
ストレス発散とまではいかないまでも、息抜きや気分転換でご近所ドライブをする人もいるでしょう。
僕は乗ることについて、肯定も否定もない。
そもそも誰かに指図を受けるのが嫌、結果がどうあれ己が決めた道を進むことを信条としているのでね。
また、何らかの屁理屈をこねて免罪符とし、自身の行動を肯定化するなんて無粋な真似もしたくない。
移動手段として必要ならば乗る。行楽のために乗るのは今じゃない!と思うまでです。
そんな前振りをしつつ、3月にあった出来事を振り返ってみます。
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緊急事態宣言前の自粛気味ドライブ
アルバイトの出勤日は、ガソリンスタンドまでバイク通勤しています。
Z2で行く日もあればXSR700の日もあります。
XSR700を眺めながら仕事が出来ることって、とても幸せな環境だと思っています。
来店客のXSR700と見比べて、ウチのXSR700はかなりローダウンされているなと改めて実感することもあり。
ショートホイールベーススタイルは旋回性が高くて近年のオートバイらしいなと思う反面、僕はやはりロングホイールベースに見えるロー&ロングスタイルが好きなのだなぁとしみじみ。
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プロト(エフェックスローダウンキット)
アクティブ(ハイパープロローダウンスプリングキット)
http://www.acv.co.jp/00_index/index.html
マフラーはSP忠男のパワーボックスフルSSに交換しています。
そもそもXSR700は常用回転域とされる中速領域がトルクフルなエンジン特性ですが、SP忠男のパワーボックスはそのトルク領域を幅広くしてくれます。
簡単に言えば、ノーマルより1速高いギヤをセレクトしても、アクセルワークだけでストレスなく操れます。
なのでウチのXSR700では、6速に入れっぱなしのドライブが多いですね。
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SP忠男
ノーマルのピレリから、ダンロップのTT100GPラジアルに交換しました。あれから数か月を経過していますが、ウェット路面でのロードホールディング性がずば抜けているなと思います。
冷間時のグリップ力に信頼性が高く、ドライ路面では多少荒れていても思い通りに食わせる・意図的に少し滑らせるのコントロールがしやすい。
これをラジアルタイヤで実現できることが、凄いなと思うところです。
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ダンロップモーターサイクル
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単なる移動路もルート組み次第で面白くなる
3月に入り、YSP沼津から新型MT-25の入荷アナウンスが来ました。
また、沼津の黄瀬川自動車学校至近にホンダドリーム沼津がオープンするとの情報も。
自宅からだと県東部へちょいとドライブコースを組むことになりますが、往復するだけなら退屈な道のりも、工夫次第で楽しめます。
県道12号線から裏道をつないで北進することに。途中はこんなにのどかな田園風景です。
道中のメインステージとなる田中山です。とにかく道幅狭くて荒れまくり、斜度もキツイですが、マフラーとタイヤの性能を存分に活かせます。
函南を通って下香貫のYSP沼津へ。ノーマルとカスタム仕様の新型MT-25がショールームにありました。前モデルは初期型MT-09風の穏やか系フェイスデザインでしたが、新型MT-25はエイリアンチックでイカツイ!メーターバイザーというか、ショートスクリーンを着けるとさらにイカツイ!という印象です。カスタム仕様はフェンダーレスキットも装着済みでした。
ノーマル部分でこれは!と感心したのは、インテークダクト風の外装パーツと新型メーターです。特にメーターは視認性が高く、インフォメーションが伝わりやすいでしょう。このあたりはMT-10やYZF-R1と同様ですね。
フロントサスペンションもアップグレードされ、機能的に大幅進化したと言える新型MT-25ですが、その分だけお値段もちょいUP!僕は前モデルのMT-25もデザイン的に良いなぁと思っていたので、性能とリーズナブルさのバランスで選ぶなら、前モデルでも十分にお買い得だと思います。
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YSP沼津
YSP沼津から北進、三園橋を渡って右折直進すると、右手に見えてくるのがこのほどオープンしたホンダドリーム沼津です。地域的には待望のホンダ専門店で、これまでホンダに乗ってきた人はもちろん、斜向かいにある自動車学校で免許を取った人にも立ち寄りやすくて良いと思います。オープン当初から大人気、注文多数なのはレブルとの事。普段、ガソリンスタンドでもよく見かけるだけに、なるほど納得です。個人的にはCB1100EXが気になる1台でした。新型ゴールドウィングの試乗車もありましたので、気になる方はぜひ気軽に行ってみてください。
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ホンダドリーム沼津
ガソリンスタンドへの通勤路は、基本的に裏道を使っていますが、時間のある時は国道136/414号線を南下。松ヶ瀬にあるカフェ、ほたるの庭に立ち寄ります。この日はケンメリGT-R仕様に遭遇。本物のクラシックとネオクラシックバイクのコラボを、一杯のコーヒーとともに楽しみました。
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ほたるの庭
■ライター:KAZU中西
フリーランスのモータージャーナリスト。通称カズ兄さん。イベントMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)などタレント業でも活躍。観察分析力に定評があり、開発に携わったバイク用品やカスタムパーツも多数。一方では、二輪車の事故防止&安全利用の最前線に立つ『Mr.事故ゼロ』とも呼ばれている。愛車はスペシャルメイドのZ2他。趣味はプレジャーボートのクルージング。