【バイクショップ】単純明快にバイクの面白さを伝える

新型コロナウィルスの感染拡大防止に関連する緊急事態宣言や外出自粛要請が解除された今、ウイルスが無くなったわけではないので、オートバイで出かける際は三密を避けつつマスクなどで自己防衛する意識が大切なのかなと思っています。

それを踏まえて考えれば、観光地や密集気味のキャンプ場へは行きにくいわけで、僕は単騎（ソロツーリング）でも楽しめる場所へ行っています。その一つがバイクショップ。外から観察して、来店客が少ないなと判れば、店頭在庫車をじっくりと物色できます。

伊豆から比較的に近くて、在庫車のバリエーションが豊富、ショールームが広い店と言えば、MFD静岡清水店。取材でも度々訪れていますが、実はプライベートでもオートバイを見に行ったりしています。

MFDグループは、多店舗展開のバイクショップですが、店ごとに品揃えの特色みたいなものがあって、何度訪れても飽きない。店の品揃えと自身の感性が合えば、どっぷりとハマることでしょう。

直近のMFD静岡清水店は、速さとか排気量の大小、エンジンタイプによる性能の違い云々はさておき、操る面白さを単純明快に訴えかけてくような品揃えとなっていて、個人的にはかなりの好印象を抱きました。

東名高速清水IC近く、入船地区に所在するMFD静岡清水店。近くまで行ければ、あ！ここだと分かりやすい店舗デザインです。

１Fは主に新車の展示。スズキのサイン新モデルはもちろん、最近話題のハスクバーナも展示されています。

僕が注目したのは、Vストローム1050XT。以前に乗っていたDR800Sの正常進化版的なスタイリングとパワフルなNEWエンジン。自宅の車庫事情が許せば増車したいなぁとウットリ眺めてしまいました。

２Fは中古車の展示フロア。様々なタイプの在庫車があり、ネイキッドもクルーザーもどんとこい！みたいな雰囲気です。

中でもおっ！と目を奪われたのは、リーズナブルな価格設定のYZF-R1。以前にヤマハのテストコースやFSW（富士スピードウェイ）で乗りましたが、R1が本領を発揮できるのはやはりレーシングトラックではないかと。逆も真なり！で、趣味としてモータースポーツを楽しむなら、僕にはR1が向いていると思います。

２Fでふと目に留まったのが、バイクブーム時代のレーサーレプリカ。現代の２５０ｃｃSSは、乗り手を選ばず走行シチュエーションを選ばず、どこで乗っても愉快爽快です。しかしながら、往年のレーサーレプリカは操縦する楽しみが少し上にあるというか。簡単に乗りこなせないからこそ面白い。特に２スト２５０ｃｃモデルの爆発的な加速力は、現行車ではなかなか味わえないものです。

デビュー２年目となる新型カタナ。僕自身、かつてGSX750Sカタナに乗っていたので、とても気になる存在です。空冷の元祖カタナ乗りにはあまり評判がよくないとのことですが、現代的かつデザインに先進性を感じる新型カタナは、所有してみたいオートバイの１つです。古い物には想い出も含めた良さがあり、新しい物にはワクワクする面白さがあると、僕は思っていますからね。この日に在庫されていたカタナは、手前がヨシムラマフラー装着のMFDオリジナル仕様、奥が中古車でした。

関連リンク

MFD静岡清水店

https://shizuoka.dockers.co.jp/