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【バイクカスタム】手を入れた内容が小さくても自己満足度はマキシマム

  • おすすめコラム
  • 2021.01.11

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】vol.119。今回はVMAXを増槽カスタム!コロナ禍でモチベーションが下がりがちなこんなときこそ、思う存分バイクカスタムを楽しみたいですね♪

バイクを買った。でも、買ったままの状態では満足できない!だからカスタムする…という流れになるのかな?と思います。


一口にカスタムと言っても、十人十色でピンからキリまで。究極系は、一見して原型が分からないほどルックス変更されたバイクだと思います。高品位な機能パーツにフル換装、アップグレード化するのも然り。そんなバイクを見れば、凄いなぁ!とか、羨ましいなぁなんて思うこともありますが、僕はステッカー1枚貼っただけでも「俺仕様」になったと喜べます。


例えば、PMC・Sのステッカー。19才頃にハコスカ(スカイラインKGC10型)を購入、納車の時に営業担当の方から「大切にしてくださいね」と渡された物でした。PMC・Sの事を知らない人からすれば、何のステッカー?って感じでしょうが、その歴史を知る僕としてはこのステッカー1枚を貼っただけで、スペシャルマシンになったかのように誇らしく思っていました。バイク用では、黒地に赤文字のRKステッカーがそれにあたります。


その他、一見しただけでは気づかれない中身のカスタムも、自分だけが知る特別仕様。手を入れた内容が小さくても自己満足度はマキシマムなのです。

  • 外から見ただけでは全く判らない増槽カスタム

若かりし頃(80年代)は、オイルやスパークプラグ、タイヤなど、使っているパーツのブランドステッカーを貼っていました。あれから40年近くの時を経て、貼るステッカーのチョイスにも変化が…。フルカウル車なら、お世話になっているメーカーやブランドのステッカーだらけになりそうですが、VMAXは貼り付けるスペースが少ないので苦労しています。


VMAXで少ないと言えば、燃料タンク容量です。スタイリングへのこだわり、開発コンセプトからすれば、やむを得ずの15Lだったと思いますが、大都市から離れるほどに難儀する給油事情でもあります。僕自身は、給油ストップ=休憩時間と割り切っていたため、大して困ることは無かったのですが、工房nagamiの20Lステンレスタンクに換装してからは、ガス欠の不安から解き放たれた感があります。外から見ただけでは全く判らない増槽カスタム。かなり気に入っています。


関連リンク

工房nagami

https://www.facebook.com/工房nagami-...

  • 効果絶大!デイトナのハイビジミラー

増槽カスタムによって、遠出する回数が増加しているVMAX。高速道路の利用も増えたわけですが、走り続けている時間が長くなるほどに気になる部分が出てきました。それはバックミラーの見え方。特に新東名高速の120km/h区間で、ブレが気になるようになりました。


その対策として交換したのが、デイトナのハイビジミラー。ハイビジとは、ハイビジビリティの略で、後方視認性が高く質感も高品位であることを表しているそうです。ノーマルと比べてみて、おっ!と気づいたのは、ロッドの太さと調整機構の剛性感。当然のことながら、鏡面はハウジングにしっかりはめ込まれている。重量感と重心バランスにも独自性を感じます。文字にするとこれだけ?と思ってしまいますが、工夫と研究のたまものというか、交換後は新東名高速の120km/h区間でもブレなく鮮明に見えました。鏡面がR1000仕様になっているので、映り込み範囲もワイド。ものすごい勢いで接近してくる後方車両もしっかり確認できます。VMAXに詳しくない人が見れば、気づかれにくいカスタムかもしれませんが、効果は絶大だと言えますね。



見通しが明るいと先行きに良いことがありそう!そんな思いから、沼津で当たる!と有名な宝くじ店・むさしやへ。ちなみに、VMAX仲間でもあります。


関連リンク

デイトナ

https://www.daytona.co.jp/



何となくカスタム感が高まって、乗り出す回数も増えたVMAX。給油の時に16Lを超えると思わずニヤニヤしてしまいます。


とにかく気分が良いので、ガススタ帰りに寄るほたるの庭でも、ちょっと多めにデザートを食べちゃったり。コロナ禍でモチベーションが下がり傾向な日々ですが、ちょいカスタムが上手くいくと気持ちも上向きますね。

制作・協力

■ライター:KAZU中西

フリーランスのモータージャーナリスト。通称カズ兄さん。イベントMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)などタレント業でも活躍。観察分析力に定評があり、開発に携わったバイク用品やカスタムパーツも多数。一方では、二輪車の事故防止&安全利用の最前線に立つ『Mr.事故ゼロ』とも呼ばれている。愛車はスペシャルメイドのZ2他。趣味はプレジャーボートのクルージング。

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