他カテゴリ記事を絞り込んで探す

大型自動二輪免許で個人的に難しかった課題ベスト3

  • おすすめコラム
  • 2026.03.09

【ぴの子のぶぉんぶぉんピノコラム】vol.35。大型二輪教習で苦戦した課題ベスト3を体験談で紹介。クランク・波状路・スラロームのリアルな難しさとは?

こんにちは、モトブロガーのぴの子です。突然ですが、この冬、大型二輪免許を取得しました。

大型自動二輪免許の教習は、普通自動二輪を取得している方にとっては“ステップアップ”の位置づけになります。とはいえ、排気量が上がり、車体も重くなり、求められる操作の精度も一段階上がります。

当初「普通二輪を持っているから大丈夫」と心のどこかで思っていましたが、実際に通ってみると、しっかりと壁にぶつかりました。

今回は、ぴの子が個人的に難しかった課題ベスト3をご紹介します。あくまで個人的ランキングですが、「分かる!」と思っていただける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

  • 第3位 クランク ― S字は楽なのに…なぜ難しいの?

第3位はクランクです。実は一本橋とかなり迷いましたが、最終的にクランクを選びました。

▲一本橋も結構失敗してました…

 

S字は不思議なくらいスムーズにいくのに、なぜかクランクは安定しない。行けたと思ったのに、後ろを振り返ると倒した覚えのないパイロンが倒れている……そんなことが何度もありました。

クランクが難しい理由は、単純に「狭いから」だけではないと感じています。ハンドルの切れ角やリアタイヤの軌道を意識しないと、後輪が思った以上に内側を通ってしまいます。自分ではクリアしたつもりでも、リアがパイロンをなぎ倒していることがあるのです。

 

特に私が苦戦したのは、「うまくいったときの感覚の再現」です。成功したときは本当にスムーズなのに、もう一回トライしたとき同じようにやっているつもりでもうまくいかない。この“再現性のなさ”が個人的には一番の難しさでした。

 

クランクの目的は、低速でのバランス感覚と繊細なクラッチワークを身につけることです。実際の公道でも、住宅街の細い道や駐車場の取り回しなど、低速でのコントロールは非常に重要になります。大型バイクは特に、低速域での安定がすべてと言っても過言ではありません。

 

そう考えると、クランクは地味ですがとても実践的な課題です。苦戦した分、「ああ、自分はちゃんと練習しているんだ…」と思える種目でもありました。

 

  • 第2位 波状路 ― 最初の恐怖は忘れられない

第2位は波状路です。

慣れてしまえば問題なくクリアできるようになりましたが、とにかく最初の1、2回が本当に怖かったです。

 

まず、バイクに乗ったまま立ち上がるという経験自体がほぼありませんでした。シートから腰を浮かせ、ステップに体重を乗せて進む。その姿勢になるまでがすでに緊張の連続です。

そして、いざ進入すると想像以上の衝撃。ガタン!ガタン!と体に直接伝わる振動に、終始叫びっぱなしでした。アクセルを一定に保とうと思っても、揺れで右手が安定せず、「開けたいのに怖くて開けられない」という状態。完全にガチガチでした。

 

▲転倒もありました

 

波状路の目的は、悪路走行時の姿勢と衝撃吸収の感覚を身につけることです。実際の道路でも、舗装が荒れていたり、工事跡があったり、段差があったりします。そのときにシートに座ったままだと衝撃をまともに受けてしまいます。

 

立ち姿勢でバランスを取り、バイクの動きに体を委ねる。この感覚は、教習で経験しておくことに大きな意味があります。

最初は恐怖でいっぱいでしたが、「あ、今ちょっと楽しいかも」と思えた瞬間から一気に余裕が生まれました。怖さを超えた先にある成長を実感できた課題でもあります。

 

第1位 スラローム ― 最後までリズムに乗れなかった

 

第1位はスラロームです。

理由はシンプルで、最後まで完璧なリズムをつかめなかったからです。

 

スラロームは、アクセルを適切なタイミングで開け、車体を左右に切り返しながら一定のリズムでパイロンをすり抜けていく課題です。頭では分かっているのですが、実際にやると「今?まだ?もう少し?」とタイミングがずれてしまうのです。

大型バイクはパワーがある分、アクセル操作が少しラフになるだけで挙動が大きく変わります。怖さもあり、思い切って開けきれない。結果としてリズムに乗り切れず、不完全燃焼のまま本番を迎えました。

それでも、「一定の速さを保って確実にクリアする」という方向に切り替えたことで、なんとか形にはなりました。完璧ではなくても、自分なりの攻略法を見つけることができたのは収穫です。

 

スラロームの意味は、回避能力とバイクコントロールの向上にあります。公道では急な障害物や予期せぬ飛び出しに対応する場面があるかもしれません。そのとき、瞬時にバイクを傾け、適切にアクセルを操作できるかどうかは安全に直結します。

華やかに見える種目ですが、実はとても実践的で奥が深い。だからこそ、個人的には一番悔しさが残る課題でした。

 

  • 番外編 シミュレーション ― ゲーミングスキルの過信は禁物?

番外編はシミュレーションです。(課題なのか…?)最初に低難易度で挑戦したときは、ほぼオールA判定でした。実は私、ゲーマーなだけあってゲーミングスキルがそこそこ高いので、「この辺で何か起こるな」という予測がなんとなくできていたのです(笑)。

ところが、難易度を上げてもらい、さらに雨の日設定にした途端状況は一変しました。普通にブレーキをかけたつもりでも転倒。思っていた以上に制動距離が伸び、予期せぬ事態が続出しました。

 

▲転んだ理由が理解できなかった

 

現実の路面状況は、常に一定ではありません。雨、砂、落ち葉、気温……さまざまな要素が絡み合います。シミュレーションは、その“もしも”を疑似体験できる貴重な機会です。

ゲーム感覚で油断していた自分を反省しつつ、「バイクは奥が深いな」と改めて感じました。

ちなみに、S字や坂道発進、踏切についてはノーミスでした!普通自動二輪を持っているなら、ここは絶対に落とせないポイントだと自分に言い聞かせていました。

 

大型教習は決して簡単ではありませんが、その分、自分の成長をはっきりと感じられる時間でもあります。

みなさんはどの課題に苦労されましたか?
 これから挑戦される方も、今まさに通っている方も、ぜひ自分なりの“攻略法”を見つけてみてください。苦戦した分だけ、きっと合格の喜びは大きいはずです。

 

以上、ぴの子でした!

 

【教習所の様子も配信中!】

YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/channel/UCsV9EHZEhMqakPGz9gA5ZYg
Xアカウント:https://x.com/PINOKO_bike
インスタアカウント:https://www.instagram.com/pinoko_ch/

 

制作・協力

ぴの子

バイクの窓口編集部

 

 

オークネット提供サービス一覧
消費者向けサービス
事業者向けサービス
© 2016- AUCNET INC.