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3輪だからこそ味わえる自由がある。2026 Can-Am Spyder F3-Sで感じた、新しい楽しみ方

  • おすすめコラム
  • 2026.07.13

【あみ into MOTO】vol.73。スポーティな走りと高い快適性を兼ね備えたCan-Am Spyder F3-Sの魅力を、実車とともにレポートします。

バイクに乗っていると、時々ふと思うことがあります。

「今日はどこへ行こうかな。」

 

目的地が決まっている日もありますが、ただ走りたいから走る日もあります。

お気に入りの道を流したり、海を見に行ったり、気になるカフェへ立ち寄ったり。

バイクは移動手段というよりも、自分の気持ちを少し前向きにしてくれる存在なのかもしれません。

 

そんな私が今回ご紹介するのは、2026年モデルのCan-Am Spyder F3-Sです。

 

Can-Am Spyderと聞いて、「ああ、前にタイヤが2つ付いているあの乗り物ね」と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。私も最初に見たときは、その独特なスタイルに驚いたことを覚えています。

オートバイとも違う。

クルマとも違う。

でも、どちらの魅力も持っているような不思議な存在。それがCan-Amです。

 

  • Can-Amブランドを展開するBRPジャパンの藏田さんに聞く!

「これ、前のモデルとどこが違うんですか?」

私が最初に藏田さんへ聞いたのはそんな質問でした。

 

2026年モデルとして登場したCan-Am Spyder F3-S。

ぱっと見ただけでも十分に迫力があるのですが、詳しく話を聞いていくと、細かな部分にしっかりとアップデートが施されていることがわかりました。

 

まず目を引いたのが新しいボディカラーです。

▲2026年のF3-Sは『モノリスブラックサテン』という漆黒カラー

 

Can-Am Spyderらしい存在感はそのままに、より洗練された印象になっています。

写真で見るのと実車で見るのとではやはり違いますね!

 

光の当たり方によって表情が変わり、停まっているだけでも思わず見入ってしまいそうな妖艶さも。

さらにホイールデザインも新しくなったとのこと。

車両全体の印象が引き締まり、よりスポーティな雰囲気を感じます。

実際に車両を眺めながら話を聞いていると、藏田さんからこんな説明がありました。

 

「基本的な構造は先代モデルと一緒なのですが、車幅などが若干異なります」

一見すると小さな変更のように聞こえます。

でも乗り物って、こういう細かな部分が乗り味や印象を大きく左右するものです。

 

Can-Amは前輪が2輪、後輪が1輪という独特なレイアウトです。

だからこそ、車体全体のバランスや佇まいが見た目にも走りにも影響してきます。

 

走りについて藏田さんに伺うと、F3-Sは『よりスポーティな走りを意識したモデル』ということ。

Can-Am Spyderシリーズの中でも、ツーリングを快適に楽しむモデル『RT』とは少し方向性が違います。

▲Can-Amはバイク情報番組『週刊バイクTV(チバテレ)』にも登場します(写真はその撮影時の模様)!

2026年のCan-Am Spyder RT SEA-TO-SKY(写真左)と、Spyder F3-S(写真右)

 

F3-Sはどちらかというと、ワインディングロードを気持ちよく走りたい。

休日に少し遠回りをして帰りたくなる・・・。そんな走りの楽しさを重視した1台です。

 

低く構えたワイドなフロントフェイス。

赤いフレームが強調するスポーティなスタイリング。

そして、見る人が思わず振り返る独特なフォルム。

 

見ているだけで「走りたい」と思わせてくれるデザインです。

私自身、これまでさまざまなオートバイやCan-Amシリーズに乗ってきましたが、F3-Sには独特のワクワク感があります。

 

大型バイクのような迫力がありながら、Spyderならではの安心感も持っている。

その絶妙なバランスが魅力なのだと思います。

 

  • 充実した機能は旅の楽しさに直結

今回、個人的に嬉しいなと思ったのがApple CarPlayへの対応です。

 

最近はツーリングでもスマートフォンを活用する機会が増えました。

ナビゲーションはもちろん、音楽を楽しんだり、目的地を確認したり。

そんな日常的な機能をより快適に使えるのはありがたいですよね。

 

特に初めて訪れる土地では、ナビの使いやすさが旅の快適さに直結します。

目的地を探して立ち止まる時間が減れば、その分だけ景色や走る時間を楽しむことができます。

▲Apple CarPlayを使って、Googleマップやお気に入りのプレイリストを楽しむことができます。

さらに10.25インチのタッチスクリーンディスプレイは感度も視認性も良好。

 

また、収納スペースが充実しているのもSpyderの大きな魅力です。

 

ツーリングへ出掛けると意外と荷物は増えるもの。

カメラを持ったり、飲み物を入れたり、お土産を買ったり。気付けばバッグがいっぱいになっています。

 

でもSpyderなら収納スペースを活用できるので、そうした心配が少なくなります。旅好きな私としては、こういう実用的なポイントも見逃せません。

▲ストレージ内にはETC車載器がスマートに収納されていた

 

さらに足回りにはXPSタイヤが採用されています。

見た目のスポーティさだけでなく、走行性能にもこだわりが感じられます。

 

こうした細かなアップデートを見ると、Can-Amがオーナーの声や実際の使い方を考えながら進化させていることが伝わります。

 

  • 新しい楽しみ方を教えてくれる3輪の世界

藏田さんのお話を聞いて印象的だったのは、Can-Amというブランドが単に『3輪の乗り物を作っているメーカー』・・・ではない、ということです。

ライダーがもっと自由に楽しめる方法を提案している。そんな想いを強く感じました。

 

今日はどこへ行こう。

海沿いを走ろうかな。

山の景色を見に行こうかな。

 

そんな気持ちを自然と引き出してくれるのです。目的地よりも、その道中を楽しみたくなる。

それはライダーにとって、とても贅沢なことだと思います。

 

最近はツーリング先でもSpyderオーナーの方を見かける機会が増えてきました。

サービスエリアや道の駅で停まっていると、自然と人が集まってきます。

 

「これ何ccですか?」

「運転は難しくないんですか?」

「乗ってみたいなぁ。」

 

そんな会話が生まれている光景を目にします。

 

私自身も、Spyderに乗っているとたくさんの方に声を掛けていただきます。

それだけ人を惹きつける魅力があるのでしょう。そして、それは単に珍しいからではないと思うのです。

 

見た人が「なんだか楽しそう」と感じるから。きっとそれが理由なのではないでしょうか。

乗り物の魅力というのは、スペック表だけでは伝わりません。

 

どんな景色を見せてくれるのか。

どんな時間を過ごさせてくれるのか。

 

私はそこに価値があると思っています。Can-Am Spyder F3-Sは、まさにそんな一台でした。

もし今、「何か新しい乗り物に出会いたい」と思っている方がいたら。

もし今、「もっと自由に旅を楽しみたい」と思っている方がいたら。

 

ぜひ一度、Can-Am Spyder F3-Sを体験してみてください。

 

きっと今までとは少し違う景色と、少し違う楽しみ方を教えてくれるはずです。

そして気付けば、次の休日の予定を考えながら地図を開いているかもしれません。

 

少なくとも私は、そんな気持ちになりました。

 

木村亜美

 

■このコラムの動画はこちら

Can-Am Spyder F3-S徹底解説│普通自動車免許(AT可)で乗れるリバーストライク

https://youtu.be/B5E89-zYa2w?si=lNHqwsToVLKWmpaJ

<関連リンク>
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制作・協力

<プロフィール>木村亜美

東京出身、タレント・ライター・動画制作など

雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・車・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。

所有バイクはHarley-Davidson PANAMERICA 1250 Special、BMW R12、aprilia SR GT 200 Replica、KTM 150 EXC TPI、Can-Am Spyder F3など

 

 

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