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【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】トライアル世界選手権・アンドラ大会観戦!②
- おすすめコラム
- 2021.10.07
【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.131。前回に引き続き、アンドラ大会観戦2日目のレポートです!
引き続きアンドラ大会の観戦を振り返ってみたいと思います。
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岩盤セクションを目指して出発!
前日の反省と共に作戦を練った私たちは、一番遠い567セクションは行くのを諦めて、多分歩きで行けるでしょう!で予想した岩盤セクション1234を目標に出発しました。
この地図だと距離感覚や地形が想像しにくくてスタートしたライダーが走っていく方向について行くことにしました。
すると、ちょうど武田選手に遭遇できたり…GPクラスのライダーがちょうど練習を終えてスタートへ向かうタイミングですれ違うことが出来ました。
このフレンドリーな感じも嬉しいです。交通規制なく思いっきり市街地走っているのが伝わりますか?
トライアル観戦をするであろう車やバイクがどんどん私たちをどんどん追い抜いていく中、登り坂はちょっと急だったけど、景色が綺麗で苦じゃなかったですね。
着いてみるとすでに人々が結構いました。
そうそう、折り畳みの椅子を持って歩く人も見かけないんですよ、荷物になっちゃいますからね
折り畳み椅子、トライアル観戦する時に買おうかな~思っていましたけど、今はそんなことよりどこで写真を撮るとカッコいいかとか、見やすいかとか、そっちの方が大切!(笑)極力身軽でいたいのと、足の疲れとか忘れちゃう。
しかしこの岩盤、歩くだけで大変でした。ボロボロと岩がはがれてしまうんです。
ライダーがセクションを走ると状況が変わっていく場所になるのかなと思いながら観戦していました。
そんな中ヘルメット持って歩いている人(盗まれちゃうからでしょう)、自前の大きなビデオカメラを持って歩いている人がいたのは驚きましたが…(笑)
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異国の地で戦う日本人選手たち
いくつか岩盤セクションがある中で、一番見やすくて迫力がありそうだなと思ったセクション3に留まることにしました。
1LAP目武田選手のトライには残念ながら間に合わず、、5点だったそうです。
GPクラス藤波選手は最後の駆け上がる岩盤に苦戦し3点で通過。
せっかくいい場所を取っていたのに、背の高いメディアさんが目の前に来てしまい、思いっきり手が入っちゃったのが悔やまれる~~!涙
トニー・ボウ選手はマシンがパンクしたそうで、日陰で作業していました。1ラップ12セクションを走行する時間も決まっているので、マシントラブルがあると時間が削られてしまいます。
もし決められた時間をオーバーしてしまったら、それも減点となってしまうので注意が必要です。
なんだか下見中も楽しそう。こんな様子を見てるのも楽しいです。
アシスタントさんとの掛け声のやり取りなども、以前は何を言っているのかわからなかったですが、今は少しわかるようになったり、周りにいるトライアルファンに質問できて、スペイン語を少しだけ話せるようになって良かったなあと感じました。
2LAP目
他チームのアシスタントさんのサポートのもと(よかった!!)武田選手見事クリーン通過!余裕がある走りに見えました。
藤波選手は、最後の岩盤でバックを取られてしまい、5点でした。すごく惜しかったです。。。斜度がキツイ分、より難易度が上がるのかな。。
2日目の結果は、藤波選手7位 武田選手17位でした。
異国の地で戦う日本人選手をこれからも応援していきたいと思います!!
さてパドックの方に戻ってきまして・・・パドックのすぐ近くにあったバルでお疲れビール♪
お水よりビールが安いという話は、本当です。。(笑)
走りを終えた選手たちが観客?関係者?の方とバルで話をしていて、こんなゆるい雰囲気もトライアルの好きなところです。
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選手たちからサインやポスターを貰ってうきうき♪
表彰式も見ましたが、シャンパンファイト無しの短縮形式でした。
トライアルGPクラスは、スペイン出身選手が独占でした。
パドックでイビサ島ぶりにマテオ・グラッタローラ選手に写真を撮ってもらったり、サインもらったり
藤波選手のポスターを貰ってうきうきでした(笑) 大会を開催するだけでなく、パドック開放してくれていて超感謝です。
お部屋にポスター飾りました。帰国する際は必ず持って帰ろう!!
今回は勉強と反省も含めていい経験になったアンドラでした。
このあともトライアル世界戦観戦記事が続くかもしれませんが、どうかお付き合いください。毎回ハプニングあります(笑) すんなりいかないのが海外…。
また全日本トライアル選手権は10月31日にスポーツランドSUGOにて、最終戦は11月13日・14日キョウセイドライバーランドにて2戦連続で行われます。
下記にリンクがありますので、ぜひトライアル観戦に興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
岸田彩美
バイクの窓口編集部