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個性的なバイクが勢ぞろい!輸入新車試乗会で小排気量バイクの試乗インプレッション
- おすすめコラム
- 2023.01.19
【あみ into MOTO】vol.33。輸入新車試乗会に参加した亜美さん。イチオシの3台をご紹介いただきました!

「えっ?そんな車両あった?」・・・と思わず口にしてしまう 『国内メーカーでありながら、主戦場は海外』・・・として生産されているオートバイはたくさんあります。
普段ではなかなか触れる機会の少ないそんな輸入車に試乗できる機会を頂戴したので、さっそく期待大で行ってきました!
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インドYAMAHA MT-15 Ver.2.0
冒頭から言ってしまうと、今回いろんなバイクを試乗したなかで私が一番 「これ面白いなぁ」 と思ったのが、インドYAMAHAのMT-15 Ver.2.0です。
人気のMTシリーズのなかで、最小排気量モデルとなる155cc。とにかく軽くてコンパクト!取り回しがすごく楽ちんです。見た目もカッコいいし、810mmのシート高も、いざ跨ってみる
■木村亜美 身長166cm
いざ実際 乗ってみると、いやぁ~気持ちいい!スロットルレスポンスが良く、走りもスポーティ。思うが儘にヒラヒラと舞うように走ります。
ライディングポジションも余裕があって、ゆっくりとリラックスして走ることも、ワインディングなどで少し前傾になって鋭い走りを楽しんだりもできます。
BYBRE製ブレーキは制動力も抜群で安心。また、Yコネクトを使えば車両とスマホを連携させることも可能。より便利で役に立つ情報を得ることができます。
毎日の通勤通学、ちょい乗りからツーリングだって出来ちゃう万能さが良いですよね。鮮やかなホイールカラーもカッコ良く、車体カラーも全部で4種のラインナップがあるそうです。
スポーティで実用性のある1台、いかがですか。
YAMAHA MT-15 Ver.2.0 主要諸元
エンジン:水冷4ストロークSOHC単気筒
排気量:155cc
馬力:13.5kw(18.4PS)/ 10,000rpm
シート高:810mm
燃料タンク容量:10リットル
乾燥重量:139kg
生産国:インド
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インドHONDA CB200X
続いて、私のお気に入り第2位は、インドHONDAの最新クロスオーバーモデルCB200Xです。
このスタイル、好きです!ワイルドながらもスタイリッシュなデザインは街中でも郊外でもよく似合いそう。なんとなく、HONDA 400Xを彷彿とさせる雰囲気がありますね!
250ccクラスに引けを取らないこの逞しい存在感。810mmのシート高に跨ってみると、両足十分な接地感があり安心できるレベル。荷物を積載した場合やタンデム時でも足つきの不安は少なそうです。
強いて、気になった点を挙げるなら、ナックルガードにビルトインLEDウインカーが装着されているので、「もしもっ!」・・・という時に、レンズが割れてしまう恐れが・・・?
このCB200Xで印象的だったのがポジションの良さですね!目線が高くて視野を広く保てるので安全運転に繋がるのはもちろんのこと、旅先の素敵な景色を存分に楽しめるかと思います。
余裕のある発進、走り出せば前へ前へと進む元気の良さを感じるエンジン。ただそのパワーバランスは常にゆとりがあって、ライダー自身もリラックスしてライディングに集中することができます。
本格的なオフロードではなく、フラットダートくらいなら難なく走破できそうなので、CB200Xでキャンプツーリングとか、似合いそう!
HONDA CB200X 主要諸元
エンジン:空冷4ストローク単気筒
排気量:184.4cc
馬力:12.7kw/ 8,500rpm
シート高:810mm
燃料タンク容量:12リットル
乾燥重量:147kg
生産国:インド
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HERO X-PULSE200 4V
最後にご紹介するのは、インド最大手のモーターサイクルメーカーHERO(ヒーロー)から登場のX-PULSE200 4V(エックス-パルス200 4V)です。
もう、走れない場所なんて無いんじゃないか?ってくらい、本格派のデュアルパーパスモデル。
スクリーン、ナックルガード、エンジンガード、スキッドプレートが標準装備され、タンク容量は安心の13リッターってところも嬉しいですね。
低速トルク型のエンジンは とても力強く、林道やオフロード走行だってガンガン走れそう!アクセルを開けたときのパワフルさと、低速域での扱いやすさがとても魅力的でした。
さらに、スタンディングでもシッティングでも違和感のないハンドリングが優秀。これは 『遊べる1台』 にもってこいですね!
HERO X-PULSE200 4V 主要諸元
エンジン:油冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
排気量:199.6cc
馬力:14kw(19.1PS)/ 8,500rpm
シート高:825mm
燃料タンク容量:13リットル
乾燥重量:158kg
生産国:インド
★まとめ
ここまで、私が個人的に「好き!」 って思ったトップ3をご紹介させていただきました。また、今回参加した輸入新車試乗会では、ご紹介した上記3台のほかにも試乗、そしてインプレをしました。その内容は、私のYouTubeチャンネル『あみTV』をぜひご覧ください。
免許を取って間もない方や、リターンライダーの方、もしくはベテランライダーさんのセカンドバイクなどにもピッタリだと思います。
それぞれ、車両価格や維持費などはお財布に優しく、対して満足度は抜群に高い車両ばかり。気になる方はぜひ、試乗して実際にその走りを体験してみてくださいね^^
■インドYAMAHA YZF-R15 V4
<プロフィール>木村亜美
東京出身、タレント・ライター・YouTuber。
雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・クルマ・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。
所有バイクはaprilia TUONO V4 1100 Factory、Harley-Davidson PAN AMERICA1250S、KTM150EXC TPI、HONDA CRF125F、YAMAHA WR250R、Can-Am Spyder F3 Limitedなど。