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新型3機種を国内初披露!そして、『旅するフラッグ』感動のゴール&新たなスタートへ!第8回 Vストロームミーティング2022
- おすすめコラム
- 2022.11.25
今回は、11月13日に開催された『Vストロームミーティング2022』の模様をご紹介します!
静岡県浜松市のスズキ本社内 特設会場に集まったVストロームオーナー・スズキファンは実に全国から1031名、672台。ニューモデルのアンヴェールや、旅するフラッグセレモニー、設計者トークショーなど、この日だけのスペシャルプログラムが満載でした。
【目次】
1.注目の800DE・1050DE・250SX ジャパンプレミア
2.『旅するフラッグ』ゴールセレモニーと新たな旅立ち
3.出展ブース、撮影会、トークショーなど多彩なプログラム
- 新型800DE・1050DE・250SX、ジャパンプレミア
当ミーティングの5日前にEICMA(ミラノショー)でワールドプレミアがおこなわれたVストローム800DE、さらに国内未発表モデルのVストローム1050DE、Vストローム250SXの3機種が、スズキ株式会社 鈴木社長の紹介によりアンベールされました。記念すべき国内初披露の瞬間、会場はどよめきと大きな拍手に包まれました。
Vストローム800DE
Vストローム1050DE
Vストローム250SX
3モデル共に日本発売決定との嬉しい発表もあり、来場の皆さん誰もが興味深く見入っていました。
スズキ本社特設会場内の駐輪スペースを埋め尽くしたVストローム達。特徴のくちばしマスクがずらりと並ぶ風景も壮観です。
- 『旅するフラッグ』ゴールセレモニー、そして新たな旅立ち
昨年の第7回ミーティングは12月にオンラインで開催され、今年のリアル開催を祈念して『旅するフラッグ2021-2022』が、冒険家の賀曽利隆さんからスタートしました。以来フラッグは、Vストロームユーザーの手から手へと渡りながら日本各地を駆け巡ったのです。『フラッグは今どこにいるのか?』と話題になり、『果たしてVストロームミーティングに無事ゴールできるのだろうか?』と前日まで心配されましたが、約1年をかけ37名のライダーに受け継がれたフラッグはみごとスズキ本社へ帰還、堂々のゴールを果たしました。
最終ライダーとなった『新潟県のケロさん』が、緊張の面持ちで鈴木社長に届けました。
フラッグを担って走ったライダー達に記念のスモールフラッグが贈られました。
37名のライダーによりフラッグが受け継がれた地名の軌跡。ロマンを感じます!
そして『旅するフラッグ』はこの日、第2弾2022-2023プロジェクトとして新たなスタートラインに立ちます。西日本編、東日本編の2つのフラッグが、会場から選ばれた各第1ライダーに託されました。
ゲストの二輪ジャーナリスト ノア セレンさん、レーシングライダー津田拓也さんからフラッグを受け取る『旅するフラッグ2022-2023』スタートライダーのお2人。
それぞれのフラッグがVストロームユーザーに受け継がれ、素敵な旅をして、来年のVストロームミーティング2023に無事ゴールしますように、今から楽しみですね! フラッグが今どこを旅しているのかといった情報は、スズキのwebサイト
Vストローム 旅するフラッグ 2022→2023 | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
で見ることができます。
- 出展・販売ブース、トークショー、撮影会など多彩なプログラム
午前9時のゲートオープンから午後2時過ぎのエンディングまで、会場内は実に様々なプログラムでVストロームの魅力を満喫できます。この日は午後から雨天の予報にも拘わらず、さすがは旅するバイク・Vストロームユーザーだけあって来場の皆さんはレインウェアの用意も完璧に、最後まで存分に楽しんでいらっしゃいました。
出展エリアには各種パーツ、アパレル、タイヤ、バイクコンテナなどVストロームライフ充実のための提案が目白押し。製品の最新情報を聞いたり見たりできるチャンスです。(協賛出展:㈱キジマ、タナックス㈱、㈱ダンロップモーターサイクルコーポレーション、㈱デイトナ、南海部品㈱、ブリヂストンモーターサイクルタイヤ㈱/アイウエオ順)
オリジナルグッズはベイントロゴマーク入りTシャツ・フェイスタオル・カトラリーセットが限定数販売され、来場記念のお土産にと毎回長い列ができます。
恒例の人気コーナーのひとつがこちら、メッセージスナップのコーナー。『Vストロームと私』をテーマに自由に書いたボードと一緒に撮影、来場記念としてスズキwebのイベントサイト内に全員の方がアップされます。
こちらもお馴染み、ここでしか聞けない貴重な開発秘話が人気の『設計者トークショー』。800DE担当の安井氏、1050DE担当の番匠氏、250SX担当の野尻氏のチーフエンジニア3名が、Vストローム各モデルの魅力や開発エピソードについて大変わかりやすく話してくださいます。進行役のノア セレンさんの、ユーザーを代表したストレートな質問と、御三方の見事な回答に引き込まれます。
ゲストトークショーは左からMCの浜崎美保さん、ジャーナリストのノア セレンさん、冒険家の賀曽利隆さん、フリーライターの谷田貝洋暁さん、サプライズゲストにレーシングライダーでVストローム250ユーザーでもある津田拓也さん。旅の話に始まり愛車自慢、走行距離の話題も賑やかに、笑いあり感動ありのステージでした。
Vストロームが発売20周年を迎えた記念に、会場で20歳の方を呼び掛けたところ、3名いらっしゃいました。いずれもVストローム250ユーザー、東京や奈良からツーリングしてきたそうで、ゲスト陣から記念品を受け取りとても嬉しそう。彼らの眩しい若さに会場から温かい拍手が、ハタチの良い記念になりましたね!
さらに『最初はV!』からのじゃんけん大会で豪華商品をゲットして盛り上がった後は、最後の集合写真撮影が降雨のためテント内に集まっておこなわれました。
鈴木社長、スズキ二輪の濱本社長とスタッフが、会場をあとにするライダーに向けて「気をつけてお帰りください」「ありがとうございました」とお見送りです。皆さんレインウェアでしっかり雨対策をして出発していきました。
Vストロームミーティングの熱気と興奮に浸り、すぐには立ち去りがたい様子の方もいました。仲間が増え、旅への刺激を受けた方も多かったようです。また来年お会いしましょう、Vストロームと共に素敵な旅を!
制作・協力
■文・写真:高橋絵里 ■協力:スズキ二輪