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ツーリングや愛車の思い出が突然消失する恐怖

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  • 2024.06.26

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】vol.178。今回はバックアップの重要性について語っていただきました。大切なツーリングや愛車の思い出を残しておくために、定期的にバックアップを取りましょう!

ツーリングの思い出や過去の愛車写真など、SNS等にUPすることで仲間と交流を楽しむ時代になりました。クラウドサービスやスマートフォンから撮って出しする人でも、その後はパソコンに落とし込み保存しておくのが一般的だと思います。しか~し!そのストックがある日突然消失したら…。やはりバックアップは大切だったと実体験からお話しします。

 

  • 目の前にあっても開けないサスペンス

5月某日、2輪専門誌の入稿を終えて次の仕事に取り掛かろうとした朝、仕事用のメインPCが起動せず。再起動を試みるも沈黙。BIOS画面からも立ち上げ不可能。あぁジエンドだなと天を仰ぎました。実は前日の夜、次の仕事用に写真や動画を大量に取り込んだばかりで、バックアップを取っていなかったのです。しかも、撮影機材のメディは初期化済み。なんたるタイミングの悪さ。PCメーカーに問い合わせ、データ復旧を試みようという話になりましたが、最悪の場合は20万円ほどかかるそうで。まさに踏んだり蹴ったりのサスペンス劇場ですよ。PCの故障&バックアップの失敗は2003年以来かな?当時はデータ復旧サービスなんてものがメジャーではなかったので、消失データについては泣き寝入りするしかなく、その後の対策として複数のPCと外付け記録媒体を連動させていました。最近使っていたPCは約4年前に購入したもので、まさかこんなにも早く故障するなんて思っておらず、すっかり油断していました。猛省です。この記事を書いているPCは、新たに購入したもので、先のデータ復旧と合わせれば突発的かつ莫大な出費。何より、お金があっても取り戻すことができないデータがあることにも落胆しています。まぁガッカリしていても状況は変わらないので、バイクと同じく前に向かって進むのみです。

 

データ画像の場合、PCや記憶媒体等が故障したら復旧できない可能性もありますが、フィルムで残っている、または紙焼きしてあると、再スキャンで復活させることができます。この写真はバックアップに残っていた画像サイズ小のサムネイル的なもの。これらが残っていただけでも良しとしなきゃあね!

 

第62回静岡ホビーショー2024の写真もバックアップに残っていました。本来はホビーショーの記事を書こうと思っていたのですが、これでは全く足りません。取材協力くださったメーカーの皆様、申し訳ないです。その分、秋の全日本模型ホビーショーで頑張ります!

 

  • 何事も整理整頓が大切です

連動するサブPCや外付け記録媒体、クラウド連動していても、100%安全か?といえば、実はそうでもなかったり。日付やカテゴリー等でフォルダー分けし、階層を整理整頓しておかないと、どこに何があったのか?が分からなくなったりします。書棚や工具箱、ケミカル類の保管にも言えることですね。今回は、データの落とし込みをして、整理整頓は翌日にやろうと電源を切ったのが失敗でした。僕は人が作った機械ものだからこそ、完璧なものはない。形あるものはいつの日か壊れると思っていますので、実はクラウドサービスすら全信頼していない。サーバーやその運営会社が無くならないなんて保証はないですからね。逆に言えば、保存しておきたいデータは、整理整頓してまとめておき、複数のバックアップを取っておくのが良いと思います。事実、この一件について、関係各位からそのようにアドバイスいただきました。友人知人、関係各位に感謝しかないです。

 

以前も紹介したように思いますが、僕はバイク用品の中でも特にヘルメットを大切にしています。よって、専用の棚を用意して納めているわけですが、触れられる思い出として整理整頓しています。一見して、適当に並べてあるように感じられるかもしれませんが、僕なりの法則でカテゴライズをしています。この中で、特に大切なヘルメットは、平忠彦さんに直筆サインをもらった黄/黒のタイラレプリカ、SP忠男の忠さんや中野真矢さんとの思い出が詰まった『目玉』グラフィックのレプリカです。PCのデータも然りですが、これだけは守りたい!ものは、見えやすく出しやすい位置にしておくのが良いと思います。

 

今シーズン、メインで使っているアライヘルメットRX-7Xツバサ。RX-7Xを幾つも被ってきた経験から言えば、年式が新しいものは確実に進化しています。特に内装は、より被りやすくマイナーチェンジを重ねてきたように思います。それが証拠に、最初期のRX-7Xはインカムスピーカーを収めると、被ったときに耳の位置を直したりしていましたが、RX-7Xツバサではスッと被って少し左右に振るだけで快適な被り心地になり気に入っています。そんなRX-7Xツバサも3年経てばお役御免になるわけで、棚のどこに収納するか、今から考えておかねば!と思っています。

 

  • やっていて良かったSNS

いったんは絶望の淵に叩き落されたPC故障。分かっていたこととはいえ、サブPCや外付け記録媒体の連動、クラウドサービスの活用をしていても、新しいPCの設定や親和性から、データ復旧が上手くいかないことを知りました。今後もPCを活用して仕事をしていく身としては、高い授業料にはなったけれど、いい経験をさせてもらったと前向きに考えます。そんな中でも、やっていて良かったなと思えたのがSNSとブログ。画像サイズが小さくなっていたり、動画に至っては編集済みでオリジナルではないけれど、全く消失してしまうよりは残っているだけマシで、精神的ショックが少ないように思います。データが残っているだけでなく、時系列まで分かりますからね。正直言って、こんな風に活用できるとは思っていませんでしたが、クラウドサービスの簡易版的に使いこなせれば良いなぁと再評価。もっと積極的に画像や動画をアップしていこうと心新たにしました。

 

SNSにUPしてあった小田原市の広報紙とMFゴーストマンホールの画像。まさにこの時だけの記録になるので、SNS用のサイズとはいえ残っていることが尊い。

 

伊伝カンパニー・バイクコーティング事業部のプロモーション画像。SNS用にキラキラ加工してありますが、当時の天候や気分などが記録として残っており、実績を表す意味でも尊い画像です。なお50㏄原付バイクは、2025年以降に貴重な存在となる可能性があるので、データはもちろん現車も大切に保管しておきたいと思います。

 

PC故障の直前、落とし込み保存していたCBX(1000)の画像。YouTubeウエマツチャンネルのロケで乗った車両で、仕事用に使おうと思っていたデータ画像は壊れたPCの中にありますが、オフショットとしてSNSにUPした画像は救出できました。地獄のパイプオルガンと呼ばれるダンガーニマフラーが装着されたCBX。画像を見て、現行のスーパーNKモデルより断然乗りやすいバイクだったなぁと回想しています。そんな風に思えるのも画像がSNSに残っていたからで、感謝感激度合いはクラウドサービス以上です。

 

参考リンク

ウエマツチャンネル

 

制作・協力

■ライター:KAZU中西

フリーランスのモータージャーナリスト。通称カズ兄さん。イベントMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)などタレント業でも活躍。

観察分析力に定評があり、開発に携わったバイク用品やカスタムパーツも多数。

一方では、二輪車の事故防止&安全利用の最前線に立つ『Mr.事故ゼロ』とも呼ばれている。愛車はスペシャルメイドのZ2他。趣味はプレジャーボートのクルージング

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