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真冬の防寒対策、いろいろやってみた結果
- おすすめコラム
- 2026.02.05
【ぴの子のぶぉんぶぉんピノコラム】vol.33。真冬ツーリングで防寒対策をガチ検証!全身カイロと電熱ベストを実走で比べてみました。
皆さん、冬でもバイク乗ってますか?私は正直、冬のツーリングは「好きだけど覚悟がいる」派です。
景色は澄んでいて空気も気持ちいい。でも一歩間違えると、寒さが修行レベルになるのが冬。
特に気温が一桁台になると、「いかに寒さを防ぐか」がツーリングの快適さを左右すると言っても過言ではありません。
そんなわけで今回、「真冬の防寒対策って結局なにが一番効くの?」という疑問を解消すべく、実際のツーリングでいろいろ試してみました。電熱?カイロ?重ね着?
やってみて分かったリアルな感想を、これから冬を乗り切ろうとしている方の参考になればと思い、まとめてみます。
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大前提として:防寒インナー+バイク用ジャケットはマスト
まず大前提のお話から。ヒートテックなどの防寒インナー上下、そしてバイク用ジャケット。
これはもう「最低ライン」だと思っています。
特に大事なのが、バイク用ジャケットを着ること。普段着のダウンやコートは暖かいんですが、走行風を受けると一気に体温を奪われます。
その点、バイク用ジャケットは防風性能が段違い。風を通さない素材でできているので、同じ気温でも体感温度が全然違います。
それに、意外と侮れないのがプロテクター。
「守るためのもの」というイメージが強いですが、これがまた風を遮ってくれるので、結果的に暖かいんですよね。

▲プロテクターは防風効果も高い!
ちなみにこれはSNSのフォロワーさんに教えてもらった方法なのですが、どうしてもバイク用ジャケットがない場合は防寒着の上に上下セパレートのレインコートを着るという手もあるそうです。
なるほど、確かにレインウェアは「濡れない=風を通さない」。理にかなっています。
もちろん安全面を考えると、インナープロテクターはぜひ併用してほしいところですが、応急的な防寒としてはかなりアリだなと思いました。
全身カイロ、やってみたら想像以上だった
さて、ここからが本題。今回いちばん気になって試したのが、YouTubeなどでも見かける「全身カイロ」です。文字通り、カイロを全身に貼る方法。今回はなんとカイロ10枚を用意して、首・肩・背中・腰まわりなど、あちこちに貼り付けてツーリングに出発しました。


▲カイロむき出しは恥ずかしいので上にズボンを重ねて隠します
結果はというと……めちゃくちゃ暖かい。正直、感動レベル。
走り出してすぐ「あ、今日勝ったな」と思いました(笑)。
寒さをほぼ感じないんです。特に効果的だったのは、首の後ろと肩まわり。
このあたりは太い血管が通っているらしく、ここを温めると全身がポカポカしてくる感覚がありました。
今回は貼りませんでしたが、脇の下から胸の横あたりにかけても効果的だと聞きます。
逆に、お腹はあまり効果を感じませんでした。前傾姿勢になるとシワが寄ってしまって、密着しにくいんですよね。
カイロはコスパ面も優秀です。電熱ベストや電熱パンツを上下で揃えると、それなりの金額になりますが、カイロなら10個入りで安いと300〜400円程度。

▲ドラッグストアの特売で300円で購入
「冬のツーリングは年に数回」という人なら、収納場所も取らないし、全身カイロはかなり現実的な選択肢だと思いました。
……ただし、ここで大きな盲点がありました。
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屋内に入った瞬間、地獄の暑さ
はい、タイトル通りです。屋内、めちゃくちゃ暑い。
ご飯を食べにお店に入った瞬間から、汗が噴き出ます。
でも一度インナーに貼ったカイロを、トイレで剥がして、また貼り直して……なんて現実的じゃありません。
ツーリングって、走っている時間だけじゃなくて、降りて食事をしたり、休憩したり、歩いたりする時間もありますよね。
そのたびに「暑いけど我慢」になるのが、全身カイロの最大のデメリットだと感じました。
つまり、全身カイロは走りっぱなしのツーリング向け。休憩少なめ、短時間勝負なら最高。
でも観光多めのツーリングには正直つらいです。ちなみに、つま先用カイロも貼っていたのですが、これは個人的には失敗でした。
途中で暑すぎて路肩に停め、ブーツを脱いで外すという事態に(笑)。
履いているブーツによってはちょうどいい温かさになるかと思いますが、低温火傷の危険もあるので注意が必要だと思います。
電熱ベストはやっぱり優等生
実は私、電熱ベストも持っています。今回は「全身カイロで寒かったら使おう」と思って着て行ったのですが、結局スイッチを入れることはありませんでした。


それくらい、カイロが効いていたということですね。ただ、電熱ベストの良さはやっぱりオン・オフできること。
屋内に入ったら切ればいい。暑くなったら調整できる。この自由度はかなり大きなメリットです。
一方でデメリットもあります。充電が面倒、大容量バッテリーは重い、バイク給電タイプは乗り降りがちょっと手間。そして、どうしてもカイロよりはコストがかかります。

▲20000mAhのモバイルバッテリーで約340g。胸ポケットに入れるとずっしり…。
全身カイロも電熱ベストも、どっちも一長一短。これはもう好みとツーリングスタイル次第ですね。
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手は完全にノーマークだった
今回、いちばん反省したのがここです。手、完全に舐めてました。普段、通年用グローブしか使っていなくて、冬用の分厚い電熱グローブは操作性が落ちるのが嫌で避けていました。

▲電熱グローブ。かなり温かいものの操作性が落ちるのが心配でつけていない
でも真冬は別でした。寒いを通り越して、痛い。感覚がなくなってきて、「これ霜焼け一歩手前では?」という状態に。正直、かなり危なかったです。

▲通年用グローブ。インナーグローブをつけていてもかなり寒い!
いくら体が暖かくても、手が冷えると一気に快適さが失われます。これは声を大にして言いたい。電熱グローブ、グリップヒーター、ハンドルガード。どれか一つでもいいので、手の防寒は必須です。
まとめ
冬ツーリングの防寒対策は、予算や自分のツーリングスタイルに合わせて、どこを優先するかを決めるのが大事だなと感じました。
皆さんはどんな防寒対策をしていますか?「これは良かった」「これは失敗した」など、ぜひ教えてください。
と言っても、冬ももうあと少し。潔くツーリングは「春まで待つ」というのもアリですが、どうしても真冬でもツーリングしたい!
という方は、十分防寒には気を遣って、安全で楽しいツーリングをしましょう。
以上、ぴの子でした!
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ぴの子
バイクの窓口編集部

