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【遠藤イヅルの名車カタログ】第56回 ヤマハ・セロー225

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  • 2018.07.30

毎週イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の名車は、ロングランモデルとなっているヤマハ・セロー225のご紹介です。車名「SEROW」は日本語でカモシカを意味し、軽量で乗りやすい車体は、女性が乗る入門マシンとしても人気を博しましたね。中古バイク市場でも安定した人気バイクとなっています。

■ヤマハ・セロー225 ■エンジン:空冷4ストOHC2バルブ単気筒223cc

■最大出力:20ps(15kw)/8000rpm ■最大トルク:1.9kg・m(18.6N・m)/7000rpm


本格的なオフロードバイクやトレールバイクは

着座位置際の高さや競技車両のようなハードなイメージから敷居が高く、

実際に1980年代には各モデルが高性能化路線を辿っていた。


そんな中1985年に登場したセローは

軽く低い車体によく粘るエンジンを組み合わせ、

扱いやすさ、乗りやすさを主眼に置いた

初心者や女性ライダーにも優しいトレールバイクという

新しい性格が与えられていた。


また、オフローダーでありながら日常のアシとして

使える柔軟性も備えていて、

ゲタバイクやツーリングバイクとしての使用も可能だった。

「競わない」「自然と一体になるため」の

オフローダーという発想は、当時極めて斬新だった。


それでいてハンドルの切れ角は51度、

レバー類も短くして林道走行にも適するように設計され、

優れたコントロール性を生かして

砂利道などの悪路を誰でも走破できる性能もしっかり持っていた。

またベテランライダーが本格的にトライアルを楽しむこともできた。


セローには「二輪二足」というコンセプトがある。

これは、XT200よりも25mm低い810mmという低いシート高により

両足がぺったりと地面に着くという意味を込めていた。


エンジンは前身モデルのXT200同様4スト単気筒OHCだったが、

あえて200ccと250ccの間の225ccという排気量を採用。


最高出力は20psと控えめで、

当時スペックが高い方がエライ、的な風潮の中では

数値的に突出した部分はなかった。


しかし、セローは発売後しばらくしてから大ヒットを記録。

その後2005年にフルモデルチェンジが行われてセロー250になるまで

小改良を続けながら生産が続くベストセラーモデルとなり

国内外に多くのセローファンを作るに至った。


それは、オンでもオフでも乗りやすく

飽きのこないデザインを持っていたセローが

総合力がとても高い製品だったことの何よりの証といえるだろう。
制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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