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【遠藤イヅルの名車カタログ】第58回 スズキ・RG250Γ(ガンマ)

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  • 2018.08.26

毎週イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の名車は、スズキ・RG250Γ(ガンマ)のご紹介です。今では誰もが認める大ヒットした名車ですが、当時、開発の裏側ではスズキ二輪の事業継続を賭けたキモ入りのバイクだったようです。RZ250を超えたバイクとして印象に残っています。

■スズキ・RG250Γ(ガンマ) ■エンジン:水冷2ストローク並列2気筒247.3㎤

■最大出力:33kW(45PS)/8,500rpm ■最大トルク:37.2Nm(3.8kgf・m)/8,000rpm


RG250ガンマは1983年に登場した。

量産車世界初のアルミフレーム「AL−BOX」に

45psを発生する247cc2スト2気筒エンジンを積み、

アルミ製のメーター、多段テーパーのマフラーなど装備も奢られたほか、

タコメーターは3000回転以下の表示がないことも話題になった。


国内採用ではホンダ・CBX400Fインテグラに次ぐ大きなフェアリングは

RG250ガンマのそれはレーシーなデザインだったため、

「レーサーそのもの」に見えるスタイリングにはとても驚かされた。


車名の「ガンマ」はギリシャ語で「栄光」を意味する。

スズキがWGP500で1982年にチャンピオンを獲得したマシン

「RG500ガンマ」に与えられていた名前を

RG250ガンマも持っていたことは、

「公道を走れるレーサー」というイメージを大いに高めていた。


それまでも250ccクラスでは

ヤマハ・RZ250の35psに対してホンダはVT250Fで追いつき、

しかもホンダはさらに2ストのMVX250Fで40psを叩き出し、

ヤマハもRZ250Rで43psまで上げてくるなど、

わずかな期間の間にめまぐるしいパワーウォーズが行われていた。


そこに送り込まれたガンマは45psという衝撃的な数値でデビュー。

しかも徹底した軽量化によって

ライバルより軽い131kgという強烈な軽さを実現し、

圧倒的な動力性能を得ていた。


何もかもがケタ外れなすごいバイクだったRG250ガンマは

スズキのバイク部門の未来をかけた渾身の一台だったが、

多くのバイクファンに熱狂的に受け入れられ大ヒット。

1980年代のレーサーレプリカブームの火付け役にもなった。


RG250ガンマは早くも登場翌年の1984年に

カウルを小変更・車重も4kg減量した2型に、

1985年にはフルフェアリングになった3型になるなど

年次を追って進化し、1987年に生産が終了。

1988年には後継モデルのRGV250ガンマに道を譲っている。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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