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【遠藤イヅルの珍車カタログ】第64回 ムスタング・デリバーサイクル
- おすすめコラム
- 2018.12.02
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。それにしても世の中にはいろいろなバイクがありますね。今週の珍車は、古きアメリカで使われたビジネスバイク「ムスタング・デリバーサイクル」(Mustang Delivercycle)のご紹介です。
■ムスタング・デリバーサイクル(Mustang Delivercycle)
■エンジン:空冷4サイクル単気筒319cc ■最大出力:9.5ps
アメリカのバイクといえば
大排気量のバイク、ハーレーダビッドソンが有名ですよね。
でも、かつてはさまざまなメーカーが
いろいろな興味深いバイクをたくさん作っていました。
その一つが、ムスタング。
グラッデンというカリフォルニアの会社が
戦前から1960年台にかけて売っていたバイクで、
戦後のモデルは4スト319cc単気筒サイドバルブエンジン+
3速ミッションを基本としていました。
排気量はそこそこありますが、バイクのサイズは
日本の125ccクラスほどの印象。
それでいてデザインもちゃんとアメリカンな雰囲気でした。
デリバーサイクルは1948年に登場した3輪モデルで、
いわゆるトライクにあたります。
その名の通り配達などに用いる商用バイクですが、
警察などでも使用されたとのことです。
1956年に生産が終了したものの、1963年からは生産が再開。
エンジンは生産終了前の9.5psから12.5psに、
ミッションも4速にバージョンアップしていました。
なお、ムスタングは1965年で
すべてのバイクの製造販売を終えていますが、
デリバーサイクルも最後まで作られていました。
デリバーサイクルで驚くのは
1100mm以上の幅を生かして135kgもの積載量を持っていたこと、
最高速度は80km/h以上に達したことです。

