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【遠藤イヅルの名車カタログ】 第77回 カワサキ・H1R(1969)

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  • 2019.06.16

毎週イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の名車は、1969年発売の市販レーサー「カワサキ・H1R」のご紹介です。 車名からすると現在発売されているH2シリーズを連想されますが、カワサキのフラグシップ車名として脈々と引き継がれているようです。

■カワサキ・H1R(1969) ■エンジン:空冷2サイクル3気筒498㎠

■最大出力:75ps/9000rpm ■最大トルク:6.0kg-m/9000rpm


1950年代末から日本の4大バイクメーカーは

続々とレースへのチャレンジを開始したが、

カワサキはモトクロスでの参戦を開始したものの

ロードレースへの初参戦は1965年と遅めだった。


この時の125ccワークスレーサー「KACスペシャル」は

1966年から67年にかけて「KA−1」〜「KA−3」に発展した。

一方市販レーサーは1966年に「250A1」をベースにした「A1R」を発売。

1967年には「350A7」のレーサー「A7R」も登場した。


続いて1969年からは500SSマッハIII(H1)がベースになった

「H1R」の市販が開始された。

H1Rは世界ロードレース世界選手権(世界GP)にフル参戦を開始、

初年度にしてランキング2位を獲得、翌年以降も安定した好成績を残した。


1972年からは750SS(H2)の市販レーサー「H2R」が参戦を開始していたが、

H1Rは同時期も活躍を続け、

1974年になって水冷化を果たした「H1RW」に発展、

1970年代半ばまでサーキットを走り続けた。


なお、カワサキのレーサーといえばライムグリーンのマシンが

まず思い起こされるが、

実は参戦初期は「赤」だった。

ライムグリーンに塗られるようになったのは1969年の「K7RS」からで、

マシンのみならずスタッフの衣類までグリーンに統一された姿は

当時大きな衝撃を与えた。


というのも、ライムグリーンは

欧米ではあまり好ましくない不吉な色だったそう。

しかしその後カワサキのバイクはレースで大きな存在感を示していき、

カワサキの象徴といえる色として定着したのだった。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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