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【遠藤イヅルの名車カタログ】第80回 ホンダ・V45マグナ

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  • 2019.08.04

イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。 今週の名車は、排気量748ccのV4エンジンを搭載したアメリカンバイク「 ホンダ・V45マグナ」のご紹介です。

■ホンダ・V45マグナ ■エンジン:748cc4ストV型4気筒

■最大出力:77ps/9000rpm ■最大トルク:6.6kg-m/7000rpm


1980年代初期に続々と出現した国産アメリカンバイクの中に、

「ホンダ・VF750マグナ」があった。1982年の登場である。


ロングフォーク、アップハンドル、二段式シートで

アメリカンスタイルを演出したボディが特徴的な

VF750マグナに搭載されたエンジンは、

“VF”の名の通り、同じく1982年デビューの

「VF750セイバー」「VF750F」と同じ

世界初となる水冷V型4気筒750ccだった。


この3兄弟はエンジンこそ同じで国内仕様では最高出力72psを誇ったが

VF750セイバー(輸出名:VF750S)はノンカウルのネイキッドスタイルで

シャフトドライブのツアラーバイク、

VF750Fでは角形断面のダブルクレードルフレームに小ぶりなカウルを備え、

フロントタイヤは小径16インチを採用。

そしてアメリカンのVF750マグナ(輸出名:VF750C)は

リアサスペンションにコンベンショナルな2本ショックタイプ

(前者2台はプロリンク式)でシャフトドライブとなるなど

デザインや構造、性格はそれぞれ大きく異なっていた。


そして1985年、VF750マグナのフルモデルチェンジ版として

「V45マグナ」が登場した。

車名は、VF750マグナの輸出向け名称を引き継いでいた。


和製アメリカンの印象が濃かったVF750マグナに比べ、

V45マグナではより低く、長いクルーザースタイルに。

シート高さは700mmを切り、ホイールベースは1660mmもあった。

強い傾斜角を持つ4本出しマフラー、ディッシュ形状のリアホイールなど

各部ディティールも迫力と洗練さを増していた。


エンジンは同じくV4で、77psまでパワーアップ。

最高出力だけでなくトルクも増強され、

中低速域の乗りやすさも考慮した設定となった。


その後750ccマグナは、1993年に

海外向けの「VF750C マグナ」を

国内向け「マグナ」として発売を開始。

同年、250ccVツインの「Vツインマグナ」、

1995年には50ccの「マグナ50」を追加して

マグナ兄弟は全盛期を迎えることになる。


しかしマグナは1990年代末、

2006年にはVツインマグナ、2007年にはマグナ50も相次いで生産を終え、

一時代を築いたマグナシリーズも、残念ながら過去帳入りとなってしまった。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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