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【遠藤イヅルの名車カタログ】第84回 ホンダ・CB92

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  • 2019.09.29

毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。 今週の名車は、​1959年に登場したCBシリーズの元祖「ホンダ・CB92」のご紹介です。

■ホンダ・CB92 ■エンジン:‎空冷4サイクル2気筒

■最大出力: 15PS / 10,500rpm ■最大トルク:1.06kgm / 9,000rpm


1959年に登場したCB92

(正しくはベンリイCB92スーパースポーツ)は、

現在まで連綿と続くCBシリーズの祖として知られる。


ベンリイJ型に次いで1958年に発売を開始したベンリイC型の「C90」は、

空冷4スト125ccエンジン(11.5ps)を搭載した実用モデル。

当時の水準では、125ccで11.5psはかなりのハイパワーだった。


C90は翌年に「C92」に進化したが、

「CB92」はこのC92をベースに

15psを発生する高性能エンジンを搭載した、

日本初のスポーツモデルとして誕生。

当初は、受注による限定販売車だった。


この頃、ホンダは本格的にモータースポーツに参戦を開始しており、

「マン島TTレース」には1959年から参戦を開始している。

この年は結果が残せなかったが、

世界に「ホンダ」の名を轟かせることができた。


一方、CB92のデビューは、

1959年の「第2回クラブマンレース」となった。

このレースはアマチュアが対象だったが、

元来、TTレースに向けて開発していた「CB90」という

幻のモデルが素地にあるCB92はずば抜けて速く、

125ccクラスの上位を独占。

前年優勝のヤマハ勝利、という下馬評を覆した。


この時同時に開催されていたワークスレース

(第3回耐久ロードレース)にも

クラブマンレースで好成績を収めたCB92が招待枠で参戦。

しかもそのCB92は、

TTレースに投入されたDOHCエンジンのワークスマシンを

打ち破って優勝してしまったというエピソードがある。


この時のライダーは、

このレースを契機にホンダのワークスライダーにステップアップしたのち、

日産のワークスドライバーに転身し、

長年にわたり日本のモータースポーツを支えた北野元氏だった。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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