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【遠藤イヅルの珍車カタログ】第86回 ホンダ・カレン
- おすすめコラム
- 2019.11.10
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。 今週の珍車は、可憐なスタイルで人気を博したファミリーバイク「ホンダ・カレン」のご紹介です。
■ホンダ・カレン ■エンジン:空冷2ストローク単気筒49cc
■最大出力:3.1ps/5,500rpm ■最大トルク:0.43kg-m/4,500rpm
自転車のようなサイズで取り扱いも簡便、という手軽さが受けて
大ヒットとなった50ccバイク「ホンダ・ロードパル」。
意外なことに、これだけ“原付”を取り上げてきたこのコーナーで
取り上げていませんでしたが、
今回はそのロードパルを飛び越えて、
上級版の「カレン」をお送りしちゃいます。
カレンの名前は「可憐」から取られていました。
自転車的な外観のロードパルに比べると
シャリイホンダ的な「ファミリーバイク」らしいスタイルになりましたが、
低いステップフロアを採用して女性の乗り降りを考慮。
ロードパル同様、オートマチック採用により変速の煩わしさを解消したほか、
新たにセル付きも用意されていました。
エンジンもロードパルの2.2psから3.1psにアップしており、
11kg増えた車重をカバーしていました。
そういえばロードパルには
「パルフレイ」「パルディン」「パルホリデー」、
進化版の「ハミング」など
いろいろなバリエーションがありましたね。
って、一体日本の50ccバイクは何種類あるのでしょう(笑)。
まだまだ、このコーナーのネタも尽きそうにありません…。