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【遠藤イヅルの珍車カタログ】第97回 ヤマハ・アクティブ
- おすすめコラム
- 2020.04.19
毎週お届けするイラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。 今週の珍車は、当時のスクーター最強のパワーを誇った「ヤマハ・アクティブ」のご紹介です。
■ヤマハ・アクティブ ■エンジン:水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒
■最大出力:5.5ps/7000rpm ■最大トルク : 0.58kg・m/5500rpm
今回お送りするのは、ヤマハ・アクティブです。
1983年登場の50ccスクーターになります。
また1980年代原付かー!という声が聞こえてきそうなのですが、
ここまでこのコーナーを96回お送りしたうち、
なんと半数は70〜80年代の50ccバイクを取り上げています。
でも、それでもまだネタがあるのです。
日本の50ccバイクおそるべしです……。
話をヤマハ・アクティブに戻しましょう。
各社ともにスクーターの車種が増えるとともに
ベーシックなバイク、上位モデルなどの車格が出始めました。
ホンダでは上位車種として1982年に「リード」を発表。
ライバルのヤマハが、それを追って発売したのが、
高級スクーターのアクティブです。
50cc初の7ポート・トルクインダクションを装備したエンジンを搭載。
当時の50ccクラス最高の5.5psを発生しました。
フロントサスペンションにもメカニカル・アンチダイブ機構を
備えるなど、装備も充実していました。
デジタルメーターとアナログメーター仕様が選べたほか。
「アクティブ・スポーツ」を途中で追加。
わずか0.2psですがエンジンをパワーアップ、タコメーター付き
3連メーターを装備するなど、スポーティさをアピールしていました。


